ワンコインで買えなくなったタバコ

 

 

それにしてもタバコの値上がりが凄まじい。

凄いペースで毎年上がってきている。

値上げというものには拒絶反応を示す国民も、ことタバコの値上げに関しては賛成する人もいるので、上げやすいのだろうね。

２０２０年の秋の値上げは一気に５０円ぐらい上がった。

ここ数年は値上げといっても、１０円単位ぐらいだったのに、この上げ幅は辛い・・。

 

おかげで私の吸ってたタバコは、ワンコインでは買えなくなってしまった。

５００円玉では買えなくなってしまった。

これは痛い・・。

話によると来年も上がるとか・・。

 

そこで、電子タバコを今試してみている。

電子タバコの存在はもちろん以前から知ってたし、実際に私の周りでも早くから電子タバコに替えた人もいた。

遅ればせながら私も今試してみている。

これを使うことで、本物タバコの本数を少しでも減らせればと思って。

 

初めて吸ってみた電子タバコなのだが、う～む・・あまり吸ってる気がしないなあ。

よく見ると煙代わりの水蒸気みたいなものは出ることは出るのだが、物足りない・・。

 

私は若い頃から順繰りにハイライト、セブンスター、マイルドセブン、キャスター・・・といった順番で少しづつ軽いタバコに替えてきた。

今はバージニアスリムの１(ワン)まで軽くなった。

だが、電子タバコは、その比ではないぐらい軽く感じるのだが、これは本物のタバコではないのだから、仕方ないのだろう。

 

なんとかこの電子タバコが、完全に私の中で本物タバコに取って代わってくれたらいいのだが・・。

しばらくは、本物タバコの本数を少しでも減らすために電子タバコを吸ってみている。

 

１個あたりのタバコも高くなったが、カートンで買うと、その高さは重圧になってきているからなあ。

 

ほんと、タバコ族にとっては辛い時代になったものだ・・・。

 

 

昔、長距離電車や飛行機の中でもタバコを吸えた時代があったが、今となっては夢のようだ。

長距離電車に乗って、駅弁を食べた後に窓の景色を見ながら１服するのは格別だった。

また、電車内でビールを飲みながら窓の外の景色を見ながら１服するのも格別だった。

旅行の移動過程というものを満喫してる気がしたものだが・・。

 

飛行機で言えば、若いころ、初めての海外旅行で、雲海の上を飛ぶ飛行機の窓の外の景色を見ながらの１服とか、窓からアメリカの本土が見えてきた時の１服の感動は、忘れられない。

 

タバコをやめれば、余計な出費は防げる。高い税金も払わずにすむ。そういう金銭的なメリットは十分に分かっている。

そのお金でどこかに飲みに行くことだってできる。

旅行費の足しにもできる。

ましてや、今はコロナの時代。肺にかかる悪影響も減る。

 

どれも・・わかっちゃいるのだ・・・。

 

だが・・。

 

 

最近では、テレビなどで放映される古い映画などで出演者がタバコを吸ってるのを見ると、妙に親近感を感じてしまっている始末。

古い映画では登場人物たちは、あたりまえのようにタバコを吸っているが、嫌煙派の人は古い映画の喫煙シーンにもクレームを入れたり、不快感を感じるのだろうか。

 

 

電子タバコよ、私のためにもっと頑張っておくれ・・・。