【2019.11.19】
写真の説明
中央から左側がラジオ本体で、右側がラジオの付加装置として製作した低周波アンプの内部である。
この低周波アンプの製作は、7月14日の記事で紹介した。
今回の写真は、スピーカーの下にメーターが追加されている。
数回に分けて、このメーター増設の様子を紹介したいと思う。
<メーターを振らせる>
低周波アンプの製作から約4か月が経過したが、何か物足りない気がしていた。
聞こえるだけではなく、ラジオの信号でメーターを振らせて見たい。
早速、「手持ちのメーター達よ、全員集合!」となった。
手持ちのメーターは4種類で、これらは「ラジケーター」と呼ばれる直流電流計である。
ラジケーターの語源が、「Radio indicator」だとは初めて知った。
これは、精密なメーターと比較して精度は劣るがラジオのシグナルメーター(Sメーター)等の用途に適しているのだそうだ。
ブログをやっていると色々調べるから知識が増える。
<電流値とメーターの振れの検証>
さて、実際にメーターを振らせるには、どの程度の電流を流せばよいのかについて検証を行った。
上のメーターの写真の左上の「丸形メーター」と左下の「角型メーター」の特性を比較した結果が下のグラフで有る。
グラフ緑色の「角型メーター」は、約44μA~400μAの範囲で動作する。
黄色の「丸形メーター」は、約10μA~265μAの範囲で動作する。
今回は、メーターを取り付けるスペースの関係で、角型メーターを使用する事を余儀なくされた。
角型メーターの方が、動作範囲が広いから結果が楽しみである。
<どうやってメーターを振らせるか>
1.高周波信号で振らせる
2.低周波信号で振らせる
低周波アンプに取り付けるメーターなので、「2」の低周波信号で振らせる事とした。
高周波信号で振らせる事は、難しい。
<メーターの改造>
単純にスピーカーにメーターを接続しただけでは、上手く行かない。
下の写真は、メーター回路に数個の部品を取り付けた様子。
緑色のLEDは、メーターの照明ランプとして取り付けたもの。
完成した時の記念写真
上面のスピーカーの穴の下側が、増設したメーター。
ここから先は、次回。
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はじめまして。
質問がありますので宜しくお願いします。
<メーターの改造>のところでメーターに追加した部品を知りたく思います。
画像から判断するとダイオード2個と102のコンデンサー1個、電解コンデンサ(容量確認できず)の4点構成かと思われますが、パーツの詳細を教えて頂ければ幸いです。
ご質問の件、パーツの詳細をお知らせします。
・ダイオード OA90 2本
・セラミックコンデンサ 0.01μF 1個
・電解コンデンサ 4.7μF/25V 1個
コメントをありがとうございました。
心より深くお礼申し上げます。