不安:安全が確保されていないということを知らせてくれる感情
不安そのものは否定したり抑えたりコントロールしようとしない
上手に受け入れて、付き合っていく・対処していく
■相手の事情を考える
不安が強いと基本的には自分のことしか目に入らなくなります。
そして何でも自分に関連付けるようになります。
例:相手のネガティブな反応 → 自分がダメな人間だからだ
(社交不安障害では顕著な例)
★ただ、実際には、そうとは限らないのです。
「人間にはそれぞれの事情の中でできることとできないことがある」
と認めましょう。
例えば、生育環境や性格上の背景から
他人に対して批判的な態度しか取れない人もいます。
その日の機嫌次第では感じのいい振る舞いができない人もいます。
なので
相手のネガティブな反応 → 自分がダメな人間だからだ
と思い込んでしまうということは
裏返すと
「どんな気分の日でも完璧に愛そうよくしていなければならない」
と相手に要求しているかのようなものです。
完璧な人はいません。
だから相手だって機嫌のいい時もあれば悪い時もあります。
自分だっていい時もあればダメな時もあります。
とくに不安が強い人は
「自分以外の人はみな完璧である」かのような
気になりがちなので
完璧な人はいない
相手には相手の事情がある
自分にもいい時と悪い時がある
しかたがない 今はこれでいい
と今に視点を向けることが大切になります。
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