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コミック誌では、読者アンケートで、掲載作品の人気度を計っており、読者人気が芳しくない作品は、掲載順がだんだん後ろに下がってくるという。
たとえ、新連載当時人気があったとしても、だんだん人気が下がってくると、雑誌での掲載場所が後ろに下がってくるという。
全ての作品がそうなのかどうかは私にわからないし、時には巻末なのに色がついてる作品もある。そういう作品が巻末にあるのは、きっと別の理由のような気がするし、あえてその位置がその作品の指定枠で固定されてるのかもしれない。だとしたら、必ずしも人気が芳しくないというわけでもないのだろう。
ただ、色がついていなくて、掲載箇所が下がってきてる作品には、読んでて「もしやこの作品・・もうすぐ終わってしまうのかな」などと思うことは・・・ある。
そんな作品でも、一定のファンはいるのだろう。
事実私も以前そんな某作品のファンだったことはあった。
掲載順がだんだん下がってくると、1ファンとして、嫌な予感と共に、寂しさも感じてしまって。
案の定、その作品は・・ほどなくして終わってしまった。
どう考えても未完・・・という感じだった。
今現在でも、私の好きな作品で、掲載箇所がほとんど終盤の位置の作品がある。
もしや・・この作品、終わってしまうのかな・・・などと不安を感じてはいるのだが、案外その位置を保ったまま、動かない。
掲載箇所がそれ以上上がることもないが、それ以上下がることもなく、連載が続いている。
題材が新鮮だし、できればその位置でもいいから、枠を死守して続いていってもらいたいのだが・・・。
絵柄は少し地味だが、その地味な感じがとっても良い味わい。
内容の方は良質で、切なくなるようなエピソードもあり、読後感も悪くない。
単行本はすでに何巻もでており、アマゾンなどでの読者レビューも好評。
ということは、けっこう人気ある作品だと思うのだが。
なにぶん、掲載順がけっこう後ろのほうなので、読者としては気になっている。
それとも・・・・掲載順というのは、必ずしも人気のなくなった作品とは言い切れないのかな。
そのへんは、私は雑誌編集者になったことがないので、よくわからないでいる。
ともかく、その作品にはまだまだ続いてほしい。
OVAでもいいから、ドラマ化してくれないかな・・・と思っているぐらい、私は好き。
漫画雑誌は、漫画家よりも編集者が上位であることが多いですからね。
打ち切りに追い込まれて、雑誌から消えた漫画は、決して「読者人気が急落した」という理由ばかりではありません。
例えば、最も売れ行きが良い『週刊○○○○』は、編集者の意向に逆らう漫画家は追放するという、極めて過酷な世界ですよ。
ですから、漫画家自身が本来、創作したかった内容、意図していた内容とは全く異なる内容で、漫画化されているという事です。
漫画家の意向通り、創作したいままに描くことが出来るのは、手塚治虫先生・藤子不二雄先生・ちばてつや先生・松本零士先生のような“超大物”に限定されています。
『週刊○○○○』を例に出しましたけれど、他の漫画雑誌も状況は、似たり寄ったりでしょう。
日本の漫画の質や量は、極めてレベルが高いので、編集者の意向も時には加えながらも、漫画家自身のアイディアで、さらに漫画文化を盛り上げてほしいですね。
ある日突然終わってしまったのでわ面食らった覚えがあります。
編集者よりも力のある漫画家となると、限りがあるでしょうね。
その時のその漫画家の状況にもよるでしょうね。
あの手塚治虫先生でさえ、ブラックジャックを描く直前付近は弱い立場におかれていたそうですし。
もっとも、そこはさすが手塚治虫、ブラックジャックで見事に復活されましたが。
それにしても、日本に旅行する外国人が、日本のコミックがきっかけで日本にくることが多い現状を見てると、海外での日本のコミックの評価の高さには驚かされます。
なんだかすごくハンパな所で、それまでのストーリーをすっ飛ばして突然主人公が旅立って最終話…
あれ、あのライバル達との勝負はどうなったの?
あれ、あの謎めいた女の子はなんだったの?
その当時は「???」ずくめでしたが、
鮎川さんのおっしゃるような事情があったのかもしれませんね。
作家さんご自身の問題で連載が終わってしまうケースもありますね。
多くはご自身の反社会的な行為に起因する事が多いようです…
最近では作品も大ヒットし、アニメ化、実写映画も大ヒットした作品の漫画家さんが書類送検され、
18年ぶりの続編として期待を集めていた新作も連載中止になってしまいました。
一般的な社会人であればニュースにもならない微罪(書類送検で起訴猶予?)と言えますが、
やはりそこは一世を風靡した作品を生み出した方…その名が大きければ大きい程、
自らは大きな代償を払う事になります。
早期の復帰を望む声も多く、それは今春実現しましたが、
本人が汚名を挽回するには過去作を凌ぐものが期待され、
それは相当なプレッシャーになるでしょうね。
でもそのプレッシャーは作品を支えていたファンたちの声そのものではないでしょうか。
そういえば、この作品が連載されていたのも「少年○○○○」でした…。
近年当地にも外国人観光客が増え、
近くの街の駅前にはアニメやコミックファンを対象にした商業施設があります。
ここには漫画ミュージアムやイベントスペースもあり、
海外からのファンで賑わっているようです。
コスプレイベントが開催される時などは、
駅前や近くの商店街にはアニメや漫画のキャラクターたちを多く見る事ができます。
その半数は海外からの方と見受けられます。
今年の春は先ほどの作品の主人公のコスプレさんもいました。
スタバでコーヒーを飲んでらっしゃいましたが、どうやらドイツ語圏の方だったようです。
驚いたのはコスチュームやメイクの出来だけでなく、持ってた刀…
もちろん本身ではなく模造刀でしたが、作品どおり峰の部分に刃が付いてる例の刀だった事。
売ってるんですね、こんなのまで…
恐るべし、日本のアニメ&コミック!
それこそ漫画家とパートナーになれるくらいの担当者だといいのでしょうね。
相性や、アイデアなど。
最近書類送検された漫画家?
いたような気がしますが、それが誰だったかは忘れてしまいました。
ファンにとっては、ガックリでしょうね。
楽しみにしてた人は多かったでしょうから、、、。
少年○○○○は、過去にはとんでもない発行部数を誇った時期もありましたっけ。
そのぶん、掲載作品のサバイバルも大変なんでしょう。
その雑誌で超長期連載をさた作品がありましたが、今考えると、そういう雑誌でそんなに長く連載できたのは、凄すぎます。
海外からくる日本コミックのファンは、筋金入りが多いですね。
日本コミックは多数の外国人旅行者を呼び込んでるので、日本経済への貢献度は相当なものでしょうね。