Biot ビオが創り出す車のパーツブログ!

日々の製品開発にまつわるブログ ものづくりの現場から創り出される品質や発想をお伝えします

Biot ピロアッパーマウント Porsche 930 フロント

2019-12-25 19:21:40 | サスペンション
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こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。



▲Biot ピロアッパーマウント Porsche 930 フロント

Biotでは、Porsche 930用に、調整式ピロアッパーマウントを製作しています。
   
930のサスペンションは、トーションバーになっていて、フロントショックはスピンドルが一体のストラットタイプです。

Biotでは930用にコイルオーバータイプと、トーションバーのままショックアブソーバーのみをのサスペンションキットの2種類を設定しています。

▲Biot euro quatre SuspensionKit


euro quqtreサスペンションキットには、標準でピロアッパーマウントが付属しています。

▲Biot euro quatre Suspension フロント



930のフロントアッパーマウントは、特殊な形状で、スチール製のプレスとゴムで製作されています。

▲930純正アッパーマウント フロント


Biotでは、ピロアッパーマウントを製作し、調整式にして販売しています。

▲Biot ピロアッパーマウント Porsche 930 フロント


純正ショックに装着できる様、純正ショック用の専用カラーセットも設定しています。

▲930ピロアッパーマウント純正ショック取付カラーセット



今回は、アッパーマウントのカラー変更と、取付カラーセットのご注文でした。

取付もわかりやすい様、ピロアッパーマウント、カラーセット共、専用の取扱説明書を付属させています。

▲Biot では全商品取扱説明書を付属



このピロアッパーマウントの設定、製作はかなり困難な物でした。
もしかすると現在も世の中にはこの製品しか無いかもしれません。

必要に応じて創る、考えて創りだす、Biotの始まりの頃に設定した商品です。

詳しくは、ピロアッパーマウントをご覧ください。


Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。


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Ferrari 512TR Biot サスペンションキット特注製作-3

2019-05-05 07:32:28 | サスペンション
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▲Ferrari 512TR Biot サスペンションキット



完成したサスペンションキットの装着です。


▲Ferrari 512TR Biotサスペンション取付 フロント





▲Ferrari 512TR Biotスペンション取付 リア



サスペンションの取り付け部も検討時に確認した通りに設計して装着です。



▲Ferrari 512TR Biotサスペンション取付部 フロント





▲Ferrari 512TR Biotサスペンション取付部 リア



リアサスペンションの調整ノブはエンジンルーム内にあり、フレームの中になってしまうため、Biot製延長ケーブルで適切な位置へ伸ばします。

▲Biot調整用延長ケーブル装着





Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。

詳しくは、サスペンションキット leger Ferrari 512TR をご覧ください。


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Ferrari 512TR Biot サスペンションキット特注製作-2

2019-03-21 05:20:23 | サスペンション

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▲Ferrari 512TR Biot サスペンションキット製作



純正はフロント2本、リア2本の4本構成でしたので、装着時の寸法計測を行った後は単体と取付部を計測します。


▲Ferrari 512TR 純正サスペンション単体 フロント



▲Ferrari 512TR 純正サスペンション単体 リア


サスペンション単体を簡単な図面化します。アッパーマウント、ボトム部等の設計が簡単にできるようになります。

▲Ferrari 512TR 純正サスペンション単体 フロント

サスペンションの取り付け部も同様に計測し、図面化します。



▲Ferrari 512TR 純正サスペンション取付部 フロント





▲Ferrari 512TR 純正サスペンション取付部 リア



フェラーリのフロントサスペンションは、斜めにレイアウトされているため、ボトム部の干渉が問題となり、使用できる部品の確認が重要です。



▲Ferrari 512TR 純正サスペンション フロント ボトム部確認


カップの太さ、長さを装着できる最大値、最小値を実車にて、装着時に計測した0G~2Gまでの間で計測します。

この純正状態の把握までの作業が、設計時にとても重要な要素となります。




Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。

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Ferrari 512TR Biot サスペンションキット特注製作-1もご覧ください。



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Ferrari 512TR Biot サスペンションキット特注製作-1

2019-02-12 06:59:38 | サスペンション
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▲Ferrari 512TR Biot サスペンションキット製作



