今年も夏は過ぎてしまった。夏に悲喜こもごもの思いをした方は多いことだろう。
夏といえば、海のイメージがある。海水浴などに行くと、日焼けはつきもの。
だが、日焼けには、体質的に、合う合わないの問題があると思う。
私は肌が弱いほうだ。そして、白いほうだ。
昔、小麦色の肌がもてはやされた時代があったが、私にとっては辛い時代だった。
CMなどで、海辺で小麦色に焼けた女性が、いかにも夏を謳歌してるような映像がよくあった。また、サーファーなども良く日焼けし、女性にモテていたのが、羨ましくて仕方なかった。
自分も小麦色の肌になりたいと思って海水浴などに行くとサンオイルなどを縫って日焼けに励んだものだったが、夜になると最悪だった。
私の白い肌は、小麦色になるどころか、真っ赤になってしまい、水泡みたいなのが浮き出てきて、かゆくてかいているとすぐにボロボロむけてしまい、やがてはゾンビのような肌になるのがオチであった。
いつも。
いつも・・・と書いたのは、「前回は焼き方がいけなかったのかもしれない、今度こそ」と思いなおし、毎年挑戦してた時期があったからだ。
だが・・いくら挑戦しても、小麦色の肌にはならなかった。毎回同じオチだった。
しまいには・・さすがにあきらめた。
自分の肌質は、そういうふうにはならないものなのだ・・・と思い。
小麦色の肌がもてはやされていた頃、肌が白いというのは、ちょっとしたコンプレックスであった。
でも・・・よく考えたら、母の肌も白かった。父の肌はそうでもなかったが・・。
どうやら私の肌は、母の遺伝らしかった。
母は、雪国生まれの雪国育ち。雪国生まれで雪国育ちの人の多くがそうであるように、肌が白い。
私自身は東京生まれの東京育ちではあったが、肌の面では母の遺伝子を受け継いでいるようで、肌が白くて、小麦色にならないというのは、私の体質なのだろう。
そういう体質であるなら、こりゃもう努力してもしょうがない。
小麦色の肌になる素質は自分にはないのだ・・・時間がかかったが、やっとその事実を受け入れ、やがて・・・あきらめた。
あきらめてからは、今度は逆に、あまり日焼けしたくない・・そう考えるようになった。
日焼けして、肌に水泡ができてかゆくなり、剥けて、ゾンビ状態になるのが嫌だったから。
特に、顔の皮がむけて、顔がゾンビ状態になるのが・・・いやだった。
町を歩いていたり、電車に乗ったりすると、日焼けで顔がゾンビ状態になってる人をたまに見かけることもあった。
すると、日焼けして顔の皮が剥けた自分も他人から見たら、そう見えているんだろうなあ・・・と思い、日焼けは・・特に顔は日焼けしたくないという気持ちがだんだん強くなっていった。
で、小麦色の肌を目指す・・というテーマは私の中で完全に消滅した。
一緒に海に遊びに行った友の中には、私同様に肌が色白な奴H君がいて、そのH君は私以上に日焼けすると悲惨だった。
たいした日焼けぶりでもなかったのに、肌が露出していた部分すべてが真っ赤になり、あまり動けなくなり、気分・・・というか具合が悪そうになった。なにやら、まるで病気にでもなったかのように元気がなくなった。
海水浴旅行が楽しいものではなくなっている様子だった。
友のそんな姿を見ると、「こうなったらもう日焼けしたくない」という思いは、私の中で強くなっていった。
今では海水浴に行くことはほとんどなくなった。
だが日差しの強い日に外出すると、たとえ夏でなくても、若干日焼けしてしまうことはある。
すると・・・かゆくなってくる。
一応、あまり日焼けしすぎないようにはしてるので、ゾンビ状態にまではならないでいるが、ちょっとの日焼けでもすぐにかゆくなって、目立たぬレベルで皮が少し剥けてしまう自分の状況を考えると、もし今自分が海水浴にいき、小麦色の肌を目指してガンガン日焼けしたら、どうなってしまうだろう・・・そんなことを考えることがある。
おそらく悲惨なことに・・・。
今の自分なら、たとえ海水浴に行っても、パラソルを借りるなり、海の家に居るなりして、なるべく日陰にいようとするかもしれない。
小麦色の肌・・・今は昔ほどにはプッシュされてはいないような気がする。
少なくても私が若かった頃ほどには。
70年代は特に、もてはやされていたからなあ。
日焼けして小麦色の肌になれるということは、それはそれでひとつの素質に恵まれているということ。だから、その素質を活かして、こんがり焼けて健康的で魅力的になって、人生を謳歌すればいいと思う。
逆に、小麦色の肌になれる体質ではない人は、あまり無理しないほうがいいと思う。
顔の皮が剥けてゾンビみたいな顔になって職場に行ったり、仕事したりするのは・・・・できれば避けたいでしょう?
