今年2022年の夏の暑さは異常気象だと言われた。
だが、近年の夏の暑さは、毎年のように異常気象という表現がニュースなどで使われている。
となると、もうこれは決して「異常」なのではないと思える。
むしろ、これが近年の夏の気候なのだと思う。
「異常」もそれが毎年続くと、それはもう異常ではなくなる。
そのへんを把握した上で、今後は日本の夏はそれに則した過ごし方をしなくてはいけないのだろう。
私が子供の頃は、日本の夏と言えば、せいぜい33度ぐらいだったと思う。私の住んでた東京はそうだった。
少なくても35度以上の気温の日が何日も続くなんてなかった。
もちろん昔も夏は暑かった。
だが、暑さのレベルが、昔に比べたら明らかに上がってきている。
これも温暖化現象のひとつなのかなとも思うが、この気候を少しでも緩和する方策がとられていないように思える。
例えばヒートアイランド現象のひとつの要因とされる、高層ビルの乱立。
都心では土地を取得するのに、横に広げるのは難しい。
で、高層ビルを建てることで、上に上にスペースをつくることになる。
都心には余っている土地なんてほぼないはず。
あったとしても、その土地は誰かの管理下にある。
だからスペースを確保するのに高層ビルを建てて、上に上にスペースを作るしかないのだろうが、高層ビルの乱立がヒートアイランド現象の一因になってるのなら、再開発とか都市計画ではそのへんも考慮していかないと、温暖化現象はますます悪化していくのではないか。
ともかく異常気象といわれる気候は、もうこれが通常なのだと認識して、色んなことを少しずつ変えていき、気候を少しでも緩和する政策や計画は必要なのだと思えてならない。
なにかの制限も必要なのではないか。
一部の人の「目の前の利益」を優先するのではなく。
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