2023年になりました。
この頃は、新年といっても、新しいことの始まりとは思えません。今年は、ちゃんと生きられるかということを思います。
毎年、年の終わりには、ああ何とか今年も生きられたなあと、感慨に浸ります。今年も、何とか自分の力で生きられることを願っています。
先日、テレビで、認知症の女性を取り上げた番組がありました。この頃はテレビもほとんど見なくなっているのですが、その番組がたまたま目に入り、ずっと最後まで引きつけられて観ました。
人は、自分の人生を知らずに生きてきて、何が起こってもそれを受け入れなくてはならないのだと、痛感しました。
人は、自分の人生をひたすら受け入れて、その中から、少しの喜びを見つけながら生きていかなくてはならないのだと思うのです。
私も自分が病気になり、不自由な毎日を送るとは、思いませんでした。夫と、離れ離れになって別れるとは、夢にも思いませんでした。
でも、それが現実です。幸せが何かなどと思うこともできず、ただ受け入れなくてはならないことを受け入れて、生きなくてはならないのです。
ただ、自分がその現実を受け入れた時に、何か面白いこと、豊かに心が躍ること、そんなことを見つけられるかもしれません。そんな風に生きられたらいいかと、今思っています。
今年も、少しずつですが、自分の周りで起こり、心にとどまることを書いていきたいと思います。
今年もよろしくお願いします。