ホラ吹きの日々

趣味のもの作りの記録と日々のつぶやき。

FET式差動バランス型ヘッドフォンアンプ-2

2021年02月21日 | トランジスターAMP

Rチャンネルを制作します

電源部は省略してアンプ部

電圧を調べ異常の無い事を確認します、基板の回路図から電圧測定位置を確認します。

ケースはタカチのHEN110520 穴あけ加工はキャノンプラグの穴24mmΦはホールソーが有れば

難しくは有りません、取り付け穴は現物合わせ、4連VRは基板を配置しトランジスタの高さを確認、

1ヶ所トランジスタの高さを低くしないと収まりません、ケースとのシールドはするべきか

は組み立てて最後にテストしてから決めます。

左右のHOT COLD GNDの配線に注意してXHコネクタで組み立てます。

続いてヘッドフォンの改造といっても凄く簡単でした、3.5mmの4芯ケーブルをネットから購入

SONYのMDR-7506の内部ですがMDR-CD900STも同じです、

Rチャンネルの細い赤のHOTを残し残りはすべて取り外します

4芯ケーブルに取り換えて左右のHOTとCOLDを間違えないようにハンダします ここを間違えると左右の音が分離しません。

RチャンネルのCOLDは空中配線してスリーブし、ハウジングにティシュペーパーを円形に

切ってハウジングに詰め込みしますと音の濁りを改善出来ます。

私は間違えまして一日原因の解明の時間が必要でした。

キャノンプラグ5Pも配線して完了、接続して音出し、アンバランス接続と比較です。

2台のヘッドフォンを使用して音の違いを確認します

3日間色々なジャンルの音源を聴き比べしました、私の感想ですが

バランス型とアンバランス型との違いは一枚のベールを剥がした様な音がバランス型は出ています

アンバランス型は もやっとした音がバランス型ではかっちりとした音に変化しています。

曲によっては高音域がきつく感じるかも知れません、低音域は出過ぎる位出ます。

プロの音響機材はこんな音が出ているのでしょうね、

まったりと聞くにはアンバランス型でも良いと思います。