今日が駄目でも明日はうまくいくかもしれない~If today will not tomorrow may.

たとえ競馬がはずれても、その悔しさがきっと来週の万馬券に繋がるのです。そんな前向きな愚痴日記。

リトル・フォレスト 夏・秋を観てきた

2014-09-08 02:12:50 | 映画
あんまり期待してなかったんだ


「リトル・フォレスト」


主役があのあまちゃんの橋本愛ちゃんで大丈夫か~?

こんな難しいマンガを映画化する~?





でもね


凄くよかった。

マジよかった。


内容は

簡単に言うと

東北の小さな集落に、都会から戻ってきた女の子が

自給自足してる映画

決して生半可でない暮らしの中一生懸命頑張っているのだけど

実は他人ときちんと向き合えなくて戻ってきたことを

ごまかすために一生懸命でとりつくろってるっていう

サイドストーリーがあるんだけれども

今回は「夏・秋」なので詳しくは描かれてはいない

よって、すごく淡々とした映画でして

多分来年の「冬・春」できちんとストーリーが明らかになるんだろう

だから観る人によってはよく分からなくて退屈な映画かもしれない


でもこの映画の空気感だけでも感じて欲しい

この映画の醸し出す空気・湿度・風だけでも

自然の中、旬の野菜や山川からの季節ごとの恵みを収穫し料理する

当たり前だけど、そんな大事なことを忘れていた私には

とても心に響きました


それに「料理の映画」だけに

美味しそうな料理がどんどん出てきます

グミジャム、米サワー、栗の渋皮煮・・・

派手な料理は出てこないけど

試してみたくなります

きちんと「命をいただく」場面もあり

現在簡単に口に入れているもの全部に感謝を忘れていたことも

思い出させてくれます。


それにしても橋本愛ちゃんがいい

淡々として、決して媚びない

でもその自然な表情がまぶしい

あまちゃんの時より大人になった愛ちゃんの

将来が楽しみだす


とにかく

とても瑞々しい映画

DVD出たら買うぞ、絶対。






この映画、いや、マンガを読んだ時から感じていたんだけれども

遠いカナダに暮らしている友を彷彿とさせるんですね

自然の中で自然に生活しているその友

充実した日々を過ごしているその友に

憧れます

「舟を編む」を観た・・・あとでさんまずし@「秋刀魚」in飯田橋

2013-05-26 23:55:21 | 映画
AKB総選挙でさっしーが1位!

秋元康が

「とりあえず校内マラソン大会一周目だけトップ取った感じ」

と分析


上手い!!



弘美です。






映画観てきました。

今回は

「舟を編む」

本屋大賞を受賞した三浦しをんさん原作です。

先々週は映画館が満席で観られず

今回やっと観ることができました。


観て

やっぱり邦画はええなあ

ほんと

良い余韻の残る映画でした。


「大渡海」という国語辞典の編纂に取り組む

辞書作りという途方も無い作業を海に例えて

そこに漕ぎ出す舟に乗り込んだ人々の苦悩や喜び

そしてそれぞれの人生を静かに表現した映画です。


辞書の監修役を務める国語学者松本役の加藤剛、その妻役の八千草薫

出版社で辞書編纂してきた荒木役の小林薫

馬締の下宿のおばさん役の渡辺美佐子など、年配の役者さんの見事な演技ったら!

その歳月の経過とともに

老いた加藤剛が更に老い、壮年だった小林薫が老年に入り

顔の皺や白髪が、辞書に携わる長い年月を表し

映画の見せ所になっています。


若手の俳優も

松田龍平はもちろん、オダギリジョーが素晴らしかった。

それぞれ人付き合いの苦手な馬締役

調子よくて涙もろいけど、思いやりのある西岡役

とても魅力的に演じてました。

そして忘れてはいけない

トラさん役の猫に心鷲掴みにされました。



辞典ってあんなにたくさんの人達の熱い思いで出来た作品なんですね

私のこれからの人生で辞典と関わりあうことはもうそうそうないでしょうが

それでももし私の手元にくることがあれば

愛情をもって1ページ1ページを捲ってあげたいと思います。



でも知ってましたか

辞典にはそれぞれの出版社のカラーが違うって。

「右」という言葉も

「西を向いた時、北にあたる方」

「アナログ時計の文字盤に向かって1時から5時の表示がある方」

とかいろいろな説明があります。

皆さんはどう説明しますか?



