日本共産党・萬代ひろみブログ――いのち・くらし守る島根県政へ

出雲市議として5期16年。2011年4月に島根県議に初当選しました。みなさまに私の思い、活動の様子をお伝えします。

2011年度施政方針に対する、萬代ひろみの会派代表質問(その2)

2011年02月25日 | 政策
前回につづき、23日、市議会で日本共産党市議団を代表しておこなった代表質問の大要をご紹介いたします。

◆子育て支援事業について

第二に、子育て支援として、もっとも要望の強い医療費の負担軽減について伺います。

子どもの医療費無料化は、子育て中のお父さん、お母さんの強い願いと、わが党の議会質問などが実を結んで、出雲市でも現在、3歳までの無料化が実現し、小学校入学前までは、入院1万円、通院5000円と県の制度を若干上回る軽減をおこない実施されています。

子育て中のお母さんからは「一回病院にかかれば3000円くらいかかり、ついつい病院に連れていくことをためらってしまう。無料化が拡大されれば、安心して病院にかかることができます」と無料化の拡大が待たれています。

県内では、最も進んでいる吉賀町で中学生まで無料となっており、松江市でも、小学校3年生までの無料化がすでに実施されています。
その他のほとんどの市町村でも、出雲市を上回って、助成がされています。

市長は施政方針の冒頭で「若い人が安心して働き、結婚し、子どもを産み育てる環境づくりは喫緊の課題である」と述べられています。安心して子育てできる支援策として要望の強い、子どもの医療費無料化の拡充を中学校卒業まで計画的に進めることを強く要望し、お考えを伺います。

◆産業都市の創造について

第三に、地域経済活性化のさらなる起爆剤としての住宅リフォーム助成事業、小規模修繕工事登録制度について伺います。

1点目に、住宅リフォーム助成制度は、全国で大きな流れとなって広がっています。先進的に取り組んできた出雲市として、さらに拡充し、利用しやすい事業として発展的に取り組むことを重ねて求めるものです。

補助対象を工事額50万円以上から、10万円以上に引き下げることや助成額の拡大、実施期間を限定しないで通年実施をするなど、再構築にふさわしく積極的に制度内容の改善、拡充をすることをはじめ、実態に応じた予算の増額を強く求め、お考えを伺います。

2点目に、地域活性化交付金を活用して、公共施設、生活道路、市営住宅の修繕など小規模修繕工事の緊急発注を求め、お尋ねします。

出雲市・小規模修繕工事等希望者登録制度は、厳しい経済情勢のもとで、「出雲市が発注する小規模な修繕は地域の中小業者に直接発注を」と出雲民主商工会やわが党議員団が繰り返し実施を求め、2009年4月からスタートしました。実施から2年が経過し、登録事業者は63人から、昨年11月末には124人へと2倍に増え、昨年9月までの発注件数は800件を超え、金額も4000万円にのぼっています。仕事を受けた業者の方は「仕事が少ない中、本当にありがたい」と喜ばれています。

小規模修繕登録制度を緊急経済対策として位置付け、すべての登録事業者に発注できるようにすることや、50万円未満の修繕の発注額ベースを現在の10%前後から、せめて50%までひきあげることを求め、今後の対応について伺います。

(質問の大要は以上です)

5期16年をしめくくる質問が終わって、傍聴していた方から花束をいただきました。(写真)
ありがとうございました。
みなさまの期待にこたえて、これからもがんばってまいります。
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