2023年、各地から獣害のニュースが伝わってきた。
特に熊が人里に現れて人間を襲う事件は目立つ。
熊が人間を襲う事件は昔からあり、特にその中でも私の記憶に強く残っている事件がある。
それは三毛別羆事件。
この事件は、最終的に計8人が同じ熊に殺された凄惨な事件。
当初殺されたのは7人だったらしいが、熊に負傷させられた後遺症て後に亡くなった人もいたらしいので、計8人。
この事件では、この熊は主に女性や子供を食べたらしい。
特に食べられた女性の食べられ方は凄惨だったようだ。
ちなみにこの熊のスペック(?)は、体長2.5メートル、体重340キロのオスだったらしい。
体長2.5メートルだなんて、相当に大きな熊だ。
なんても現地では、この熊の大きさを再現してある場所もあるようだ。
その写真を見ると、その熊と小屋の対比がわかる。その小屋に人が住んでたことを考えると、その熊がいかに大きかったかがわかる。
こんな巨大な熊に襲われたんでは、どうしようもない。
銃などの武器でも持ってない限り、人間はなすすべはないだろう。
で、この熊は人肉を食べることで、食料としての人間の味を覚えてしまった。
そうなると、その熊にとっては、人間は恐れる対象ではなく、単に食料になってしまった。
この熊を駆除しようと、現地の人もやっきになったらしいが、熊も慎重だったらしく、中々駆除できなかったらしい。
そして、最終的にこの熊を仕留めたのが、伝説のマダキ山本兵吉だったらしい。
その熊は、少々人間を甘く見すぎたという結末になった。
人間は、たとえ体格や腕力では大型の熊にはかなわなくても、人間にはそんな熊を倒す知恵と武器があった。
この事件はこれまて世に伝えられてきており、これを題材にした作品や、この事件をモデルにした作品はいくつもある。
そういう作品の中では、熊の恐ろしさと共に、その熊を倒したマタギのことにも触れられている。
前述の通り、今年は人里に熊があちこちで多数あらわれ、人を襲う事件が頻発している。
熊に襲われた人がニュースで取材を受けることもあるが、熊に襲われた時の傷跡は生々しい。
それでも、命があっただけでもまだいい。
中には生命を落とした人もいる。
そういう人は、熊に食べられてしまったのかもしれない。
熊は話してわかる相手ではないし、人は襲われたら命にかかわるわけだから、強硬的な対処法にでなければ、被害は増えるしかなくなる。
その一方で、強硬的な措置に出ることを批判する人たちもいる。
たいがい、そういう人たちは普段熊に襲われることのない場所に住んでる人たちなのだろう。
人が熊への強硬的な対応措置をとることを批判する人も、もし自身やその家族が、人里に現れた熊に襲われてしまったら、それでも熊への強硬的な措置を批判できるのだろうか。
もしそうだとしたら、批判する人の言い分にも耳をかたむける気になるのだが・・・。
とりあえず、熊には人里に出てこないような対策をするしかないのだが、熊だって山に食料がなくて人里に出てきているのだろうから、そのへんが難しいのが現状なのだろう。
で、人里に出てくるようになって、人間に慣れてしまって、人間を怖がらなくなり、今の状況になってしまっている。
そんなニュースを耳にするたぴに、三毛別羆事件での伝説のマタギ山本兵吉さんのことを思い出してしまう。その犠牲者の残酷な結末と追悼の気持ちと共に。
未見ですが、確か三國連太郎さん主演でドラマ化されてました。他にも高倉健さんが出演したラジオドラマもありました。こちらは某動画サイトで全編聴取が可能です。私は以前聴いたのですが、SEがちょっとうるさいです(笑)言い換えれば昭和の匂いがするラジオドラマかな。
実は私、忘れもしない小学校5年の時に、猿に襲われて大怪我した事があります。まあ襲われたと言う表現だと猿が怒るかもしれません。なぜなら子連れの猿に石を投げてて、それに怒った群のボスらしき体の大きな猿にやられたのです。
こめかみを噛まれ、顔と首筋には無数の裂傷を負い、全治2カ月でした。
まあ、自業自得ですね。
血塗れで泣きながら歩いていた私を保護した警官にはこっぴどく怒られ、担ぎ込まれた病院では医者に笑われ(なぜ?)、親には呆れられ、一部の同級生からはなぜか尊敬された小5の捨丸なのでした。
そんな私が言うのもなんですが、野生動物との問題は今後益々増えると思います。
多分、根本的な解決策なんて無いと思います。
さて、どうなっていくのかな・・・
それにしてもサルに襲われたんですか?
彼らは話してわかる相手ではないですし、いたずらにちょっかいかけないほうが身のためです。
へたに手加減なんてしてこないと思います。
なんのために石を投げたんでしょう。
確かにそれは自業自得としか・・・。
最近は人里に進出してくる動物ふえてるみたいてすね。
猪の獣害も耳にしますし。