1月23日、24日、室戸岬で夕日、朝日を撮る。
日頃夕日を撮る機会は少ないが、室戸岬に来て夕日を撮らないでは済まされない。昼過ぎに入った国道55号線沿いの喫茶店のスタッフから、昨日前の海でだるま夕日が見られたと聞いてはなおさらのことである。
幸い日没を前にして空には一片の雲もない。国道沿いの遊歩道にカメラを構える。
夕日は徐々に海面に降りてきて待望のだるま夕日にお目見えする。
着水から凡そ3分ですべては終わり、あとに寂寥感を味わうのみである。
待機中、漁船が構図に入る(23日17時21分58)。
前景に岩礁を置くもレンズをズームアップし、なくなる(23日17時23分44)。
24日、朝6時過ぎに岬の浜に出る。空には下弦の月、東の空には明けの明星が明るく輝いている。水平線上に雲が出ている模様で、昨日に次いでここでも期待のだるま朝日はなくなる。
気を取り直し明け行く空に朝日を待つ。見上げる空には灯台の燈火は回っている。
宿に備えられている写真集のあとがきの一節に「空と海と大地が融合する場所…」と室戸岬を表現しているが、まさにそのようだ。
24日7時11分17
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