Biot ビオが創り出す車のパーツブログ!

日々の製品開発にまつわるブログ ものづくりの現場から創り出される品質や発想をお伝えします

Ferrari 512TR Biot サスペンションキット特注製作-4

2019-07-12 22:34:18 | 商品開発
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こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。



▲Biotではコーナーウエイトを計測



Biotでは、装着作業後に、アライメント調整と装着後データーの計測作業を行っています。

512TRで、サスペンションキットを前後で装着後、各データーを計測しました。



Ferrariのサスペンションは、キャンバー調整をシムの入れ替えによって行います。


▲フェラーリ キャンバー調整


▲BiotではFerrariのアライメント調整


▲Biotでは、512TRの各部品を計測


フロントは、タイロッドの調整でトーを変更できますが、キャンバーと共にキャスター角も変化しますので、変化量を計測しながらシムを入れ替えて調整します。

リアは、キャンバーと共にトーも変化しますので、フロント同様に変化量を計測しながらシムを入れ替えて調整します。


装着状態(0G)、走行状態(1G)のスプリング長、ショック全長を計測します。

▲Biotではスプリング長を計測


この作業によって、設計、製作したサスペンションのシャフトストローク、バンプラバー長、使用したスプリングのストローク内の作動が適正かどうかを再確認できます。




▲Biotではコーナーウエイトを測定



サスペンションは、製作しているメーカー、設計者によって、色々な製品が販売されています。
Biot では、一つ一つの確認作業の結果が製品となっています。

また、同じ製品でも装着作業、装着後の調整によっても、乗り味、操作性なども大きく異なります。
全ては車高によっても変化する重量とストロークの作動範囲内にあることです。


Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。


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Biot 商品開発 LEXUS LC ブレーキパーツ

2019-07-06 07:38:02 | 商品開発
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。


▲BiotではLEXUS LCのブレーキパーツを製作



フロントは、純正で400φの6Potキャリパーが装着されています。

▲LEXUS LC純正フロントブレーキ


りアは、純正で359φの4Potキャリパーが装着されています。

▲LEXUS LC純正リアブレーキ


ナックル取付部の形状、各部寸法を計測します。


リアは、インナーシュー、バックプレートの形状も詳細に計測します。



ブレーキラインは、装着状態、取付部、単体計測を行います。



▲Biotでは純正ブレーキラインを計測




レイアウト画像、単体画像等の資料を製作後、リバースエンジニアリングで各部品、取付部を図面化します。

部品を設計する上で、この作業はとても重要な役割を果たします。






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商品開発 アルファード MC後 GGH3♯

2018-12-03 06:51:16 | 商品開発
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

▲Biotではアルファードのブレーキパーツを製作



アルファードMC後のブレーキパーツを製作します。

MC後のアルファード/ヴェルファイアは、3.5ⅬのFF、4WD車のフロントブレーキが変更されています。2.5Ⅼ、ハイブリッド車はMC前と共通でした。

 
ブレーキ周りを分解して、画像データーを作成し、必要な寸法、コメントを書き込みます。

電動パーキングブレーキでしたが、サイズ、機能はこれまでのアルファード/ヴェルファイアと同じでしたので、今回は確認だけを行いました。

▲Biotでは電動パーキングブレーキに対応


ローター、キャリパー、ナックル他、必要個所を図面化します。





▲Biotでは純正部品を図面化






▲アルファード/ヴェルファイア MC後 GGH35W フロント 328φ






▲アルファード/ヴェルファイア MC前 フロント 296φ



ローター径は変更されており、パッド、キャリパーも異なっています。



この作業はリバースエンジニアリングと言われており、ちょっと困難ですが、出来上がると車両が無くてもリサイズなどが簡単に行えます。


アルファード/ヴェルファイのMC後、3,5L用には、キャリパーキットの他に、純正交換ローター、オフセットキット等を設定予定です。



Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。

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商品開発 HONDA CRZ ZF-2

2018-11-04 20:51:01 | 商品開発

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CRZ ZF2 MC後のブレーキパーツを製作します。

ZF2の2015年8月のMCが行われて、リアブレーキが電動パーキングブレーキに変更されています。

ローター径も259φから282φに変更されています。

▲CRZ ZF1/2 純正リア 259φ



▲CRZ ZF2 後期 純正リア 282φ


キャリパーの装着位置も変更されています。

ZF1/2はワイヤー式のパーキングブレーキ兼用片押しキャリパーでした。


ZF2は電動パーキングブレーキに変更されています。


ブレーキラインもキャリパーの上から下を通る様に変更されています。


ブレーキ周りを分解して、画像データーを作成し、必要な寸法、コメントを書き込みます。

ローター、キャリパー、ナックル他、必要個所を図面化します。

この作業はリバースエンジニアリングと言われており、ちょっと困難ですが、出来上がると車両が無くてもリサイズなどが簡単に行えます。
Biotでは、特殊な三次元測定機を所有しており、形状のトレース機能を使用して、このリバースエンジニアリングに役立てています。

Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。

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商品開発 Mercedes Benz GLC43

2018-10-24 17:03:54 | 商品開発
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

▲BiotではMercedesBenz GLC43のブレーキパーツを製作



MercedeseBenz GLC43のブレーキパーツを製作します。
 
ブレーキ周りを分解して、画像データーを作成し、必要な寸法、コメントを書き込みます。

電動パーキングブレーキでしたので、診断機が無くてもブレーキ周りの作業ができる様、いくつも画像をとり、作業用にマニュアルを作成します。
この作業マニュアルをベースに、商品設定後にそれぞれの取扱説明書に必要事項を書き込みます。