ということで映画の後はいつもの「秋刀魚」



しめ鯖とカツオと



イサキのお刺身。

そしていつもの



さんまずし。

ここはいつ来ても美味しいです。

良い映画を観て

美味しいものを食べて

そんな普通の一日を過ごせて

胸がほっこりで神楽坂を歩いていたら



毘沙門では

7月の神楽坂まつりの阿波踊りの練習をしてました。

ああ

もうそんな季節か

時間が経つのって早いねえ・・・










そろそろ冬物片さないとなあ・・・


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「北のカナリアたち」鑑賞とさんまずし

2012-11-21 17:50:01 | 映画
鳩山さん引退



遅いくらいだ




弘美です。



東映創立60周年記念映画

吉永小百合さん主演「北のカナリアたち」を観に行ってきました。



それにしても観客の年齢層、高~~い

ご年配のご夫婦、もしくは母娘の親子連れや女友達とか

男性お一人っていうのもいらっしゃいましたね~

ちょい前に観た高倉健の映画もそうでした。


吉永小百合っていうといつもお店で歌う「いつでも夢を」の

カラオケ画像での昔の可愛らしい映像が浮かびますな。

だからといいますか

吉永小百合主演で映画を撮るニュースを聞いた時は

最初は何かとても堅苦しい古典的日本映画のようなイメージでしたがね

原作があと湊かなえだと聞いたら興味津々。

湊かなえ原作の映画は

数年前に松たか子さん主演の「告白」も観に行きましてね。

あの作品は後味の悪い映画で逆に面白かったのですが

「告白」の監督は「下妻物語」の中島哲也監督で

あ~さすがね~~と納得。

今回の監督は阪本順治監督なのでどう撮るのかなと。


川島はる(吉永小百合)が島を追われたその20年後に

教え子だった鈴木信人(森山未来)が殺人事件を起こしたという。

真相を知るため再び北海道へ。

そこには20年間封印していた想いが明らかとなる・・・・


主演の吉永さんはさすがの存在感ですが

大きくなった子供たちを演ずる若手俳優・女優も実力者揃い。

何と言っても森山未来と宮崎あおいが上手い。

子役も田舎の子供の素朴さが自然に表現されていました。

脇の柴田恭兵や仲村トオルも抑えた演技で魅せてくれたと思います。



映像もね

とにかく素晴らしい。

利尻は本当に美しいし、極寒の厳しさも充分に伝わってきました。

さすが木村大作さん。


最後の合唱シーンは感動してウルウルと。

だから良い映画だというわけではないですけどね

少なくとも私の心には届いてきたんですなあ。


それにしても

なんで吉永小百合の父親役が

里見浩太郎なんだよ~~~



というわけで良い映画を観た後はもちろん









飯田橋の「秋刀魚」で



さんまずしを喰らいながらの感想発表会。






若い人にも観てもらいたいわね

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「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」観てきた

2012-09-10 17:32:46 | 映画
野田バカ総理がAPECで笑顔で明博と握手


おいおい

まだ謝ってねえぞ

勝手に手打ちにすんな





弘美です。




「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」


15年続いたこの「踊る大捜査線」もこれでラスト

「踊る」をずっと観てきた私ですからきちんと見届けたい

というわけで観てきました。


いや~、15年って長い

織田裕二も柳葉敏郎も老けた

老けたけど

やっぱりイイオトコだ


前回の映画があんまり・・・だったので

さすがに15年もやってるとつまんなくなっちゃうのかなあ

今回でラストも仕方ないかと思ってけども



まあ詰め込み過ぎの感は否めないけど

あ~やっぱり「踊る」はこうでなくっちゃと思える

面白いモノになってました

ところどころがアリ得ない展開でツッコミどころ満載なのも

「踊る」のいいところ

「踊る」はやっぱり凄いです。


「踊る」を観て育って来た子の中には

青島や室井さんに憧れて警察官になった子もいるでしょうし

それだけ影響を与えてきたテレビドラマ&映画だったと思います。

(私の場合はそれが「あぶ刑事」だったんですけども)


とにかく見終わって

これが見納めだと思うと哀しいです。

まだまだ青島と室井を見ていたいです

10年後の二人を見てみたいです



「まだまだ踊る大捜査線」とか

「踊る大捜査線 フォーエバー」とか



あ、そうそう雪乃さんも出てますよ

大人の事情で途中から出てませんでしたが

そこはほら

織田裕二が芸能界の上の方に直訴したそうで。

織田ちゃん、相変わらず熱いわね





話変わって

食べました






今話題のガリガリ君コーンポタージュ味

美味しかったです

マジでコーンのつぶつぶ入ってる


でもお菓子じゃないね

私としては

弁当なんかで味噌汁とかスープの代わりで

食べるのアリかも

冷製スープみたいな感じで。






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テルマエロマエを観てきた

2012-06-28 01:30:05 | 映画
小沢一郎のドヤ顔が

なんともムカつく



弘美です。



テルマエロマエ観てきました。

ヤマザキマリの同名コミックを実写映画化したコメディ映画。
漫画はとりあえず押さえてる私




漫画や小説を映画化するとたいてい面白くなくなるものですが
テルマエロマエもそんなかんじになってしまうのか
とりあえずチェック。

古代ローマ帝国の浴場設計技師ルシウス(阿部寛さん)が
タイムスリップして「平たい顔族」の日本に来る。
現代日本でお風呂の技術やアイデアに触れ
それをローマに持ち帰り再現し、大評判になる・・・というお話です。
結構面白かったです。
阿部寛さん他市村さんや北村さん、宍戸さんなど
まさに請い顔族でそろえてインパクト大!
原作のネタをつなげて長編にまとめた作品ですので
中だるみもなく一気に観られました。

古代ローマのセット、凄かったです。
一瞬グラディエーターかと。 
大勢のエキストラもなかなか壮観です。

でも

原作のコミックでは、ルシウスが関わる日本人は一話ごとに別人なのですが
それをすべて上戸彩にしてしまっています。
ので上戸彩ちゃんは漫画家志望で、昼間は浴室メーカーに勤めるOL
実家は温泉旅館という設定になっていて、さすがに話の持っていき方が苦しい。
でも雨に濡れた古代ローマ人の衣装がちょっとはだけた上戸彩ちゃんが
妙に艶めかしくて許す。

いや~上戸彩ちゃんいいわ~~~

オッパイでかくって





いい具合に上戸彩ちゃん

熟れてきたねえ~~~

グフフフフ

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宇宙兄弟とさんまずし@「秋刀魚」in飯田橋

2012-05-20 18:11:36 | 映画
明日は金環日食
残念ながら東京は曇り

昨日
ドリカムの「時間旅行」唄いましたよ~

指輪をくれる~ひとつだけ
2012年の金環食まで待ってるから
とびきりのやつを忘れないでね~

いつでもいいから
誰か指輪を買ってくれ
薬指はいつでもあいてるぜ




弘美です。






「宇宙兄弟」観てきました。


「テルマエ」とどっちを観ようかなあと悩んで
「宇宙兄弟」を選んだわけですが


面白かったです。

マンガが原作の映画って評価が割れます。
現にこの作品もマンガファンの方の評価は
かなり厳しいです。

しかも宇宙というデカいスケールの物語
ハリウッドものほどお金もかけられない
SFXとかどうだろうなあ
と思っておりましたが
なかなかどうして
頑張って作ったなあと思いました。

いや、ストーリーはどうみても無理がありましたよ。
突っ込むところはたくさんあります。

でも宇宙飛行士ってそういえば
子供のなりたい職業にあげられてたよなあ
そんな昔の夢のあった時代に少しだけ戻れますよ。

自分なんかどうせ無理
そういって自分の夢を諦めてしまった人
何時からでも遅くはない

ダイエットだって

あと
オープニング部分が凄くカッコよかった!

