天満屋ストア(岡山市)が経営する大型店「天満屋ハピータウン善通寺店」(香川県善通寺市金蔵寺町)が来春までに閉店することが24日、分かった。周辺の大型店との競合で売り上げ低迷が続いていた。県内の天満屋グループの店舗は、高松天満屋(高松市常磐町1丁目)が来年3月末に閉店すると発表したばかり。善通寺店の閉店で県内から全ての店舗が撤退する。同社が後継テナントの選定を急いでいる。
天満屋ストアによると、善通寺店は1996年、県内1号店として開店。鉄骨平屋建て、延べ床面積約1万3500平方メートルと、開店当時は地域屈指の広さを誇り、ピーク時の98年には年間48億円を売り上げていた。
しかし、その後、丸亀、三豊の両市にゆめタウンが開店するなど中西讃に大型店が相次いで出店。売り上げは2008年の大型改装で一時回復したが、再び低迷し、12年はピーク時の3分の1にとどまっていた。
閉店後は、店舗を賃借するか売却するかして新たなテナントが入る計画で、同社が交渉を進めている。パートを含む従業員66人については「後継テナントが決まるまでは未定」(同社)としている。
善通寺店を頻繁に利用しているという善通寺市中村町の主婦(64)は「店舗が減っていたので気になっていた。本当に残念。新しい店は入ってくれるのだろうか」と閉店を聞き驚いていた。
県内では、天満屋ハピータウンレインボーロード店(高松市伏石町)が6月に閉店している。【四国新聞より】
先日の高松天満屋の閉店をblogに書いた時、善通寺店の今後が気になると書きましたが、こんなに早く閉店が決まるとは驚き。
閉店の噂は何年も前から出ては消えるを繰り返してました。
ここ数年、私自身行く頻度は減りましたが、たまに行くと空店舗が目立つようになりました。マクドナルドの撤退も大きいと思う。
昔から香川のマルナカ、岡山の天満屋といわれ、互いに瀬戸内海を渡らないという不可侵的なものがあったとか!?
しかしそれも瀬戸大橋開通や販路拡大など、瀬戸内海を互いが渡ったわけですが、それもガリバー・イオンの香川進出でマルナカはイオン傘下に、天満屋は香川全面退去となったわけですね。
香川一人勝ちだった“ビデオロッキー”も大手が本気で進出するとあっさりゲオに手放した。
次に狙われている地場企業は…どこなのか!?
「パープルタウン」 - 八神純子
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