Biot ビオが創り出す車のパーツブログ!

日々の製品開発にまつわるブログ ものづくりの現場から創り出される品質や発想をお伝えします

Biot ピロブッシュセット NISSAN R35 リアキット

2019-12-24 09:35:52 | ピロブッシュ
English中文


こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。


▲Biot サスペンションピロブッシュ R35



日産GTR R35用のリアのサスペンションピロブッシュセットです。

装着部分のわかるレイアウト図も、ホームページ等にご用意しています。

▲Biotではレイアウト画像を作成


セット以外に、単品(左右セット)でのご購入も可能です。

今回のキットは、NI‐24/25/26/278/28の5種類、R,Lセットで合計10か所分のリアキットになります。


アームをお送りいただき、ご購入いただいたブッシュの圧入作業も行ています。

新品のアームをご購入いただき圧入作業を行ってからの発送も行っています。

▲Biotではピロブッシュの圧入作業



製作時に、圧入のための公差は計測していますが、組付け後に再度ピロカラーと再度カラーの組付け状態での径と長さを計測します。

▲Biotでは組付後のピロブッシュを計測



ピロブッシュの圧入方向とサイドカラーの組付け位置を合わせて仮組して一つずつ専用箱に入れています。

▲Biotではピロブッシュの向きを確認


専用箱に入れると、作業時のサイドカラーの取違を無くし、装着部分の位置なども製品番号と取扱説明書で確認しながら作業ができます。

▲Biotではピロブッシュを個別に梱包



▲Biotではピロブッシュを個別に梱包


最後に取付説明書と取扱説明書を入れて終了です。

▲Biot では全商品取扱説明書を付属


詳しくは、Biot サスペンションピロブッシュ R35 リアキットをご覧ください。


【関連記事】当ブログの中の「ピロブッシュ」に関する記事一覧


Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。
jyunsei純正交換2ピースローター


自動車アフターパーツのBiot/ビオ
〒190-1201 東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木808-1 >>Googleマップで見る
TEL 042-568-0717 FAX 042-568-0198
e-mail:biot@biot.co.jp

東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。

ピロブッシュ/ピロボールジョイント S2000-1

2018-06-03 22:01:06 | ピロブッシュ
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。


▲ピロブッシュ/ピロボールジョイント S2000


S2000 用のピロブッシュセットです。

AP1 AP2と型式で分かれているS2000は、リアのアッパーアームが異なっており、AP2のほうがアームの取り付け幅も広く、ブッシュ自体もおおきくなっています。

アームのみをAP1 とAP2で交換することはできません。リアメンバーが違います。

もちろん、ブッシュも違います。

大がかりですが、そっくりメンバーとアームを交換する場合も多々ある様です。


Biot では、各製品毎に、レイアウトのイラストを作成し、単品でも購入いただけるよう、セットの商品コートと同じく、単品の商品コードも設定しています。

▲Biot ピロブッシュ レイアウト AP1



詳しくは、Biot サスペンションピロブッシュ S2000 フルキットをご覧ください。



【関連記事】当ブログの中の「S2000」に関する記事一覧


自動車アフターパーツのBiot/ビオ
〒190-1201 東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木808-1 >>Googleマップで見る
TEL 042-568-0717 FAX 042-568-0198
e-mail:biot@biot.co.jp

東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。


ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-4

2018-03-04 04:09:32 | ピロブッシュ

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。


▲ピロブッシュ/ピロボールジョイント

ピロブッシュ は車検は?と質問を受けることが多々あります。

現状の車検制度では、ブッシュの交換は問題ありません。
アームの取り付け方法の変更や、明らかに純正より強度が不足している等が無い場合は、車検には適合しています。

ピロブッシュの他に、強化ブッシュといって、自動車メーカー系のモータースポーツパーツで販売されているものがあります。

強化ブッシュと言う位ですので、ゴムブッシュのゴム部が固いのもでできており、ネジレに対してはよりデメリットとなりますが、アームの支点を強化する意味では有効です。
元々、モータースポーツパーツですので、サーキット走行などでの使用を前提に強化ブッシュを使用します。
サーキットでは、スプリングレートも高く、路面も平坦ですので、サスペンション自体の動きが少なく、ネジレのデメリットよりも、アームの支点の寄れが減少する方がいいとされています。
強化ブッシュを装着すると、車がキビキビ動く感じは大きくなりますが、並行してサスペンションサスペンションの動きを制約している事になっています。
一般道を走る車は、サスペンションのストロークもどう改造してもそれなりに必要で、アームの動きはかなり大きくなっています。

では、ピロブッシュではどうか?となりますが、サーキットで走るN1 (純正車両をベースに改造範囲が狭いカテゴリー)クラスより上のカテゴリーでは、全てと言っていいくらいピロブッシュやピロボールを使用した専用アームが使用されています。


▲アーム可動時のブッシュの支点


ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-3ピロボールジョイント!-1ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-2もご覧ください。



自動車アフターパーツのBiot/ビオ
〒190-1201 東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木808-1 >>Googleマップで見る
TEL 042-568-0717 FAX 042-568-0198
e-mail:biot@biot.co.jp


ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-3

2018-03-02 23:11:18 | ピロブッシュ
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。


▲ピロブッシュ/ピロボールジョイント


サスペンションアームは、純正でブッシュと呼ばれるジョイントで可動する様になっています。
人間でいえば関節の様なものです。
サスペンションアームは、ボディーとナックル側にそれぞれ固定され、このブッシュを基点にタイヤホイールと一緒に走行時に上下に動いています。



ゴムブッシュというジョイントは回転する機能は無いため、アームの動きに合わせ、ゴム部のネジレを利用して動いています。
ネジレを発生させているということは、常に元に戻ろうとする力が発生しているということになります。


1G(車両の走行状態)でアームを締め付けするということを聞いたことがあるかもしれません。0G(リフトアップ時)はタイヤがぶれ下がった状態で、0Gでアームアームを締め付けすると、リフトから降ろした時(1G状態)ではすでにネジレが大きく発生していて、最悪はネジレ過ぎにより、ゴムブッシュが破損してしまいます。
タイヤで上げられるリフトか、地下ピットなどが無いとこの作業は簡単にはできません。


車のサスペンションは、色々な部品や機能で乗り味や操作性が作り出されています。ただ単に、固くする事が良いとは限りません。

このサスペンションピロブッシュは、ゴムブッシュ部分をピロボールジョイントに変える事で、ネジレによる抵抗と戻り時に発生する反発力をゼロにして、サスペンションの動きをよくするためのパーツです。
自由に動くサスペンションピロブッシュは、ネジレが発生しないため、どのように装着しても車高も一定し、操作性にも悪い影響を与えません。

タイヤの接地感、サスペンションの動きなど、驚くほどよくわかるようになります。

続きは、ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-4をご覧ください。

ピロボールジョイント!-1ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-2もご覧ください。




自動車アフターパーツのBiot/ビオ
〒190-1201 東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木808-1 >>Googleマップで見る
TEL 042-568-0717 FAX 042-568-0198
e-mail:biot@biot.co.jp


ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-2

2018-01-23 23:27:47 | ピロブッシュ
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

▲ピロブッシュ


サスペンションピロブッシュ/ピロボールジョイントの発送までの管理についてです。

ピロブッシュは、1ヶ所のブッシュで、アウターカラー、サイドカラー×2、ピロボールジョイント、スナップリングで構成されています。
ピロボールは、12T~25Tまでがピロブッシュ用として使用されていますので、車種やアームの形状などで使い分けられています。

ピロカラーにプレス機を使用してピロボールを圧入します。ピロボールとピロカラーの圧入部にモリブデングリスを塗布し、カジリを抑えて作業します。



組付けが終わったら、ブレーキキットと同様の組立図を参考に、各部の寸法を計測します。ピロカラーは、純正のアームに圧入しますので、圧入公差をとって設計されているため、ピロボールを圧入後のピロカラーの公差が範囲内にある事を確認します。
サイドカラーも左右に差込み、計測します。その他、穴径、カラーの長さ等を計測し、1set、左右2個で一つの箱に梱包します。ピロブッシュは、車輌への組込作業時にバラバラの状態だと、確認作業に時間が取られてしまうため、1set、左右2個で一つの箱を用意しています。



ピロボールジョイント!-1もご覧ください。

続きは、ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-3をご覧ください。


自動車アフターパーツのBiot/ビオ
〒190-1201 東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木808-1 >>Googleマップで見る
TEL 042-568-0717 FAX 042-568-0198
e-mail:biot@biot.co.jp



ピロボールジョイント!-1

2018-01-07 22:39:43 | ピロブッシュ


今日は、サスペンションアームのジョイント部のゴムブッシュのデーター取りです。
画像を張り付け、図面を作成する前に大まかな寸法、特徴などを書き込んだ書類を作成します。
メーカーとして部品を作成すると、元々がどうなっていたかが重要になる場合がほとんどです。
購入されたお客さんからの質問に答えるには、図面よりも早くわかりやすく答えたりできます。
この画像と現品から、図面を起こします。リバースエンジニアリングという作業ですが、自社部品と装着車両や純正部品との組み合わせ図面を作っているメーカーでは必要な作業です。
自社開発をしていない等でしたら、やっていないメーカーもあるのかもしれません。
リバースエンジニアリングには、複雑な形状を計測するために三次元測定機を使います。
うちの会社にある三次元測定は、形状をトレースする機能がついているため、三次元測定機購入後は、リバースエンジニアリングの効率が飛躍的に向上しました。
画像のデジタルノギスは、大きさ別に何種類かを使い、圧入部の公差を計測します。これは、真円でないことと、圧入部の入り口と奥の部分では、5/100程度はみんな異なっています。
こんな作業の延長に、一つの自社製品が出来上がります。

続きは、ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-2ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-3をご覧ください。


自動車アフターパーツのBiot/ビオ
〒190-1201 東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木808-1 >>Googleマップで見る
TEL 042-568-0717 FAX 042-568-0198
e-mail:biot@biot.co.jp