BAR☆CAFE'日記

マスターの独り言を綴ります。

香川県善通寺市善通寺町℡0877(63)3443
営業時間19:30~25:00

善通寺獅子舞

2012-10-16 00:51:25 | Kagawa
香川県の秋祭りは『ちょうさ』と『獅子舞』に分かれます。







善通寺では、獅子舞とちょうさ(去年より復活)両方です(最終日は神輿も)。


善通寺の獅子舞の歴史は古く、室町時代初期に行われていたようです。現在は『善通寺獅子舞保存会』が結成され、約30組の獅子組が加入しています。


善通寺の獅子舞は『十二通り流獅子舞』と呼ばれる、一頭に二人が入る二人立ちの獅子舞。一頭で舞う時と、雌雄二頭で舞う『十二通り流夫婦獅子舞』があります。雄は荒く、雌はおとなしく舞うようです。


丸山八幡宮の秋祭り~善通寺市




“十二通り流獅子”のルーツ


大正11年、香川県西部の三豊、仲多度両郡で陸軍特別大演習が行われた時、摂政宮(後の昭和天皇)に、善通寺師団の社交場であった偕行社の庭で旧善通寺町の獅子舞が勢揃いして奉納しました。その時、その全ての獅子舞を統一して“十二通り流し”にしたといわれてます。それは、各神社の異なる獅子舞よりも一つに統一できれば見事であると考えられ、全ての獅子組が舞方や内容を十二通りに改められたのが始まりだとされています。

また、この“十二通り”とは『獅子(四脚の動物)の生活態形を太陰暦の十二月または十干十二支に習い、東洋哲学の理を叶えて組み合わせ、十二通流儀にして御祓いを行うものです』と説明されています。解りにくいですがそういうことです。



余談。何故“烏天狗”なのか!?



善通寺の秋祭りには“烏天狗”が出没しますがどうしてなのでしょうか!?

むか~し、むかし、12代景行天皇の皇子・神櫛王は、小烏の先導で讃岐入りし、讃岐国造の祖となったと伝えられています。という話しから秋祭りに小烏を形どった“烏天狗”が加わっている(推測)。善検YAGANA参考



丸山八幡宮の秋祭り~善通寺市

肉きゅ~

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