この「ガメラ対ギャオス」のソノシートの内容を、紹介しておこう。
■「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」■
原作 高橋二三
脚本 辻 真先
図解 大伴昌司
絵 南村喬之
遠藤昭吾
ミニドラマ 「大怪獣空中戦」
出演 本郷功次郎
笠原玲子
阿部尚之
北原義郎
石原良
ほか
収録曲 「ガメラの歌」
ソノシートブック内容
・ガメラとギャオスの解剖図解
・ドラマ絵本
・ギャオスの住み家・図解
付録 ・怪獣メリーゴーランド
・しおり
付録のしおりは、「ウルトラQ」のそれと同様に、ジャケット表紙の左側がしおり分だけ少し長く作られており、その部分は内側に折られている。
しおりとして使うためには、ハサミなどで切って、ブック本体から切り離して使う。
解剖図解は、わくわくしたものだ。
なんてったって、泣く子も黙る、あの巨匠・大伴昌司さんが担当。
わくわくしないわけがない。 さすがなのだ。
大伴昌司さんは、子供たちにとっては著名漫画家と並ぶヒーローだった。
当時、雑誌などに掲載された大伴昌司さんのグラビアや図解に心躍らせた子供たちは全国にいたはずだ。
また、このソノシートブック、ミニドラマ絵本も絵柄が素晴らしい。
その臨場感たるや、ジャケットイラストと遜色がないほどの出来映えだ。
丁寧に作られているのが分かる。
こうでなくっちゃ!
挿絵担当の南村喬之さんの名前と絵は、当時あちこちに目にしたものだった。
私が少年週刊誌の図解やグラビアなどに熱中した時、南村さんの作品は数多く見かけたし、その緻密で冒険心あふれる絵は、当時の子供たちの心をわしづかみにしたものだった。
まさに、大物であり、巨匠の一人であり、子供たちからのリスペクトは相当なものだったと思う。
もちろん私も、南村さんをリスペクトした子供たちの中の一人であったことは言うまでもない。
南村さんは、大伴昌司さんと組むことが多かった。
このコンビは、子供たちにとっては黄金コンビでり、憧れの対象だった。
残念ながら、南村さんは1997年に他界されたらしい。残念。
でも、その作品は不滅だ。
合掌・・・。
遠藤昭吾さんは、今現在もご健在の画家だ。
小学館の学年別月刊誌でもご活躍されたようだ。
不勉強ながら遠藤さんに関しては私はあまりよく知らないできた。
でも、小学館の学年別月刊誌などで、知らず知らずのうちに、その作品を目にする機会はきっと多かったに違いない。
いつまでもお元気でいてほしい。
収録曲の「ガメラの歌」は、有名なあの
♪ ガメラ~ ガメラ~
強いぞガメラ~
という歌とは違う歌のようだ。
どんな歌だっけなあ・・。
聴けば、きっと思い出すと思うのだが・・。
最新の画像[もっと見る]
- 全ては時の中に 2日前
- ドラクエ3リメーク版、始めました 4日前
- 結詞(むすびことば) by 井上陽水 6日前
- 多摩川園は、こんな遊園地だった 1週間前
- 多摩川園跡地を歩く 後編 1週間前
- 多摩川園跡地を歩く 後編 1週間前
- 多摩川園跡地を歩く 後編 1週間前
- 多摩川園跡地を歩く 後編 1週間前
- 多摩川園跡地を歩く 後編 1週間前
- 多摩川園跡地を歩く 後編 1週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます