時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

電車のドアが閉まろうとしてる時に聞こえた、慌てた「降ります!」宣言

2015年06月21日 | 日々の、あれこれ

電車に乗る時、まずは降りる人が優先・・・というのが、日本での電車マナーになっている。なので、多くの人は、それを一応守って、乗り込む人たちはまずは降りる人が降りきるのを待つ。

そして、降りる人が降りきった時に、今度は乗る人が電車内に乗りこんでいく。

 

降りる人が多くて、その列が途切れないうちに、電車のドアを閉める音が駅になり響くこともあり、自分が「乗りこむ側」だった場合、そんな時、少し焦ることもある。

つまり、電車のドアがもう閉まる合図をしているのに、降りる人がまだ続いている・・・そんな状況である。

乗りこむ客が乗り始める前にドアが閉まってしまったら困るなあ・・・などと思って。

 

でもまあ、そこは少しの辛抱で、降りる人が降りきった段階で、乗りこむ人が一気に乗っていく。気持ち、急いで乗り込む。ふう、電車のドアが閉まる前に乗りこめた、間に合った・・などと思いながら。

 

だが。

たまに。

 

こんな時に。

 

やっと、降りる人が降りきって、ドアを閉める音が鳴り始めている時に、やっと「乗りこむ客」が乗り込む順番がやってきたのに・・

電車の奥の方から

「降ります!」

と叫んで、乗りこむ人の流れに逆らって、・・というより、乗りこむ人を押しのけたり、体当たりして、降りようとする人がいることがある。

その人は、自身が乗っている電車が今着いている駅が、自分の降りる駅であったことに気付かなかったか、あるいは座席に座って寝てしまっていて、ドアが閉まろうとしてる時に目が覚めて、慌てて降りようとしているか、あるいは、電車内でボ~ッとしていたか、あるいは、乗りなれない電車に乗って、混んでて駅名が確認できなかったか・・などの理由で、そういう状況になってしまったのであろう。

 

ただ、乗りこむ側にしてみれば、人が降りるのを待って、電車のドアが閉まろうとする合図の音が鳴り響いている中でやっと乗りこむ番がやってきたわけで、乗りこむ側の人から「今頃、降りますはないだろ」「今頃、言うなよ」「今更遅いんだよ」などの声が飛ぶことがある。

実際にそういう光景を私は何度か見たことがある。時には押し合いでもめてしまうシーンも何度も見たことがある。

 

乗りこむ側の人は、たいがいの場合はそういう「今頃降りる」人に対してある程度配慮して、降ろしてあげるものだ。

 

だが・・電車のドアがもう閉まろうとしてる時に、大量の人が電車に急いで一気に乗りこんでいる時だと、「今頃降りる人」は、乗り込む大量の人の波や圧力に押し返され、降りられないこともある。特に、女の人。

男の人の場合、乗り込んでくる人の群れに向かって、まるで体当たりするかのように、乗り込む人たちに強引にぶち当って降りようとし、その結果、乗り込む人たちの間から怒号が飛んだりもする。小競り合いになることもある。

 

そんな時。そういう「今頃降りようとする人」の様子を傍で見ていて、「まあ、文句言われるのも仕方ないよなあ」とか、「ちょっと自業自得かも・・」とか、「降りるなら、あらかじめ準備しておきなよ」とか思ったりすることがある。気の毒ではあるけどね・・。

 

まあ、乗りなれない電車だと、駅が分かりづらい場合があるのは仕方ないのだが、乗りなれない電車であればなおさら、自分の降りる駅への確認は気をつけないと。駅が分かりづらい時は、誰かに聞くとかして。

 

とはいえ、ひょんなことから、自分自身が、流れに逆らって「今頃降りようとする人」の立場になってしまう可能性もある。

なので、そういうことにならないように気をつけているつもりだ。

 

その電車が、停車駅の少ない急行電車とか特急電車なら、ひと駅降り逃しただけで相当な違いが出てしまうので、なんとしても降りないと仕方ない。たとえもめることになっても。だが、その電車が各駅停車の電車で、しかも運行間隔がさほど長くない電車の場合(いい例が山手線)は、すでに乗り込む人が大量に一気に乗り始めていて、しかもドアが閉まろうとしているタイミングの時に「今頃降りようとする人」が無理やり降りようとして、皆に迷惑かけてしまったり険悪な状況になってしまいそうな時は、もうおとなしくあきらめなさい・・と思ったりすることはある。

なにしろ、元々は「今頃降りようとする人」が、駅に気がつかなかったのが悪いわけだし・・。

だいいち、乗り込む人だって、それまで降りる人が降りるのを待ってるし、ドアが閉まる警告音(?)が鳴り始めたら、乗り込みたいだろうし。

 

そんな状況になってしまったら、もしそれが運転間隔が短い各駅停車の電車なら、もうおとなしく次の駅に行き、そこで乗り換えて戻ってきてもらうしかない場合もあると思う。

それがどうしても嫌なら、自分の乗っている電車の停車駅情報をちゃんと把握しておかないとなあ・・。急いでいるのなら、なおさら。

 

降り忘れてていて、あわてて降りようとして、すでに大量の人が一気に乗り込みはじめてるタイミングで、乗り込んでくる人たちに体当たりするようにして無理やり降りようとして、社内の雰囲気が険悪になっている状況を見るたび・・そう思う。

 

 

あ、もちろん、ドアが閉まろうとしてるタイミングじゃない時や、乗り込む人が大量ではない場合は、問題ないのだけど。普通によけてあげれば、その人は降りられるわけだし。ラッシュ時の山手線ほどの混み方じゃなければ、大丈夫なはず。

 

でも。

それよりも一番大事で、根本的なマナーは、ドアーが閉まりかけているタイミングで、「今頃あわてて降りようとする」ことのないように、心の準備をしておくことであることは、言うまでもない。

駅情報をよく把握してない場合は、周りの人に聞くなりして。

うっかりしていた場合は、悪いのは自分であり、そのツケを、乗り込んで来る人にぶつけたら・・そりゃ、小競り合いになってもおかしくはないのだ・・。

そういう時は、たとえ降りられなくなっても、乗り込んでくる群衆に文句は言えないとは思う。

ドアが閉まりかけてるタイミングで、たった1人の降り忘れていた人のために、「これから乗り込む人」が何人も乗り込めないことにでもなってしまったら、それはそれでどうかと思う。

 

 

だいいち・・・慌てておりようとしても間に合わず、ドアに近付いたところでドアが閉まってしまい、降りられなかった場合、・・・・・電車内に取り残されて、けっこうバツが悪いものもあるのではないか。

 

そんなバツの悪い立場になってしまった時、さもなんでもない・・というか、さも「想定内」のような表情やフリをする姿をものまねする・・お笑い芸人による、そんなギャグもあったっけ(笑)。

 

 

 

 


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