あ、そうそう
映画の中であるお爺ちゃんが重要な役どころで出てきます。
あの伝説のアポロ11号の・・・




映画を観た後は毎回ここへ。



「秋刀魚」

ここで映画の余韻に浸ります。



美味しい「イカ・タコ・コハダ」で舌鼓



アジフライ



お母さんの漬物

最後は



名物「さんまずし」

心もお腹も満足の休日でした。



しかしまあ
この歳で恥ずかしいんですが




小栗旬君

惚れてまうやろ~~~

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「僕達急行 A列車で行こう」を観てきた

2012-03-26 18:19:19 | 映画
例の占い師、出てきましたね~
いよいよ面白くなってきました。

この胡散臭い占い師
興味あります




弘美です。


先週末「僕達急行 A列車で行こう」を観に行ってきました。
最近邦画が面白いというわけで「ロボ爺」の次は、公開したてのこの映画。
鉄道に無知な私でも楽しめた心地よい一本でございました。

森田芳光監督は昨年の12月に61歳という若さで逝去され、この映画が遺作となってしまいました。私が高校生だった頃、まだ映画も2本立てで見ることが出来た時代で、記憶が正しければ、時をかける少女と一緒に観られたのが森田監督の探偵物語でした。もう何十年も経ってしまいましたが、田舎の高校生だった私には憧れの都会のお洒落な夢物語として観た、いまだに心に残ってる作品です。ですから、そのあまりに急なニュースにショックを受けました。森田監督は名前だけでお客が呼べる数少ない監督です。まだまだこれからだという人を失うことは映画界にとって大損失。本当に本当に残念。

その監督が長年温めてきた念願の映画だという「僕達急行 A列車で行こう」。
鉄道オタクの大手不動産会社「のぞみ地所」に勤める小町(松山ケンイチ)とこれまた鉄道オタクの小さな鉄工所の息子の小玉(瑛太)がふとしたきっかけで出会い、友情を育んでいくイイ意味でゆるいコメディタッチの映画です。先程も書きましたが、私は全く鉄道系には興味がないのですが、そんな人間でも楽しめるほんわか映画でした。

ストーリーは都合よく進んでいくのですが、そんなうまいこといくわけないよ~って思いながらも、その流れがまったりで心地よいです。その空気感が「釣りバカ」ぽくって、もしかして監督はシリーズ化を考えていたのかなあ。今回は九州地方でしたが、北海道、東北、北陸、関西とどんどん考えられますもんね。

そういえば、小町、小玉、あずさ・・・と出てくる人たちの名前が全部鉄道の名前。最後に出てきた外人の名前もビックリ。監督、細かいなあ。場内、ドッカン笑いはないのですが、最後までクスクス笑いが絶えませんでした。

それにしてもオタクまでいかなくても、男の人って電車とか好きですね。老若かかわらず男の人が多かったです。

この日は朝から雨が降っていたのですが、映画が終わり外に出れば青空!この映画の空気をそのまま纏いながら気持ちよく帰れた私でした。



監督が撮った「間宮兄弟」DVD借りて観てみようかな。

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「ロボジー」を観に行ってみた

2012-01-28 23:41:12 | 映画
楽天マー君と里田まい

祝結婚


菊池桃子と西川何がし

祝離婚




弘美です。




今日、「ロボジー」観に行ってきました。


「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」の
矢口史靖監督の最新作です。

家電メーカーの窓際社員3人組が
ワンマン社長に命令されて
その場しのぎで

変形しない
戦わない
飛ばない
合体しない
働きもしない

ロボットを開発!

なんと

そのロボットの中には・・・

頑固爺が~~~

という爆笑ドタバタコメディ。

この映画、トムクルーズを抑え
観客動員ランキング1位になったそうです。



いや~さすが矢口監督
気持ちよく観ることの出来た映画でした。

駄目社員に濱田岳と川島潤哉とチャンカワイ
ロボット「ニュー潮風」に恋してしまう大学生に吉高由里子
そしてその「ニュー潮風」に入るミッキーカーチス。

チャンカワイのイライラ加減も素晴らしいけど

吉高由里子 最高

実は嫌いだったんですが
一気に好きになってしまいました。

騙されたと知る彼女がキレちゃうんですが
目の下クマつくって
眼がイッちゃってるんです

凄く可愛い

ミッキーカーチスの頑固爺も最高です。

ミッキーカーチスって
平尾正晃と山下敬二郎とで「ロカビリー3人男」で
有名な人なんですよね
私は何年か前に30以上年下の奥さんを
もらったということしか知りませんでしたが
ものすごく凄い人なんですね~

