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たまたまそうなのかもしれないが、私の出没する町は、やたら美容室と歯医者が多い。
ちょっと歩くと歯医者か美容室にあたる・・・そんな感じだ。
同じエリアに、そういくつも歯医者や美容室があって、どうするんだろう・・と思うことがある。
下手すれば、美容室が隣りあってあったり、向かいあってあったりもする。
ともかく多い。
これだけ同じ種類のクリニックや店があると、客の確保は難しくないのだろうか。
客や患者のとりあいになったりしないのだろうか。
過当競争に見えてしまう。その数の多さゆえに。
それだけ乱立していると、口コミ情報はかなり大事なのだろう。
いったん悪い対応でもしようものなら、すぐにそのエリアに噂が広まってしまいそうな気もするし。
ちなみに私は歯医者は会社の近くのクリニックに行き、美容室は地元の「決まった店」を利用している。
過去に、歯医者はよく替えていた。
だが、最近は歯医者も決まりつつある。
昔通っていた歯医者は、なんだかんだ理由をつけて、引き延ばしを続けられ、長く通わされた。
他の歯医者なら、もっと早くクリアになったと思う。
しかも、最後にはガンの可能性がある・・ということまで言われた。
びっくりした私は、他の歯医者に変えてみた。
すると、簡単に治療終了。ガンに関しても、その心配はないと言われた。
それを聞いて、昔通ってた歯医者にはもう二度と行かなくなった。
その歯医者にとって私は、開業して間もないころの患者だった。
なので、今にして思えば、患者を確保するために、治療を引き延ばしていたように思う。
その歯医者が今もあるかどうかは・・分からない。
同業者が多いエリアで、患者や顧客を確保していくのは大変なのだろうな・・というのは分かるが、それを見抜かれてしまうような対応は・・やはり自らの首をしめてしまうような気はする。
それにしても・・・同業者が多いエリアで開業しなくても良さそうなものなのに・・というのが正直な私の感想だ。
まあ、その場所でなければならない理由もあるのかもしれないが・・。
開店したり、開業したりする前に、その地に同業者が多いかどうかを確かめたりはしないのかな。
それとも、ライバルが多いということがわかっていながら、あえて店を出しているのかな。
そういえば・・同業者が多いがゆえに活気のある町というのもある。
例えば楽器屋が多いお茶の水、古本屋が多い神田、電気街としても有名な秋葉原、その他。
そういう町は、同業者が多いがゆえに、各店は独自の特色を出し、共存していたりする場合もある。
それゆえ、例えば何かギターを買いたい時は、「とりあえずお茶の水へ行ってみる」、何かの古本を探す時は「とりあえず神田に行ってみる」といった具合に、とりあえず客を自分の店のある町に引き寄せることができる。
楽器屋が多い町や、古本屋が多い町というのは、仮に1店1店の在庫は大したことが無かったとしても、町単位で考えれば、町全体での在庫ストック量は間違いなく多い。店が多いのだから当然、そういうメリットや期待感は持てる。
ましてや、各店にそれぞれ得意分野があれば、なおさら期待は持てる。
それに・・そういう街に出店する店は、対抗上1店1店のストックも少なくない場合は多いし。
楽器屋街、古本屋街。
そういうことは、美容室や歯医者にも可能だろうか?
美容室を替えたいけど、どこに自分好みの店があるかわからないから、美容室の立ち並ぶ街にとりあえず行ってみて現地で決める・・とか。
歯が痛いのだが、どの歯医者がよいか分からないから、歯医者の立ち並ぶ街にとりあえず行ってみて、入る歯医者は現地で決める・・とか。
そうなると、美容室街に、歯医者街・・ってことに?
でも、そういうことはあり得るだろうか。
美容室にしろ、歯医者にしろ、在庫という概念は当てはまらないだろうから、古本屋街や楽器屋街とは違うと思うし。
ともかく・・同業者の多い街にに出店したお店には、なにもこんなに同業者の多い街に出店しなくてもいいのに・・と思うことは多い。
ライバルの少ない街に出店すればいいのに・・とも思って。
それとも・・その町はもしや・・○○屋街でも目指しているのかな(笑)?
電気屋街、古本屋街、楽器屋街・・のように。
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