▲Biotでは電動パーキングブレーキに対応


ローター、キャリパー、ナックル他、必要個所を図面化します。







この作業はリバースエンジニアリングと言われており、ちょっと困難ですが、出来上がると車両が無くてもリサイズなどが簡単に行えます。

Biotでは、特殊な三次元測定機を所有しており、形状のトレース機能を使用して、このリバースエンジニアリングに役立てています。

▲Biotでは三次元測定機で形状測定



Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。

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商品開発 NISSAN エクストレイル TNT31

2018-10-21 23:10:10 | 商品開発

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▲BiotではNISSAN エクストレイル TNT31のブレーキパーツを製作


NISSAN エクストレイルのブレーキパーツを製作します。
 
ブレーキ周りを分解して、画像データーを作成し、必要な寸法、コメントを書き込みます。

ローター、キャリパー、ナックル他、必要個所を図面化します。
この作業はリバースエンジニアリングと言われており、ちょっと困難ですが、出来上がると車両が無くてもリサイズなどが簡単に行えます。







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純正キャリパーデーター VAB 2Pot

2018-06-23 00:00:42 | 商品開発

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。


▲SUBARU VAB 2Pot キャリパー


今日はお客さから借用した、SUBARU VAB リア brembo 2Potキャリパーの図面を書いています。

図面の様に何方向らも撮影し、取り付け部等細かな部分まで記録します。



大まかな寸法を入れて、外形等複雑な部分は三次元測定機で測定します。

測定データーをCADで図面化して完成です。

これでナックルデーターやホイールデーター等と合わせて、製品の作成時に干渉確認等で使用します。





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SUBARU LEVORG/レヴォーグ リアツインキャリパーキット開発開始

2018-03-13 22:52:48 | 商品開発
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▲SUBARU LEVORG/レヴォーグ


SUBARU LEVORG/レヴォーグが入庫しました。
ホイールは、WORK製に変更されています。

オフセットキットキットは設定されていますので、今回は電動パーキングブレーキを生かした、ツインキャリパーキットを検討します。


電動パーキングブレーキで、お客さんからの声も多くいただいていますので、製品化に向けてやっていきます。


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アルファード/ヴェルファイア 30系 後期 ブレーキシステム開発開始

2018-02-20 13:29:48 | 商品開発
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▲アルファード/ヴェルファイア 30系 後期


アルファード 30系 後期が入庫しました。
ホイールは、社外品に変更されています。


これから、各純正データーを計測し、リバースエンジニアリングを行います。


どのような商品が設定できるかで、お客さんの注文内容も決まります。

リアのツインキャリパーキットも設定予定ですのでご期待ください。


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汎用部品の選定!-1 ボルトナット

2018-01-27 00:21:55 | 商品開発
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

▲1.25/黒、1.5/銀、1.75/金


細かなパーツですが、ボルトナットについてです。

部品を製作する際、ボルトナットを使ったり、製作部品にねじ切り加工を行ったりしています。
自分でボルトナットを脱着した事がある方はわかる事だと思いますが、ネジ山には種類があり、国内で流通している一般的なネジはメートルネジと呼ばれている物で、その中にネジ山を指すピッチがあります。
ブレーキでは、M10、M12、M14などが使われていますが、その中にPT(ピッチ/ネジ山)1.25、1.5、1.75があります。熱処理された特注ボルト(SCM)は、通常の表面処理を行うと、硬度等に影響が出てしまうため、コストを掛けて特殊な処理を行っています。
うちでは汎用ネジを、計測は都度行いますが目視でわかる様、表面処理方法で(1.25/黒、1.5/銀、1.75/金)仕分けしています。

ワッシャー、ロックナットも、通常に売られている物ではなく、素材硬度の高い物を使用しいています。並べてみてもわかりませんが、高トルクで何回か脱着を行うと、一般的なボルトナットは破損します。

▲高荷重用のキャップボルト用ワッシャー

▲左/一般的なワッシャー 右/45Çワッシャー


エンジン内部のボルトナットに、一般的に売られているボルトナットを購入して使用する事は無いと思います。
ブレーキやサスペンションも同じです。
また、同じ強度でも、ピッチに種類がありますが、相手部品が決まっている場合を除けば、必ず数値の少ない物(細目と呼ばれています)を使用します。ピッチ/ネジ山が小さいと言う事は、同じネジ込み代でより多いネジ山があると言う事になります。またネジ山が細かく小さくなっていくため、断面積も大きくなり、破談強度は向上します。
ホームセンター等で探しても、この細目のボルトナットはほとんどありません。更にロックナットとなると、一度に大量に特注製作している物までがあるのです。



▲左/一般的なロックナット 右/45Çロックナット

見分けるのは専門的でないとできません。ずっと安心して使ってもらえるよう、性能と共にずっと維持している事です。


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マシニングセンター!

2017-12-22 20:37:09 | 商品開発
今日は、マシニングセンターの加工プログラムを作っています。

自社製品の製作ですので、製品図面から各加工図面を作り、マシニングセンターの
加工プログラムを製作します。

よく多品種少ロットと言われてますので、なるべく時間の短縮を図れるように作業しています。

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