サイレントエンダウメント（○○当て）非接触アクティビティ

今日ご紹介するアクティビティも、非接触で喋らないものです。

エンダウメントは、一般的に「○○当て」と呼ばれています。

当てるものは「職業」「場所」「台詞」「物の名前」・・・
なんでも大丈夫ですが、
前回紹介したものより更に簡単なものをお伝えします。

「場所当て」
演技者だけにタイトル（場所）を提示する。
（紙などに書いて、こっそり見せる）
具体的に細かく設定してあげてもいいし、演技する人が決めてもOK。
（海でもいいし、砂浜、漁港など具体的にしてもいい）

演技者(出題者）は、その場所にいる人を演じます。
観ている人は、よく観察して場所を当てます。

演じている人は想像力を広げることが大切です。
同じタイトルでも色々な場所を演じられます。

観ている人も、同じようなことをする場所が複数あるかもしれないので、
思いついたものに固執せず、可能性を広げながら観ることが大切です。

「職業当て」
演技者にタイトル（自分の職業）を提示する。
職業は、曖昧なものにならないよう具体的なものにする。
（サラリーマン、お店の人だと、何を演じていいか困ってしまうため）

演技者はその職業の人がやりそうなことを演じます。
仕事をする場所が決まっている場合には、
その場所を作ってから仕事をし始めてもいいです。

短く制限時間を決めて演じてもらい、
観ていた人にタイトルを当ててもらいます。

【アクティビティのポイント】
・チャレンジできたか？
伝えるための表現を色々試すことができたか？

・要素について広く考えることができたか？
場所の可能性を広げたり、
その職業のやることについて代表的な行動だけでなく、
様々な場面を想像して表現することができたか？
観ている側も、色々な可能性と想像力を働かせながら観ることができたか？

演技のためのインプロの場合
・当てさせるためだけの嘘っぽい演技になっていなかったか？
※正解してほしいがあまり、本来はやらないような行動をしてしまうことがあります。
楽しみ合うためだけのアクティビティなら構わないけれど、
インプロ演技のアクティビティとしてやるならばちょっと良くないかな。
（例えば、ケーキ屋さんが商品のケーキに指を突っ込んでクリームを舐めるのは不自然ですね。
ほかにも冷蔵庫があることを示すために手で大きな四角を作ってここに冷蔵庫を示すのは、
人の行動としてはやはり不自然で演技ではなく”当てもん”になってしまっています。）