フェラーリ 512TRのサスペンションの特注製作の依頼で、お車をお預かりしています。


前後ともWウイッシュボーンタイプのサスペンションです。


フロントは4Pot キャリパーでショックは結構斜めにレイアウトされています。

▲Ferrari 512TR フロントブレーキ


▲Ferrari 512TR フロントサスペンションレイアウト



リアは、片側2本のショックが付いていて、1台分では6本の構成になています。


▲Ferrari 512TR リアサスペンションレイアウト



車高、コーナーウエイト、アライメント、1G/0Gのショック全長等を計測して、サスペンションを分解します。

単体計測、取付部形状等、細かく計測して、リバースエンジニアリングで必要部分を図面化します。


▲フェラーリ 512TR Biot サスペンションキット製作


Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。


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BMW E46 M3 Biot サスペンションキット

2018-09-26 12:11:05 | サスペンション
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▲BMW E46 M3 Biot サスペンションキット



BMW E46 M3のサスペンションキットです。

今回は、サーキット走行重視の仕様での製作です。

BMW E46は、M3 も含め、フロントキャンバー角をネガティブにしていくと、接地感がなくなっていく感じがします。
一般走行もある程度必要な場合は、ショックアブソーバーの減衰力、スプリングレート、の他に、キャンバー角、トー、ショック全長までをトータルで設定しないと、不安定なステアリング操作に、不安を抱えることになります。


装着前の組み立て時はこんな感じです。


▲BMW E46 M3 Biot サスペンションキット フロント 組立


Biotでは、フロントストラットショックに正立単筒式を採用しています。

シャフト径は、自社規格品の25φです。




▲BMW E46 M3 Biot サスペンションキット リア 組立

リアは、スプリングとショックアブソーバーが別のセパレートタイプです。


フロントの装着は、スタビブラケットがショックアブソーバーの固定されていて、ステアリング操作と同期して動きますので、ショックボトムに固定できるようにしています。

▲BMW E46 M3 Biot サスペンションキット フロント装着


アッパーマウントはストラットタイプですので、調整式にしています。

▲BMW E46 M3 Biot ピロアッパーマウント フロント



E46 M3は、純正からM3以外とは互換性が無いため、専用品となっています。左右も別設定です。




リアは、セパレートタイプですので、ショックアブソーバーは純正の全長を基準に、短く調整できる方を多く取れるよう設定しています。

▲BMW E46 M3 Biot サスペンションキット リア装着


スプリングは、サーキット走行を重視ですので、直巻きの14kを装着しました。







▲Biot サスペンションキット 装着車両 BMW E46M3




詳しくは、サスペンションキット euro trois BMW E46 M3をご覧ください。

Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。



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Biot FD3S サスペンションキット leger

2018-07-23 07:52:51 | サスペンション

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▲Biot evolution de leger FD3S


FD3S用のサスペンションキット、evolution de legerの装着です。

evolution de legerは、アッパーマウントにBiot独自のラバーブッシュを採用しているキットです。

▲Biot ラバーアッパーマウント



このevolution de leger専用のラバーアッパーマウントは、ピロアッパーマウントとは異なり、ダイレクト感は少なくなりますが、ラバーマウントによってサスペンションの初期入力を緩和させています。

この特性を生かし、減衰力は高めに設定し、ストリート仕様で純正の様な乗り心地とスポーツサスペンションの様なクイックな操縦性を実現しています。

サスペンション形状は、全長調整式で基本設定はF/-20mm、R/-40mm です。

車高の調整範囲は多くとっていますので、各仕様に合わせて細かく調整が可能です。



▲Biot ではサスペンションキットの交換作業を行います



減衰力は12段調整でショック上部で行います。





装着後は、車高計測、アライメント調整、コーナーウエイト計測を行います。


詳しくは、Suspensionをご覧ください。

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Biot サスペンションキット trois ヴァンガード ACA38W

2018-06-08 23:03:05 | サスペンション
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▲Biot サスペンションキット trois ヴァンガード ACA38W


ヴァンガードのサスペンションキット装着です。

リアのショックアブソーバーが極端に短く、ショックアブソーバー上下が共にブッシュタイプになっているレイアウトです。

Biot では、リアに2Way別タンクタイプのショックアブソーバーを採用し製品化しています。

▲Biot 別タンクショックアブソーバー



完全自社設計、自社制作のこの別タンクショックアブソーバーは、単筒式でありながらリニアな減衰調整を実現しています。

別タンク内に減衰調整機能を持ったワンウェイバルブを設定し、色々な車種や仕様に対応できるようにしています。

装着時には別タンクの位置が調整できる自在ジョイントでホースが設計されています。ジョイントも自社設計ですので、自由なレイアウトを可能にしています。


フロントは、成立単筒式のストラットタイプで、ショックアブソーバー上部で減衰調整が可能です。

▲Biot 成立単筒式 ストラット用サスペンションキット


ストラットボトムを別部品で製作しているため、全長も調整可能です。


アッパーマウントはキャンバー調整機能があるため、細かな調整を可能にしています。

▲Biot 調整式アッパーマウント


詳しくは、別タンク仕様サスペンションをご覧ください。



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MarkX GRX133 Biot trios サスペンションキット

