ネットのデマと、メディアの偏向報道

よくテレビではネットのデマについて触れられることがある。

確かにネット上には、デマはある。正しい情報もある。

利用者は、ネットで様々な情報を見たら、その中から見分けていかないといけない。

偏った情報を鵜呑みにするのは確かに危険。

 

だがその一方で。

ならばメディアが報道してる情報は全て正しいのかというと、そこにも疑問はある。

偏向報道もある。なので、鵜呑みにしてはいけないというのは、ネット情報のみならず、テレビや新聞の報道にもそれは言えると思う。

フェイクニュースがよく取り沙汰される昨今なら、なおさら。

メディアを利用してフェイクニュースを流す人もいるわけだから。

 

メディアがネットのデマ情報を取り上げたいのはわかる。ネット情報に真偽の危険性は確かにあると思う。ある意味、テレビにとってはネットはライバルみたいなものになってきてるから。

ならば、メディアの偏向報道の危険性についても、同時に取り上げてほしいとは思う。

なんだかんだ言っても、メディアの報道の影響力はまだまだ大きいのだから。

 

過去にメディアの偏向報道が事件に繋がったこともあったし、それによって人の人生を狂わしたりして問題視されたこともあったのだから。

時々、ネットニュースなどでは相当大きな問題になってる事件なのに、テレビなどでは不自然なくらい報道されない事件もあるものね。

そういう例を見るたび、不自然で、不思議に思えることもある。

そんな状況を見ると、その不自然さに、スタッフの意図も感じてしまうこともある。

すると、不信感はますますアップしてしまう。

 

ネットのデマ情報を批判するのと同時に、メディアの偏向報道問題も取り上げてほしい。

そうすることで、信頼度も上がると思える。