これまで、何回ワンデイに出場しただろうか。
コロナが落ち着いた先の再出発は1番下のランク帯からだった。
俺も、その頃から指導者。
みんなと一緒に戦ってきた。
いつからか、毎試合収穫のある内容で、相手も強くなった先の勝敗から一歩進めるようになったね。
シュートもだいぶ上手になって…
そんな日々も日曜日で終わりかと思うと、不思議な気持ちである。
だいぶ強くなったんじゃないかな。
勝つことだけじゃなく、バスケットボールへの理解が深まったこともあるし、スポーツという闘争で見える自分の弱さや葛藤との戦いができたから。
みんなで楽しくやるバスケットだけでは得られない価値がこの旅路にはあって、だからこそ成長したと実感できる。
最後のゲームは、それぞれが進む道を照らしてくれるような内容になればと思う。
それは勝ちかもしれないし、負けかもしれない。
試合終了まで結果がわからない我々にとって、勝つことだけが自分の進む道標にはならない。
未来がどんな結末であれ、現実から一歩進む方法を俺たちは知っている。
「背が小さい」という事実と戦った日々も、
「別れ」という事実から一歩踏み出した日々も、その全てが今を作っている。
それが、このチームで過ごした時間で、彼女らが過ごした青春。
そんな彼女らを教えられた日々に感謝を込めて、俺の学生バスケット人生も終われればと思う。
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