瀬戸内海の島々に現代アート作品を展示する「瀬戸内国際芸術祭2013」(同実行委主催)は、2期目となる夏会期が20日から始まる。春会期の終了後に作品がブラッシュアップされたり、新作がお目見えするなど、春とは違った楽しみが盛りだくさん。夏のみ会場となる伊吹島(観音寺市)を加えた八つの島で、アートの旅の“第2幕”が開く。
今回の芸術祭は春、夏、秋の3期に分け開催しており、夏会期は20日から9月1日までの44日間。新たに公開する44作品を含む158作品が楽しめる。
開幕を翌日に控えた19日は、夏会期の新たな目玉作品やプロジェクトの内覧会が相次いだ。香川ゆかりの世界的建築家、故丹下健三を顕彰する回顧展(県立ミュージアム)や、豊島(土庄町)の民家を改修して美術家の横尾忠則さんの作品を展示する「豊島横尾館」などの全貌が一足早く明らかになった。
20日は、午後6時半から高松市サンポートでオープニングイベントがあり、バングラデシュの伝統舞踊や「高松うみあかりプロジェクト」作品のパレードなどが行われる。【四国新聞より】
アンガー/ ビートたけし × ヤノベケンジ ANGER from the Bottom 2013 瀬戸内国際芸術祭(小豆島)