アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

方程式奮闘記-3 (最終回)

2020年09月21日 | 日記


【2020.09.21】
漸く解けた。
Y=2、X=50

最初にグラフの作成から入り、その結果を見て「何故?」と悩んだ。
しかし、ここで気持ちを切り替えた。
グラフは可視化であって、「こうなるんだ、こんなもんなんだ」で良い。
この段階で「何故こうなるの?」と悩んだところで何も解決しない。

ここから公式を使って一気に計算しようとしたのだが、これがまた簡単では無かった。
「分子の変数X」が邪魔である。

紙に数式を書く事4枚目に達した頃には「もう無理だ」と思い始めていた。
気持ちは暗くなり、夜中に目が覚めて布団の中で計算してみるが上手く行かない。

<解決のきっかけ>
Yの値を求める事だった。
今までは、「Yが最大になる時のXの値」として捉えていた。
これでは漠然としている。
幸いネットで似た数式を発見し、何とかYの値を求める事ができた。
ここで決定打となった公式は「相加相乗平均」だった。

<あとは簡単?>
Yの値が「2」と解けたから、あとはXだけだ。
「何とかなるだろう」と少し気持ちが明るくなってきた。
しかし、Y=2を代入してもXが導き出せない。
またまた夜中に目が覚めて布団の中で計算式と闘う事になった。
「あと少しなのに・・」
残されたエネルギーも「あと少し」に迫っている気がした。

時計を見ると午前3時30分を回っていた、「4時間後には出勤だ」
世間は4連休だが、私は9/21(月)から出勤である。
「一体何のためにこんな事をやっているんだろう?」
「これが六十の手習いか・・・」
疲れが出て、少し寝た。

<最後の決め手>
二次方程式の解の公式だった。
何となく思い出してきた。
Y=2を代入して数式を変形し半信半疑で計算を進めた結果、正解に辿り着いた。
本日 (9/21)の朝7時過ぎで、出勤直前の出来事だった。
「ふう、やれやれ・・」


<あとがき>
偶然にも先日、NHKで「何故数学を勉強しなければならないのか」という内容の番組をやっていた。
因数分解をカレーで説明していたのは面白かった。
数学が嫌いなカミさんも「これならわかる」と絶賛していた。
何か誘導されている気がして、これからも数式を解いてみたいと思った。

私の「六十の手習い」は始まったばかりである。

付録

コメント (4)
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