エレアコを弾いていると、電池の交換の簡単さはとても大事なことだと思う。
練習の時は問題なくラインで音が出せてたのに、本番前のリハの時にラインから音がでないことがある。
PAの問題や、接続状態の問題のケースもあるが、電池切れが原因であることも多い。
特に、ラインを通した練習をずっとしていると、電池の残量の減りは早い。
本番前のリハで電池切れに気付いた場合、一刻も早い電池交換が必要になる。
そんな時、電池の交換がワンタッチですぐにできるタイプのエレアコだと、実に助かる。
弦の存在など関係なく、ボディの外側だけの作業で電池を出し入れできるタイプがいい。
ところが、エレアコのタイプによっては、電池の交換作業が面倒なタイプもある。
ギターの内部に手を入れて電池を交換するタイプは、私は苦手。
弦の存在などが邪魔になったり、電池の設置場所が肉眼で見えにくい食い場所だったりすると、やりにくい。
エレアコを選ぶ時、デザインの好みや、ラインを通した音色や、弾きやすさなどを重要視するものだが、それはそれで正しい。
だが、それと同じくらい、電池の交換方法の手軽さというものも重要だと思う。
デザイン、音色、弾きやすさ・・などと同レベルの重要度だと思う。
電池の交換というのは、そのギターを入手した後、ずっとつきまとう問題だし、「維持」するうえで切実な問題。
もしも・・ライブの途中で・・・ライブの本番中に電池がきれたら・・と思うと、特に。
そんな時、電池の交換が面倒なタイプだったら、最悪。
いちいち、ボディの裏側のふたを開けたり(たとえば旧オベーション)、サウンドホールの中に手を入れて電池を交換したりすると、時間がかかりそうだし、お客さんが見てる前で、そんな姿はステージ上で見せたくない。
あまりカッコイイ姿とも思えないし。
そんな時、ワンタッチでボディの外側から電池を抜きとれるタイプだと、その場で一瞬で電池交換ができる。しかも涼しい顔で(笑)。
最近では私は、誰かのエレアコを見せてもらう時、電池の交換方法も確かめることが多い。
楽器屋でギターを買う時、デザインや音色、弾きやすさなどは、派手な部分だし、客としてはついついそちらのほうに目や耳が行ってしまいがち。
電池の交換方法という問題を、買う時につい忘れてしまう人もいるかもしれない。
なので、楽器屋の店員は、それぞれのエレアコの電池交換方法を、客から聞かれなくても自ら提示する配慮はあっていいと思う。
デザイン、音色、弾きやすさなどは、店員が何も言わなくても、客のほうでチェックすると思うので。
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