アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

50MHz AM/SSB受信機の復活を目指して その26

2016年11月06日 | 50MHz AM/SSB受信機

IF段の同調容量の検証
【2016.11.06】
10.24MHzのフィルターの手前の、同調回路の同調容量に疑問を感じた事は。「その25」に記した。
検証を行うに当たり、同調回路のコンデンサの交換が容易にできる様、この個所にソケットを装着することを考えていた。
<改造開始>

ソケットのリード径が、基板の部品取り付け穴よりも大きくて、そのままでは取り付けられない。
穴の開口径を大きくするか、ソケットのリードを削って細くするしかない。
プリントパターンのランドが小さく開口径はこれ以上大きくできない為、ソケットのリードをヤスリで削ることにした。
又、コンデンサを並列接続できる様に、ソケットのリードを4本使用して、両サイドの各2本はメッキ線で接続したものを製作した。
下の写真左側が、今回製作したソケット。

基板に取り付けたソケット(写真 下左)
100PFと22PFをパラ付け (並列)した様子(写真 下右)

<検証結果>
当初は120PFで検証する予定だったが、手持ちが無かった為、100PF+22PF=122PFで行うことになった。
150PFと122PFでは、高周波トランス (FCZ 10S14) のコア位置が変わるものの,受信特性は同じだった。
試しに22PFで確認すると、高周波トランスのコアが上側一杯まで抜けてしまい同調しない。
逆に、コンデンサの値を大きくして行くとコアが下側一杯になり同調しない。
結局のところ、今回は期待した受信特性の改善は実現しなかったが、気が済んだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恐るべし 静電気 | トップ | 50MHz AM/SSB受信機の復活を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