時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

電車の指定席売り場での、困った人

2014年12月19日 | 

旅行や出張などに電車で出かける時に、指定席を買うために、窓口に並んだことがある方は、きっと多いだろう。

その窓口が混んでることというのは、よくある。そんな時は、人が並んでいる列が長く続いているものだ。

後ろの方に並んでいればいるほど、早く列が進んでくれないかな・・などと思ったりもする。

列が早く進むためには、その時カウンターで売り子と相対してる客が、なるべく速やかに切符などの購入が終わってくれないかな・・などと思ったりもする。

そんな時、ついつい、カウンターで売り子と相対してる客と、売り子のやりとりの様子を見てしまう。

そのやりとりの声が聞こえると、その客の購入がまだまだ時間がかかりそうか、あるいはもう終わりそうか、予想がつく場合もある。

 

 

私はそういう指定席を買う列に並ぶ場合、あらかじめ自分の希望する電車を第1希望・第2希望・時には第3希望まで下調べしておいたうえで、それを紙や携帯にメモしておいたうえで並ぶことにしている。

もしくは、それを「申込用紙」に書いて準備しておく。

そういうのって、普通じゃないかな・・とも思う。

 

でも、中には・・それが普通ではない人もいるのも事実で・・。

 

例えば、先日。

電車の指定席を買うために、列に並んだのだが、私が並んだ時にカウンターで売り子と相対していた若い女性客が、いつまでたっても購入が終わらない。

少なくても30分以上は止まっていた。

その間に、列はどんどん長くなっていった。

見れば、後ろのほうに並んでいる客は、腕時計を気にしながら、カウンターでいっこうに購入が終わらない女性客をジ~~ッと見ていた。

かくいう私もその中の一人。私はその時、列の前から3番目か4番目あたりにいた。

 

カウンターの若い女性客は、一体何にこだわっていたのだろう。その客と窓口の人のやりとりを聞いてると、どうやらその女性客は何も考えずに購入にきたみたいだった。

自分で調べるのが面倒くさかったからであろう。

その割には、相当こだわりがあったみたいだった。窓口の案内人に、いわば「丸投げ」していたわけだ。丸投げしている割には、売り子が提案してくるアクセスに、不満を持っていたか、あるいは他のアクセス方法と比べさせていたのではないか。

 

それほどこだわりがあるのなら、あらかじめ自分で調べておけばいいのに・・・と私は思わずにはいられなかった。

ある程度自分でも調べておいたうえで、更にそれよりお得なアクセスコースがあるかどうかを売り子に聞けばいいのではないか。

 

 

そのうち、並んでいる人たちも相当いらつきはじめているのが分かった。

 

その女性は、自分一人でいつまでもカウンターを占領していて、その結果、後続の列がどんどん人が増えて長くのびていってることに気付かないでいたのか?

いや、そうでもないだろう。時折、売り子がアクセスを調べている間、その女性は手持無沙汰そうにたまにチラッと横を向いて、さらに横目で後続の列のほうを無表情で見ることが2~3回あった。

 

もし私がその女性の立場だったら、売り子が提示してきたアクセスを、適度なところで受け入れたと思う。いや、それ以前に・・・そうならないために、あらかじめアクセスを自分で調べて行ってるはず。そのへん、前述の通りだ。

 

とりあえず、私がその女性の立場だったら、自分が動かないために後続の列がどんどん長くなっていってる状況が気になってしかたなくなると思う。いたたまれなくなるかもしれない。

 

されど、その女性は、自分の後ろの列がどんどん長くなっているのが分かっているにもかかわらず、全く気にならないのか、何度も何度も売り子に調べさせている。

 

その場は、そのままいたら、後ろの方に並んでいるオヤジさんたちから「いいかげんにしろ!」みたいな怒号が飛びそうな雰囲気になっていった。

見れば、オヤジたちだけでなく、オバサンたちもかなりいらついてきているのが分かった。

特に子連れの主婦などは、並んで待っているのに飽きた子供がぐずったり、その場をあっちに行ったり、こっちに行ったりしてしているのを気にしているようだった。

 

その女性と相対してるカウンターの隣には、もう一人分のカウンターがあり、当初はその「隣のカウンター」は常識的な時間内で客が入れ替わっていったのだが、やがてその「隣のカウンター」に進んだオバチャンが、これまた売り子に「丸投げ状態」だったもんだから、その「隣のカウンター」も完全に止まってしまった。

かくして、2つあったカウンターは全く客が入れ替わらない状態に。

 

列はますます長くなった。しまいには、出入り口の中におさまりきらず、出入り口の外にも人が並びそうになった。

 

長い長い待ち時間が過ぎ、やっとその女性は購入が終わった。で、列には目もくれず、無表情でその場を立ち去っていった。そそくさと。

当然、その女性には、列に並ぶ客たちからの視線が刺さっていた。そして、それらの視線は、振り返らずにスタスタ歩いて人ごみに混じっていった女性の後姿にへばりついていた。

 

やがて、やっと私の番になった。

私は、購入希望を記した紙を売り子に渡し、さらに自分で調べたアクセスや希望電車の第1希望から第3希望までのリストを書いたメモを見ながら確認し、ほんの数分で購入完了。

 

列に並んでいる客に少しでも早く順番を渡したかった・・というのもあったので、なるべく急いだ。

 ちなみに、カウンター内で客の応対をしていた売り子には、私は何も問題は感じなかった。

先ほどの女性客以外には、すんなり対応できていたから。

 

先ほどの女性がいなくなって、心なしか・・いや、確実に、列に並ぶ客たちの表情に安堵感が宿っていた。

 

 

やはり・・・電車の指定席の切符を買う列に並ぶ時は、もしも料金や所要時間や席にこだわりがあるのなら、売り子に丸投げするのは・・・ダメだと思う。

あらかじめ・・少なくてもある程度は自分でも調べた上で並ばないと・・・。

 

 

電車の指定席を買う列に並んだことのある皆さん、この日記で書いたような「こだわりがある割には、売り子に丸投げの人」がカウンターで居座り、列が全く進まなかった経験・・・ありませんか?

 

列の中に、そのあとに何か時間しばりの予定が入っている人がいたら、かなり悲惨・・。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恋のメキシカンロック  b... | トップ | 幕末の微笑み »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事