2018-05-22 03:36:22 | サスペンション
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▲MarkX GRX133 Biot trios サスペンションキット
 

マークX用の、ストリートからスポーツ走行までをカバーするBiot triosサスペンションキットです。

スプリングレートは、F/11.0、R/8.0 です。





前後共に成立式でサスペンション上部で減衰調整が可能です。


リアは、付属の延長ケーブルで、パネルの上に調整ノブを装着します。


製品は、組付けが終わってから、全ての部分を計測し、画像に残しています。



ブレーキラインを固定するブラケットセット、車高調整レンチ、調整ノブ、延長ケーブルが付属しています。

▲Biot サスペンションパーツ



詳しくは、
Biot troisをご確認ください。


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Biot サスペンションキット trois スカイライン HV37

2018-05-17 10:26:30 | サスペンション

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▲Biot サスペンションキット trois スカイライン HV37


V37のサスペンションキットについてです。

フロントはWウイッシュボーン、リアはマルチリンクで、Z33以降、FUGA等にも採用されているシステムです。


リアは、R35と同じくコイルオーバータイプで、形状はシンプルに車高調整式サスペンションです。


純正は調整機能がないため問題になりませんが、リアのアッパーマウントの取り付け部の上にシートベルトの部品が付いています。

この部品のおかげで、普通にケーブルを装着して、クリック部をリアのボードの上に出すことができません。

▲Biot サスペンションキット リア取り付け部


リアは、偏芯したアッパーマウントを製作し、ケーブル装着に対応しました。

▲Biot では各種サスペンションパーツを製作



詳しくは、Biot サスペンションキット trois スカイライン HV37をご覧ください。


Biot サスペンションキット trois スカイライン HV37




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R35 GTR サスペンションキット trios

2018-04-03 03:42:58 | サスペンション
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▲R35 GTR サスペンションキット trios


R35 GTR のサスペンションキットです。

フラッグシップモデルの、Type trios(トロア)で、ストリートからサーキット走行までをカバーするモデルです。

少し高めのスプリングレートですが、減衰特性でしなやかに動き、高速走行時の設置感を確保しています。

R35 GTR のサスペンションは、フロントはドライブシャフトの上部に取付されています。専用のロアボトムが付属しています。


リアはナックル上部に固定されていて、他車とは少し異なったレイアウトです。


リアの減衰調整は、スピーカーボードに穴開けを行って、専用ケーブルで延長して簡単に調整できるように装着します。



純正サスペンションは、ビルシュタイン製のダンプトロニックサスペンションですが、スプリングレートを上げて車高を下げても、純正サスペンションで感じる固い感じ無くなり、路面の状態に追従する感じを作り出しています。

詳しくは、R35 GTR サスペンションキット triosをご覧ください。

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サスペンションの構造-1

2018-03-16 22:06:40 | サスペンション
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▲Biot サスペンションキット trios


サスペンションは色々な部品で構成されています。

大きく分けると、ショック、スプリング、アッパーマウント、ロアボトムとなります。

ショックアブソーバーと呼ばれる部分で、シリンダー、シャフト、オイル、ピストン、封入ガス等で構成されています。
ストロークすることで、減衰力を発生します。

ショックアブソーバーは、サスペンションの中で、伸縮する際のスピードを決めています。
『固くする』と言っているのは、実際は動くスピードを”遅くする”事になっています。

スプリングは計りのようなもので、スプリングにかかる重量の分縮みます。
スプリングは、サスペンションの中で、伸縮する際の量(縮む量)を決めています。

コーナーを曲がると車は傾き、静止状態でかかっていた重量の1.5倍程度の重量がかかり、縮む量も単純に1.5倍縮みます。
スプリングの巻き方や線径等の形状で、重量と比例して縮まないものもあります。
『固くする』と言っているのは、実際は動く量を少なくし”動きを減らす”事になっています。

適度に固くすると、車の動きが少なくなり、安定感が増えた感じになっていきます。

アッパーマウントとロアボトムは、サスペンションの上下で車両に固定するためのパーツです。



純正の取り付け部に固定するため、必然的に取付け方法は純正同様です。
各メーカー、許される範囲で、素材、調整機能等を付加した物を設定しています。



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Porsche ポルシェ 930 ピロアッパーマウント!

