ちょっとしたことを、物忘れすることがある。
おかしい、まだボケるような年齢ではないのに・・・・なんて思うのだが、「なんでこんなことを忘れるんだ」・・と思うと、自分が情けなくもあり、イヤにもなったりする。
たいがい、何か作業をしてる途中で、邪魔が入ったり、他のことに気を取られたりした時に、物忘れがやってきたりする。
例えば・・
何かを探していたはずなのに、何を探していたか一瞬忘れたり。
外出する時に、財布や携帯は持ったはずなのに、持ってない・・・だが、よく探したら違うポケットに入れていたり。
同じく携帯や財布が、いつもの場所になくて、探してみるととんでもない場所に置き忘れていたり。「なんでこんなところに置いたんだ」・・と自分に腹が立ったり。まあ、そんな時はよく思い出してみると、それをいつもと違う場所に置いたのは、それなりに理由があったりもするのだが・・。
パスワードを入力する時に、パスワードを忘れたり。・・というか、最近はパスワード入力する個所がPCや携帯などで多いので、どれにどのパスワードを設定したか忘れたり。
人の顔も覚えてるし、名前も覚えてるのだが、会った時に顔と名前が一致しなかったり。名前を間違えたり、出なかったりすると逆効果なので、挨拶しそびることがけっこうある。しばらく会ってない方と久々に会うと、こういうことがよくある。
特定のものを買うために外出したのに、何を買おうとしたのか忘れて、思いついた「他のモノ」を買って帰り、帰宅してから自分が本当に買おうとしたものを思い出したり。
鍵をかけたはずなのに、駅まで歩く途中で、ちゃんと鍵をかけたか不安になり、わざわざ家に戻ったり。そんな時は、家に帰って確かめてみたら、ちゃんと鍵はかけてあったりする。鍵がかかっている安心感は得られるが、引き返してくるのにかかった時間が、もったいなくもあり、損したようでもあり。
歌詞を覚えてたはずの「馴染みの歌」の歌詞を、ド忘れしたり。
クイズなどで、知ってるはずの答えが、とっさに出てこなかったり。
テレビでやってたのだが、誰かに電話かけて呼び出してる最中に、自分が誰に電話してるのか忘れるケースもあるらしい。これには笑えた(笑)。相手としては困るよね。だって、着信音が鳴るから電話に出てみたら、いきなり相手から「アナタ、ダレ?」とか言われたら。それはこちらが言いたいセリフだ~。
とまあ、思いついた例をあげただけでも、すらすらと上記のように何件もあげられる。
もうホントに自分がイヤになってしまう。
財布や本などをどこに置いたか分からなくなってしまった時、その「見当たらないモノ」に音声発信装置でもついてればいいのに・・などと思う。
こちらがそのアイテムが感知するボタンなどを推すと、そのアイテムにつけられた音声発信装置が鳴り、位置的にどこにあるかが分かれば探しやすい。少なくても、「確実に近くにある」かどうかがわかるだけでも、かなり大きいし、探す「励み」にもなる(爆)。
まあ、その点携帯なら、もう一台あれば、もう一台の方で「見当たらない携帯」に呼び出しをかければ見つかるだろうけど。
仮に「音声発信装置」みたいなものがあったとしても、持ち物全てに装着するわけにもいかないしなあ。
ともあれ。
物忘れ・・そのものを忘れたい。
なお、写真は、「買ったはずなのに、どこにしまったのか分からなくなっていた」コミック、「平家物語」。
本棚の奥の方に埋まってた・・・。