カップ麺にも色々あれど、カップ麺のうどんとそばといえば、マルちゃんとどん兵衛が両横綱であろう。
どのコンビニやスーパーにいっても、カップ麺コーナーではたいがいどちらかが置いてある。
もちろん、他にもカップ麺のうどんとそばはある。だが、現れては消えるカップ麺界の中で消えることなく、長年にわたって存続し続けているという事実は、それだけこの2種類のカップうどん&そばが愛され続けている、良い証明だろう。
個人的には、カップ麺のうどん&そばといえば、マルちゃんとどん兵衛は代名詞的存在のように思える。
多くの人が、一度は食べたことがあるのではないだろうか。
なにも今改めて取りあげる必要はなさそうなぐらい、おなじみ。
私自身、それこそ若い時代から今に至るまで、マルちゃんとどん兵衛のうどん&そばは食べ続けてきているし、これからもそうだろう。
飽きないのが自分でも不思議なくらいだ。そう、飽きない。
飽きないからといって、もちろん毎日食べているわけではない。
ペースで言うと、個人的には1週間にどちらかを一度食べる・・・そんなペースだ。そのペースは今も変わらない。というか、ここ数年は特にそうだ。
カップ麺のうどん&そばには、いくつか種類がある。
カレー、トン汁、カモ南系など。
だが、やはり基本は、きつねと天ぷらであろう。
主に、きつねはうどん、天ぷらはそば。
もっとも、最近はきつねそば、天ぷらうどんなどのバリエーションは出てるが、基本はきつねうどんと天ぷらそばだろうと思う。
両者には、違いもある。まあ、メーカーが違えば、違いもあるのは当然だろう。
その違いとは、例えばどん兵衛のきつねうどんは、あげが大きい。
マルちゃんのきつねうどんは、あげが2枚入っている。
どん兵衛の天ぷらそばは、天ぷらを固めの状態で食べる、
マルちゃんの天ぷらそばは、天ぷらは軟らかい状態で食べる。
味はどちらも甲乙つけがたい。
個人的には、きつねうどんは、最近ではマルちゃんを食べることのほうが多いかな。
それはやはり、あげが2枚入っていて、お得感があるから。
とはいえ、マルちゃんばかり食べてると、無性にどん兵衛が食べたくなってきたりもするので、マルちゃんとどん兵衛の2種類あるのは、助かっている。
天そばに関していえば、かきあげ天ぷらを、軟らかい状態で食べたい時はマルちゃんで、固めの天ぷらが、食べながら細かくなっていってカリッとした食感で味わいたい時は、どん兵衛を食べる。
この、かきあげ天ぷらは、どちらの食感で食べても美味しい。
軟らかく食べる時は、かきあげがそばの麺や汁にとけあって調和しながら食べてるようだ。
一方、やや固めで食べる時は、まさに具という感じで、そのカリッとした食感も捨てがたい。
どちらも好きだ。個人的には、どちらのほうが美味しいとか、どちらが良いとか、言えるものではないかな。
この違いは、ほんと、食べる人の好み次第だろう。
あるいは、食べる人のその時の気分次第でもあると思う。
なんにせよ、これだけ「現れて消える」カップ麺界の中で、こんなにロングセラーを続けるのは至難の技だと思う。
長年生き残って、音楽でいえば「スタンダードナンバー」みたいな存在になっているカップ麺はそれほど多くはない。基本・・そんな存在として。
そんな中で、天ぷらやきつねなど、同じようなタイプのうどん・そばで、マルちゃんとどん兵衛、どちらも残っていて、我々は食べる時にどちらかを選べる環境にあるのは嬉しいことではある。1種類だけだと、選択の余地がないから。
変わらず残っていてくれるカップ麺は、なにやら安心して買えるし。
変わらず残っている定番商品があるから、次々に現れる色んなバリエーションのカップ麺も生きると思う。
そういう意味では、いつまでも「基本」として残っている、カップヌードル、チキンラーメン、ぺヤングのやきそばなども、偉大な商品なのだろう(ペヤングには、先日困難な事件があったりしたが、また頑張ってほしいものだ)。
目新しいカップ麺が出ると、目新しさゆえにけっこうあれこれ浮気してしまうが、定期的に基本のスタンダード商品に戻って、無性に食べたくなることがある。
やはり、そういう商品もないとね。
基本があるから、応用にもつながるのだし。
マルちゃん、どん兵衛、どちらも私は好きだが、あなたは贔屓はありますか?
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