2018-01-29 17:24:42 | サスペンション
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。


▲Porsche ポルシェ 930 ピロアッパーマウント


純正は、スチールのハウジングとラバーブッシュでできています。キャンバー調整はできません。
形状が特殊で、ボディー側の湾曲した面にあった形状でできています。厳密には、取付して締め上げると、ボディーにフィットする感じです。

Biotでは、他車のストラットタイプのサスペンションと同様に、キャンバー調整式のピロアッパーマウントを設定しました。
ゼロから、ニーズに合わせて設計し、製品化しました。
製作は大変ですが、世の中には無いパーツとして、Biotのこれまでの軌跡になるものだと思います。



詳しくは、Porsche ポルシェ 930 ピロアッパーマウントご覧ください。


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930ターボ用 サスペンションキット!-1

2018-01-29 16:41:18 | サスペンション

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▲930ターボ用 サスペンションキット


この930ターボ用 サスペンションキットは、純正トーションバーを残し、ショックアブソーバーのみを交換します。
基本は、フロントは純正アッパーマウントを再使用して装着しますが、オプションで調整式ピロアッパーマウントの設定があります。
リアは、純正ラバーマウントを再使用できるよう、特殊なシャフトカラー(受け皿のような形状)を付属させています。この部分は、ウレタン等で製作すると、シャフト上部に負担がかかり、純正ラバーより硬度の高い素材を使うと、常時ねじ部の締めましが必要となります。


直巻きスプリングを使用してトーションバーを外すタイプの930ターボ用 サスペンションキットも販売しています。


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Ferrari F360 Modena サスペンションキット!-2

2018-01-26 06:42:17 | サスペンション
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

今日は、Ferrari F360 Modena サスペンションキットの製作についてです。

▲Ferrari F360 Modena サスペンションキット


特殊な形状のアッパーマウント部、ストロークを確保したまま、減衰力調整機能を持たせる事を考えました。
レースカー等と同じ様なロアボトムと同じ様な形状で製作すると、サスペンションストロークが少なくなり、スプリングを堅くしてストロークを減らす様な方向になってしまいます。


サーキットユースのみでしたら、限られた範囲での使用で良い場合もありますが、適度なスプリングレートで使用するには、ショックアブソーバーのストロークを確保してスプリングレートの選択肢を広げる事が重要です。
削り出しで製作しアッパーマウントにピロボールを組込み、ショック上部の調整部が存在する形状です。

ゼロから考え出した形状ですので、他には無い物だと思います。発想を形にする作業、いつも取り組んでいます。


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Porsche 997 サスペンションキット!

2018-01-14 07:47:37 | サスペンション

▲ポルシェの997の4WD車用のサスペンション


こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

ポルシェの997の4WD車用のサスペンションのフロントは、ドライブシャフトの進行方向後方によけて、ナックル取付部に固定されています。
サスペンション上部は、RR車と同じ位置に装着されているため、サスペンションの1G装着状態(通常に走行できる状態)で約10°の角度が付いています。
更に走行状態で、コーナーを曲がる際等の1.5~2G(車輌が傾いた状態)では、更に角度はきつくなり、一般的なピロボールタイプのアッパーマウントではピロボールの作用角を越えてしまいます。
これは、996の4WD車も同じです。
997は、カレラ4もボディーがワイド化されているため、リアにも少し角度が付いています。
Biotでは、純正状態を細かく計測し、必要に応じ純正状態を図面化してこのような製品数値を割り出しています。
サスペンションの製品化にあたり、フロント、リア共に専用のピロアッパーを設定しています。
996/997の4WD車では、ピロアッパーマウント付きの車高調整サスペンションキットは少なく、純正アッパーマウントを使用している物が大半です。
通常の方式で、ピロアッパーマウントを装着するとサスペンションのストローク時に作用角を越えてしまい、ピロボールが破損します。最悪の場合は、シャフト先端が曲がり、折損してしまう可能性も大きい部品です。
もし、当社以外でのピロアッパーマウントを使用されている場合は、確認された方がいいと思います。

詳しくはサスペンションキット euro quatre Porsche 997 カレラ4をご覧下さい。

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