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私は暑がりなので、家ではもちろんだが、会社でも個人用扇風機を使用している。
個人用扇風機、高さ30センチくらいのいわゆる卓上扇風機だ。小さいサイズなので、さほど場所はとらない。まあ、だからこそ職場での机のそばに置いておけている。
活躍の時期は、もちろんメインは夏。
だが、最近は5月頃でも夏並みに暑い時もあって、そんな時は5月でも活躍を始めることもある。また、秋でも、例えば9月などは夏の気候の名残りをとどめていたりするので、9月は普通にレギュラーだ。
このへん、私が暑がりだからだろう。
卓上扇風機というのは、値段が安い。しかも、案外「持つ」。
私が今使用している卓上扇風機は、もう何年も使っている。へたしたら10年か、それ以上使っているかもしれない。
そう、私の印象では、値段の割には、持ちがよい。
私はもう何十年も同じ会社にいるが、卓上扇風機を買い替えたのは1~2回だ。
なんだかんだでよく持つので、故障するイメージが希薄。
あって当たり前・・・そんな存在。
そのぶん、たまに故障する時は、その扇風機の寿命が尽きた時だ。
めったに故障しないので、寿命などで故障したりトラブルがあると、けっこう印象に残る。
今使っている卓上扇風機の前に使っていた卓上扇風機が壊れた時のことは、よく覚えている。
扇風機をつけたまま、何かの用で一瞬席を離れ、そしてまた席に戻ろうとした時、私の机の周辺の人がなにやら慌てていた。
どうしたんだろう・・・と席に戻ってみたら・・・
あ!!
それまで使い続けていた卓上扇風機のボディのわずかな隙間から、煙が出ていた。
しかも、焦げ臭いにおいがした。
幸いまだ煙で済んでいる段階だったからよかったものの、もしその時部屋の中に誰もいなかったら、発火していたと思う。
となると・・下手したら火事につながった可能性もあったことになる。
ともかく、扇風機のボディの隙間から煙が出てるのを見て、私はあわてて扇風機のコンセントを抜いた。
ボディを触ってみたら、かなり熱かった。
はっきり言って、やばかった。
扇風機の内部の線が焼けてしまっていたのだろう。
当時の上司が、「おい、気をつけてくれよ」と私に言ってきた。当然だ。
「すいません」と平謝りの私。
ともかく、その扇風機を使い続けることは、、もうできなくなった。とりあえず、煙が出なくなるまで時間をかけて冷やし、処分。
電気製品の怖さというものを、改めて実感したのを覚えている。
結局、卓上扇風機の方は、その後すぐに新しいのを買ってきて、再び机のそばに設置。
で、その卓上扇風機は、今も私の机のそばにある。
だが、今の扇風機ももう長い年月使っているし、しかも、使う時は頻度も高い。
なので、いつまたこれも同じような状況になるかわからない。
とりあえず、危機意識だけは持ってはいる。
電気商品には、この危険性はつきものである・・・ということは、絶えず心に刻んでおかないと・・。
一番いいのは、もうそろそろこういう状況になる・・ということが何らかの形で表示されるといいのだが・・。
そうすれば、そうなる前にどうにかすることも可能だし、最悪の事態を防ぐのにも役に立つのだが・・。
扇風機ってほとんどの場合、シンプルな構造なのでモーター部分が劣化すると
結構発熱・発火する事があるそうです。
最近はサーキュレーターなるものが売り場では幅を利かせているようで、
扇風機とどこがちがうのか店員さんに聞いた事があります。
機能的にはファンを回して風を起こすもので、扇風機と同じですが、
風が拡散するのではなく、直進性が強いそうで、
主にクーラーの冷気が偏る場所で使用すると効果的だと言われました。
でも、扇風機として買う人が多いと言ってました。
クーラーなんていう単語も知らない頃、うちはやっぱり扇風機。
近所にあった氷屋さんから、売れ残った花氷を安く買って来て
それをタライに入れて、扇風機の後ろにセットオン!
扇風機のスイッチを入れると、ひんやりした風が起こります。
我が家の夏場の小さなお楽しみでした。
もし、発見が遅れたら・・・と思うと、ぞっとします。
そういうことがあるということは理屈では分かっていましたが、実際にそういうことがあると・・やはりあせりました。
家電というとつい便利さの面を考えてしまいますが、そういう危険性もはらんでいるんですよね・・。
サーキュレーターですか。まだ買ったことはないです。
もしも、家の扇風機が壊れたら、私もそれを買うことになるかもしれないですね。
クーラー、私も自分の部屋に設置したのは、1人暮らしするようになってからでした。
実家暮らしの時は、親の寝室にだけあったので、夏などは「涼む」ためだけに、親の寝室に行ったりしてました。
でも、自分の寝室に戻ると、かえって暑さを実感したものでした。