本日開院/四国こどもとおとなの医療センター
善通寺病院と香川小児病院が統合して5月に開院する香川県善通寺市仙遊町の新病院「四国こどもとおとなの医療センター」で21日、内覧会があった。市民らが真新しい施設を見学し、地域の医療拠点への期待を膨らませていた。
新病院は成育医療と成人医療が一体となった施設として、現在の善通寺病院西隣に完成した。鉄筋コンクリート造り地下1階、地上7階建てで、延べ床面積は約5万3800平方メートル。病床数は689床。
救急救命設備を2階に集約し、業務の効率化に努めているのが特徴。県の総合周産期母子医療センターの役割を担っているほか、国指定の小児救急センターとして、24時間体制で救急医療を提供する。
この日は施設のうち、1~4階を開放。市民ら約170人が訪れ、手術室や乳幼児検診センター、病棟など、各設備をじっくり見て回った。今秋にも娘が同院で出産を予定しているという同市生野本町の横田政弘さん(68)は「幅広い年代層の患者に対応できるのは、大きなメリット。安心して娘を任せられそう」と話した。
中川義信院長は「地域住民のライフサイクル全てをサポートできる病院として、精進していきたい」とコメントした。開院は5月1日で、一般診療は同7日にスタートする。【四国新聞より】
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