![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/c5/e3001638798ff866805db0c89665a13d.jpg)
先日、おけいさんこと四角佳子さんと、岩澤二弓さんのライブに行ってきた。
最近、聞き役専任の立場で客としては全然ライブを見に行ってなかった。
なので、無性にプロのアコースティックライブが見たくなっていた。
そう、アマチュアのではなく、プロのアコースティックライブを。
場所は東池袋のPLAYERSというお店。
アコースティックバーである。
おけいさんは古橋一晃さんというサポートギタリストを伴ってのライブだった。
私はおけいさんの生ライブを見るのは初めてだったが、さすがにヴォーカルが心地よかった。
選曲のほうも、「雨が空から降れば」「春の風が吹いていたら」「出発の歌」などのおなじみの曲を交えて、たっぷり1時間。
古橋さんのでしゃばらなくて、なおかつ的確なサポートの好演もあって、けっこうリラックスしておけいさんは歌っていたと思う。
特に「春の風が吹いていたら」は好きな曲だったので、嬉しかったかなあ。
また、タイトルは失念してしまったが、おけいさんのステージのラストから2曲目の曲は特に素晴らしく、聞いてて切なくなってしまった。
なんていうタイトルなんだろう。
岩澤さんは、あのブレッド&バターのメンバー。
「ミスタータンバリンマン」などの洋楽と、自作曲を交えての弾き語り。
そういや・・私は大学時代、ウォークマンで、ブレッド&バターのアルバムを、学校の行き帰りによく聴いてた時期があったことを思い出したなあ。
おけいさんのライブは、全体的にアルペジオを活かしたじっくり聴かせる楽曲が中心だったが、岩澤さんはストローク系中心のレパートリーのなかにも、フィンガーピッキングをいかした曲を織り交ぜてのパフォーマンス。
後半、短調の曲(新曲?)で、コード進行などでハイセンスな流れを持つ曲をじっくり聞かせてくれていたが、すごく印象に残った。
残っていく曲になりそうな気がした。
やはり、プロのライブは、なんていうか、安定感があって、安心して聴いていられるのがいい。
たとえミスった箇所があっても、それでそのライブがボロボロになることはない。
終わってみれば、充実感のあるライブに、しっかりとなっていたと思う。
歌唱力や楽曲の良さはもちろんだが、トークの流れと、その安定感が、やはりアマチュアとは違う。
そのへんの差は、大きいなあと実感。
ライブ後、出演者とお話しできなかったのが残念だったが、音楽的に、そしてライブ的に、充実した思いで帰宅することができた。
先日の台風の日のように電車が来ない・・なんてことはなく、しっかりと一定間隔で電車が来て帰れることの幸せを感じながら乗る電車の外は、ここんとこ一気に涼しくなった夜が世界を包んでいた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます