以前、出川哲朗さんが、なくなったお母様とバーチャルで対面する番組があった。
出川さんが、待機する部屋にいて、亡くなったお母様様のバーチャル映像(?アンドロイドだったかもしれない)が出川哲朗さんの前に現れ、そのバーチャル母の映像に合わせて声を担当した女優がしゃべることで、出川哲朗さんとお母様の会話がなりたっていた。
声を担当した女優さんは、番組スタッフが出川哲朗さんの親族から集めた記憶を知らされており、出川哲朗さんの子供時代の思い出を話していた。
その中で、出川哲朗さんが涙を流してしまう会話があった。
その会話の内容は、生前のお母様が出川哲朗さんに昔つくってあげてた食べ物の話題だった。
で、その食べ物とは、味噌おにぎりであった。
どうやら出川哲朗さんは、子供時代にお母様が作ってくれていた味噌おにぎりが大好きだったようだった。
それを見ていて私も共感してしまった。
私も、母がたまに作ってくれた味噌おにぎりが大好きだったからだ。
母は、塩むすびも作ってくれていたが、私は圧倒的に味噌おにぎりの方が好きだった。
なんていうか、塩むすびだと、私にはちょつと物足りなく、何かおかずがほしくなった。
だが。味噌おにぎりだと、おかずなどなくっても全然平気だった。
何個でも食べられそうな気がした。
もしも味噌おにぎりの中に、何か漬け物でも入っていようものなら、私にとってごちそうだった。
まあ、中に何も入っていなくても、味噌おにぎりなら私にとってごちそうだったのだが。
そういえば、コンビニなどではおにぎりが何種類も売られているが、味噌おにぎりって見かけたことがない。
あなたの家の近くのコンビニやスーパーなどで、味噌おにぎりって売られているだろうか?
梱包が難しいのかなあ。
密かに、味噌おにぎりが好きな人って、けっこういると思うのだが。
もしも、商品としてあまり売られてないのなら、味噌おにぎりはれっきとした「おふくろの味」だったと思う。
だから、バーチャル母と対面した出川哲朗さんが、味噌おにぎりの話て涙したのは、わかるなあ。
なにせもう、子供の時以来味噌おにぎりって食べてないから。
私にとっては、懐かしい食べ物のひとつなのだ。
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