私のブログを書く理由は、あまり楽しくない最後の日々に、できるだけ楽しいことを見つけて、それを私の日々として書いておきたいと思ったからです。
楽しいことを何か見つけて、気持ちを弾ませて毎日を過ごしたいと思っていますから、毎日映画を観て、本を読むということだけは続けています。
映画を観るのは、薬を飲んだ後休みたいと思うので、その時に見ています。夕食後の2・3時間は、ほとんど何か見ています。
以前は、持っていた映画を見ていましたが、この頃は、それでは足らなくなって、去年の12月頃からテレビで放送する映画を録画してきましたので、その中から、面白そうなものを観ています。
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最近、続けて、恋愛映画を2本観ました。「ラ・ラ・ランド」「ワンディ 23年のラブストーリー」です。
恋愛映画は、最近あまり観なくなっていましたから、この2本は、本当に心にぐっと来て、人を愛することの繊細な心の動きに引きつけられました。
「ラ・ラ・ランド」は、ミュージカルです。ライアン・ゴズリング、エマ・ストーンが主演した、実らなかった恋の物語ですが、こんな風に進んだらという世界も描かれていて、自分の世界を生きた二人の、きらびやかで哀愁のある恋愛映画です。
ジャズと、ミュージカルの音楽とが、全編を覆っていて、耳にも、またダンスなど、目にも美しい映画でした。
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「ワンディ 23年のラブストーリー」は、これも美しく切ない映画です。二人の若者が、大学の卒業式に、恋人としてではなく友人として、1年に1度その日にあうという約束をするお話です。
二人は愛し合いながら、それぞれの人生を生きていきます。でも、最後は、結婚して、子供が欲しいと思うのですが、事故のため、女性のほうが亡くなってしまいます。
愛する人を失ってからの彼の姿が、本当に心に響くようでした。人は、生きてきた時間を生きなおすことはできないし、取り戻すこともできません。でも、人は、自分の時間を、ひたすら生きていくのだなと思いました。
主演は、アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、アン・ハサウェイの美しさが、目に焼き付くようでした。
そして、二つの映画の男性、ライアン・ゴズリング、ジム・スタージェスがハンサムなのです。強さと繊細さが見え隠れして、世の中には、こんなにハンサムな人がいるのだなと、感嘆しました。