私の自主制作アルバム「空を見ていた。」。
正式発表からもう二か月以上たちます。
その間、聴いて下さった人たちから、多数のメールをいただいています。
どうもありがとうございます。
さて、この「空を見ていた。」。
普段私は「時代屋」というアコギユニットで活動してます。
ならば、アルバムは「時代屋」名義のアルバムでもよかったはず。
ソロではなく、時代屋でアルバムを作ってもよかったはず。
なぜ、私のソロ名義になったのか・・というのには理由があります。
実は当初は私はソロ名義でのアルバムにするつもりはなかったのでした。
もちろん当初は「時代屋」名義でのアルバムを作りたいと思っていました。
でも、アルバム制作には費用がかかります。かなり。
相方に話を持ちかけたのですが、その費用がネックになったみたいでした。
確かに、その費用は私にとってもネックではあったのですが、かといって私はそこで諦めたくもなかったのです。
やれる時にやっておかないと、結局いつまでたっても形にならないままだと思いました。
いつかやれる状況が来るのを待つ・・・・というんじゃ、結局何も実現しないままで終わると思います。
そういう状況は、自ら作りだそうとしないと、こないと思うのです。
相方がお金を出す気が無いからといって、アルバムを作るということが実現化しないという状況に私まで付き合う気はなかったのです。
そこで、こうなったら私だけでも作っておこうと思いました。
時代屋としてのアルバムということになると、収録曲もだいぶ変わっていたと思います。
少なくても「Boy in the sky」「青年編」「進化」「ゆれはば」「失恋の言葉(うた)」などは、まず収録されなかったと思います。
とはいえ、せっかく普段時代屋というユニットで活動してるのですから、時代屋のエッセンスも取り入れておきたいとも思いました。
なので、相方にもゲストで参加してもらったのです。
相方にゲストとして演奏してもらった曲は、もちろん普段時代屋でやってる曲です。
「母校が消えた日」などは、本来時代屋でもやってる曲なのですが、長い曲ですし、この曲にも相方に参加してもらうためには、録音スケジュールの問題がありました。
なので、「母校」は時代屋の曲でありながらも、私のソロで収録しました。
で、せっかくソロ名義で制作するのなら、時代屋でまだやってない曲や、自分の中で埋もれている曲などを拾い上げておこうという気にもなり、「進化」「ふれはば」「失恋の言葉(うた)」「青年編」などが収録された・・・そういうわけです。
音楽の趣味を持ち、自ら曲を書く人は、自作曲はその人の分身でもあり、その人の生きた証にもなる場合だってあると思います。
形にしないままでは、アマチュアの自作曲なんて、その作者がこの世からいなくなってしまえば、曲も消えてしまう場合が多いでしょう。
それが大ヒットでもしない限り。
でも、アルバムという形態で形にしておけば、仮にその曲の作者が死んでも、その曲は形となって、この世に残ることになります。
なので、曲に限らず、何かを作るのが好きな人は、何らかの形で、それを形にしておくほうがいいと私は思っています。
気にいってくれる人はいないかもしれない。
単なる自己満足で終わってしまうのかもしれない。
代償だって、バカにならないかもしれない。
でも、その人が死んで、その人の作った作品まで埋もれてしまうのは・・悲しすぎると思うのです。
突然の事故や、病気などで、アルバムを作れなくなってしまう場合だってあるのです。
そうなったら、もう遅いですよね。
特に、事故や病気が予測できないものであればあるほど。
後で後悔しないためにも。
私の自主制作アルバム「空を見ていた。」は、一般流通はしていません。
私が直接送らせていただいております。1枚2000円です(税こみ)。
もしも「聴いてやってもいい」という方は、私までメールをいただけたら嬉しいです。
私のHP「時代屋小歌」の表紙の右下から私に直接メールを送れます。
私のHPをリンクしておきますね。こちら↓
http://homepage2.nifty.com/oborokage/index.html
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