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富士山の気軽な登山がちょくちょく問題になっている。
登山道の渋滞ぶりもそうなら、軽装が多い登山者の数も問題視されている。
登山者の映像を見てると、特に外国人旅行者の軽装ぶりが目立つ。
サンダルで登ったり、半袖短パンで登ったりしてる人もいる。
いや、外国人だけでなく、日本人でも例えば革靴とスラックスで登るサラリーマンもいる(笑)。
一応3776メートルの高さの高山なのに…。
それを考えると、ちょっと信じられないのだが…。
思うに、外国人登山者には、富士山はファミリー向けの山だと思われてるのかもしれない。
実際、子供の登山者もいるしね。
これが海外の著名な高山だったら…例えばマッターホルンなどでは、子供の登山者とか軽装の登山者など、ほぼいないのではないか。
ある意味、富士山って、舐められてるのではないだろうか。
あれだけ高い山なのに、とうも舐められてるような気がしてならない。
私は富士山には登ったことはないが、3000メートル越えの山であることで、甘く見る気にはなれない。
富士山は女性で例えれば、絶世の美女だと思う。
そのフォルムは例えようがないくらい、美しい。
なまじ超絶の美人だから、その美しさゆえ甘く見られてるのかもしれない。
だが、富士山は決して家族向けの山なのではないと思う。
高尾山のような山とは、わけが違う。
いや、高尾山だって、舐めたらしっぺ返しをくらいかねない。
美人ではあっても、富士山は舐めて登ってくる登山者には遠慮なく罰を与えてくることがある。
以前、冬の富士山に、軽装で登ってそれを動画中継してた人が滑落死したことがあったではないか。
確か、雪面で足を滑らせて滑落死したと思うし、その映像がテレビでも流されたことがあった。
私自身も、その映像は何回も見た。
そのニュースには、登山の心得がある方からは、かなり厳しい意見が寄せられていた。
冬山にあんな装備で登るのは自殺行為であると。
富士山が舐められてしまうのはなぜだろう。
ちょっと考えてみた。
思うに、富士山はほぼ独立峰で、ふもとは人里が多く、また5合目までは楽に行けるからではないか。
例えば、槍ヶ岳などは、山奥の山奥にある。人里の近くではない。
槍ヶ岳に登るには、歩きで山奥まで延々と行かねばならない。
なので、おいそれと気軽な気持ちでは登れない山だと思う。
だが富士山は、人里に近く、なおかつ5合目までは気軽に行ける。
そして5合目から山頂までのルートは、登山道としてしっかり整備されている。
5合目まで来たついでにせっかくだから山頂まで行ってみようかという心境になる人もいるのかもしれない。
背広と革靴で登ってる人や、上半身が裸の人や、サンダルで登る人を見ると、そう思えてしまう。
ましてや相手は日本を代表するアイコンのひとつである富士山なのだから。
だが、そういう要素が、富士山が舐められてる原因のひとつではないか。
富士山は、決して舐めてかかれるような相手ではないのだ。
その辺をもっとアピールしないといけないのではないか…と思えてならない。
私は断然「海」派の人間なので、登山をする人達の気持ちが分かりません。
かつて富士山に登った(と言うより強制的に登らされたのですが)時、富士は遠くから見るもので、決して自ら登るものではない!つくづくそう思いました。
真夏に登ったのですが、とにかく寒かったです。8合目を過ぎる頃にはダウンジャケット着て、その上に米軍払下げのポンチョ着てましたね。
山好きの友人に言わせると、人がいなければとても楽な山だそうです。楽?どこが?!
登山道がキチンと整備されてるし、休憩所もいっぱいあるし、すっげえ楽じゃん、だそうです。
私が登ったのはもう四十年以上前なので、今はもっと整備されて登りやすくなってるのかも知れませんが、それでも決して軽装備で登る山ではないと思います。
私は二度と登りたいとは思いません・・・山頂で撮った写真がありますが、私の顔、もう完全に死んでます(笑)
あれだけの高さがあれば、そりゃ上のほうは寒いはずですよね。
たとえ麓のほうが暑くても。
捨丸さんは登ったことがあるのですね。
ならば、山頂付近がどんな気候かはわかりますよね。
真夏に登っても、上のほうはダウンですか。
そういうことは、登山者にもっと伝えたほうがいいですよね。
あるいは、登山者には、服装や装備のチェックをする人がいたほうがいいのかもしれませんね。
あと私が気になるのはゴミ問題。
このままては、富士山はいつか世界遺産から外れてしまいそうな気がしてます。
登山が趣味の人にとっては、富士山は楽な山なのですか。少なくても人がいなければ。
でもそういうことはあまり広めないほうがいいかもですね。
じゃないと、勘違いする登山者がますます増えそう。
私も1度くらいは登ってみたい気はしますが、あの人混みを考えると、二の足を踏んでしまいます。
ともかく、混みすぎですね。
夏場なら朝から登り始めれば半袖短パンでもいいのかなとは思いますが、それでも上はそれなりに気温は低いと思いますよ。
外国の方は日本人とは耐寒度合が違うみたいですよね。当地でも真冬に半袖Tシャツ1枚なんて姿の観光客見かけますし(笑)
ゴミは富士山に限らずどこの観光地でも問題になってますね。平地ならまだしもなにしろ日本で一番高い山ですからね、掃除も大変ですよね。聞いた話ではペットボトルやスナック菓子、オニギリの包装フィルムや弁当の容器がとても多いそうです。
登山道の要所要所には食事休憩できる店がありますが、やはり流通の問題でとても高いのです。それで登山前にコンビニなんかで買い込んで行き、登山中に空になった容器を捨てちゃうんでしょうね。基本小さくてもリュック位は背負ってるんだから潰して持ち帰る事も出来るはずなんですけどね。
こうしたマナーの悪さは、やがて厳しい入山ルールになるんでしょうね。
例えば入山時に荷物の申請し、下山時に申請とゴミを照らし合わせて違反があればそれなりの罰金やペナルティを課すなんて事になるかも知れません。
私が好きな海も同じです。特に夏が終わった後の浜辺やその周辺のゴミは目を覆いたくなります。
早くこうした傾向を抑えて行かないと、海も山も遠くから見るだけのものになっちゃいそうです。
そりゃ寒いでしょうね。
上高地みたいな標高の高い場所でも明け方は夏でも寒いです。
日本一高い富士山なら、なおさらでしょう。
体感温度の違いは、日本人と外国人とでは違いはあるかもしれませんね。
体質的にも。
もっとも、日本人でも普通の一時体感温度が違う人はいますよね。
ゴミの問題は、真剣に考えないとまずいでしょう。
普通の山でもそうなんですから、ましてや世界遺産である富士山なら、なおさら。
じゃないと、日本が誇る富士山であっても、世界遺産から外されてしまうかもしれません。
そんなことを考えると、富士山の入山規制が厳しくなるのは仕方ないような気がします。
富士山がゴミの山になってしまうのは、日本人としてかなりイヤです。
そんな扱いをしてたら、富士山だっていつか怒って爆発してしまうかもしれません。
真の意味での爆発です。