とにかく
泣いたり考えたりすることはありませんが
この暗い世の中
純粋に楽しめるほっこりする映画でした


エンドロールの一番最初に

「五十嵐信次郎」

ん?と思ったら
ミッキーカーチスだったのね。
最後にかかる「Mr.ロボット」
懐かしい~
唄っているのは
「五十嵐信次郎とシルバー人材センター」
ついつい最後まで聴き入ってしまいました。


ドモアリガト ミスターロボット~



なかなか邦画も面白い
次ははやぶさ観に行くよ~

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RAILWAYS~愛を伝えられない大人たちへ~

2012-01-08 01:10:38 | 映画
お正月明けて

休み癖がついてしまったせいか

辛かった~


3連休、万歳


弘美です。



3連休の初日
映画を観に行きました。

「RAILWAYS~愛を伝えられない大人たちへ~」

三浦友和主演の映画です。

いや、悩んだんです。
山本五十六にしようかどうしようか。
しかし
正月早々、戦争映画で重くなってもなあ
ということでこの映画を選択。
はっきり言って期待はしてなかったんです。



結構ハマりました。

内容
あと1ヶ月で定年退職を迎える運転士の夫
夫の定年後に働き始めようとする妻
2人の姿を描いた映画です。

この夫がホント昔の父親像なんですわ
ウチの父親を見ているようで

「不器用だけど生真面目」
「心では感謝してるのにありがとうの一言が言えない」

だからこそこの映画はしっくりきました。

こんな夫婦って普通だったんですよね~
ま、若い子には分からないかもしれませんね。
私だって無理だもん

というわけで

邦画といっても馬鹿に出来ません
ものすごく丁寧に作られた
上質の大人のファンタジー映画だと思います。
三浦友和も余貴美子も
富山の綺麗な風景も
最高です。



お客さん
私以上の年齢の方ばっかりでした。
皆さん、きっとこの映画を観て
共感したり反省されたのでしょうか。


いい映画を観たあとは

余韻に浸りながら

富士見の「秋刀魚」で



さんまずし。




押してくれると嬉しいわ

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神様のカルテ

2011-10-11 15:14:27 | 映画
堀ちえみよ


さすがに3回は多すぎだと思わんか





弘美です。


前回は向井君の映画でしたが
今回は櫻井君の映画を。

なんだね、アイドルの映画といえば
昔からプロモーション的なのしかなかったが

最近はバカに出来ないな


櫻井君扮する若手医師が悩みながら大きくなっていく
そんな映画。

大学病院と地方病院との医療としての考え方や捉え方の違い。
医師不足の問題。
終末医療の実態。

渦中の若手医師が悩み苦しみ決断をしていく作品です。

櫻井君、いい演技してます。
嵐やニューズゼロ~だけじゃないのね。
宮崎あおいちゃんも櫻井君を暖かく見守る奥さん役がぴったしです。

しかし、なんといっても加賀まりこ。
大女優ですね。
大河ドラマのエキセントリックな彼女と正反対の
静かな演技をされてます。



作品中に
ある患者が全員揃うまで生きながらえて欲しいという家族の願いのために
心臓マッサージをし続けるシーンがありました

家族の願いのために患者の肋骨を折ってまで生かせるエゴ

人の生き死にって何だろうね

自分だったら愛する人の人生をどう終わらせるだろう
いや、愛する人の人生だけでなく自分自身の人生をも。


なあんて深く考えてしまったぜ
だってさ~
もう40代、自分の人生折り返しちまったんだぜ~
考えても仕方ないだろ


決してこの作品はハデなものではないし
特に大きな出来事があるわけでもない。
櫻井君がアクションするわけでもないし
誰かが脱ぐわけでもない。

レビューを観ても結構ツッコまれてますが


でも私にとっては心に残る作品となりました。

向井君の時も書きましたが
櫻井君きっかけでも何でも
若い子達がこの映画に触れて
何かを感じられれば


佳作です。



と偉そうに書いたあとで



千代田区富士見の「秋刀魚」



ここではいつもサンマ寿司。
最近食べログやブログでお客さんが増えたって。
「有り難いことです」だって。





次は猿の惑星を。