5月25日か2泊3日の日程で徳島・剣山及び蒲生田岬へ、山と海の日の出の光景を期待し、撮影に出かける。昨年もこの時期に出かけている。
26日早朝、剣山の天候は期待どおりの晴れ模様ながら午前4時に山上に見る東の空には巨大な雲塊が覆っているのを見て、一瞬我が心は曇る。しかし、嵩の高い雲は日の出の頃までには徐々に衰退しながら概ね南へ流れ去る。
朝日は、それまで遮られていた靄の層に朱に染まった姿を見せ、層の濃淡に応じ朱から黄と色相を変え、みるみると高まっていく。
今年初めての山上での期待の神秘的な朝日を仰ぐことができる。刻々の日の出の光景に浸りながら暫し佇む。至福の一刻である。
剣山の象徴、宝蔵石を撮り込む
4時57分55
4時59分28
5月27日、蒲生田岬は昨年から4度目にして絶好の日和に恵まれる。更に今回は宿泊した民宿あたらしやで現地に精通した風景写真家を紹介して頂き、同行する機会にも恵まれた。
今回の撮影ポイントは蒲生田岬灯台を前景に置く構図を意図し、昨年の内に探索して置いてところだが、同行写真家の先導でここに難なく達することができる。
撮影準備を終え刻々に様相の変わる大自然に浸りつつ、期待と緊張を以て日の出を待つ間には格別の情感を覚える。
4時24分16
朝日は、靄でそれまで水平線上に視認できなかった雲を脱しつつ朱に色付き輪郭を見せ、さらに黄、白と色相を変え高まる。
漁船の撮りこんだファイルを選ぶ。
5時1分36
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