特に人前に出る仕事をしてる人は。
私が同じ状態になったら、治るのにはけっこう時間がかかりそうです。
小学校の頃のクラス写真なんか見ると周りの級友たちに比べると明らかに顔なんかのトーンが違いますもんね。
あ、写真はもちろんモノクロです(笑)
肌が強い訳ではないですよ。
時折頼まれて知人宅の庭の手入れなんかやってるんですが、
草の汁なのか樹液なのか、肌が露出してた部分全域にプツプツが出て赤く腫れる事があります。
この腫れがおさまるまでがとても痒いんですよね。
でも、だいたい冷水で洗って薬を使わなくてもおさまるんですがね。
医者に行って調べてもらえば何が原因なのかはわかるんでしょうが・・・・すぐおさまっちゃうもんで。
あ、結局肌が丈夫って事か(笑)
それにしても、皮が剥けたことがないとは、、、。
羨ましいです。
日焼けで皮が剥けるのって、これ辛いんですよ。
肌がパリッとした感じになり、ブツブツみたいに水泡が浮き上がってきて、やたら痒くなるんです。
で、かいていると、ボロボロ皮が剥け始めます。
その後、剥ける箇所が広がっていく。
剥けた箇所は、肌の色が薄く、剥けてない箇所と剥けた箇所の対比がはっきりします。
これが顔だと最悪。
でも、顔の鼻の部分は、とかく剥けやすい。
顔の肌が、まだらのようになって、、、。
ともかく、剥かずにいられないくらい、痒いんです。
この辛さは、体験しないとわからないかも。
なんか、肌が白い人ほど、そうなりやすい気がします。
捨丸さんは、肌が強いんだと思います。
これって、体質の強みだと思います。
やはり、羨ましい、、。
捨丸さんは、日焼けに負けることはないと思います。
釣り向きの体質かも。
無理をしない事が一番ですね。
私は子供の頃からとにかく夏は真っ黒でしたが、いわゆる小麦色ってんじゃなくて、もっと黒っぽい感じで焼けてました。
それに不思議な事に、他の人みたいに皮がむけるという経験をした事がありません。
お風呂で身体を擦っても、やっぱり皮は剥けませんでした・・・これって体質なんですかね。
実は今もしょっちゅう釣りに行くもので年間通じて陽に焼けてます。
それでもここ数年は男性用の日焼け止めを使ったりはしているのですが、
正直言ってあまり効果はありません(笑)
まあ歳も歳なので皮膚には決してよくないのは分かっているのですが、
やめるにやめられないのです、釣りって(笑)
どこかの国の諺いわく
「一生幸せでいたいのなら釣りをしなさい」
だから・・・日焼けなんかに負けるもんか!!
なので、日焼けにも弱いのでしょう。
そのことをよく把握もせずに、単に「小麦色の肌」になりたくて日焼けしようとしていた時代、ほんと悲惨でした。
自分は日焼けには向いていないということを把握するまで、時間がかかりました。
今はもう、日焼けしたいとは思っていません。
H君は、私以上に肌が弱かったんでしょうね。
でも、当時のH君は、私同様に、「日焼けにむいていない」ということを把握してなかったんだと思います。
当時、アウトドア系の雑誌が人気があり、そこでは小麦色の肌の魅力を強調する記事が、よくありました。
それに乗せられていたんだと思います。
日焼けというのは、一種の「やけど」であり、場合や体質によっては、肌に良くない・・という説が出てくるようになって、やっと少し沈静化した気はします。
今では、鮎川さんのように「むしろ日焼けしたくない」という女性は多いみたいですね。
日焼けに向いてる人は日焼けさせて、向いていない人は日焼けを避ける・・・・これでいいのでしょう。
真夏でも、真夏だからこそ長袖を着て、手や顔などは日焼け止めクリームを塗る方が良いでしょう。
私は、あまり焼けない体質のようです。
それでも夏になり、本格的に暑くなってくると、日焼け止めクリームは欠かさないです。
女友達で、ゴルフのキャディをやって、趣味でサーフィンをしている娘がいます。
やはり日焼けして、可愛らしい小麦色の肌をしていますね(笑)
写真で見せてもらいましたけれど、キャディの時は顔以外は、全く露出ありません。
その時でも顔を取り囲むような大きな帽子…?
要するに、「キャディ」と聞いて、男性が期待するような、ゴルフ場で可愛らしい服装で活躍する…などでは全くありません(笑)
という事は、サーフィンしているから、彼女は全身小麦色なんですね。
私は、日焼けして小麦色にもなりたくないので、夏の日々、サーフィン以外にも、海へ行くことも全く無くなりました。
日焼けは絶対したくない私と、サーフィンすることで積極的に日焼けする彼女。
女性であっても、「肌の色」に対しては様々な価値観ですね。
尤も私が日焼けして、小麦色になっている姿、全く想像できませんよね?(笑)