Biot ビオが創り出す車のパーツブログ!

日々の製品開発にまつわるブログ ものづくりの現場から創り出される品質や発想をお伝えします

加工 色々-1

2018-07-15 22:15:35 | 加工

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

▲Biot ではィスクローターを素材から加工製作



今日は、製作部品と、新規品のプログラム製作を終日行いました。

朝から暑い一日で、皆さんもお疲れさまでした。

少ロット品や特注品のマシニング加工をいくつも行いましたが、全てプログラムでの加工ですので、思うようには進みませんでした。




ディスクローターは、専用のNC旋盤2台を使用して、別ラインで製作しています。

特注品の製作の際、間に入れて製作したりしています。




途中、ピロブッシュのトルク測定なども行っています。
駆動トルクを、計測してデーターを収集しています。



メーカーによって、純正アームのクリアランスにバラつきがあるため、安定した使用条件を出すため、データー収集と圧入後の駆動トルク測定が必要です。





【関連記事】当ブログの中の「加工」に関する記事一覧


自動車アフターパーツのBiot/ビオ
〒190-1201 東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木808-1 >>Googleマップで見る
TEL 042-568-0717 FAX 042-568-0198
e-mail:biot@biot.co.jp

東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。


ディスクローターの加工-2

2018-04-10 06:21:05 | 加工
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。


▲Biot ディスクローター


ディスクローターの加工過程です。


いくつもあるローター素材の中から、製作に必要な素材をそれぞれ用意します。


素材を、旋盤加工します。裏面→表面の順にそれぞれ専用のNC旋盤で切削します。
切削したら、種別が判るようマジックで表記を書き込みます。
矢印はローターの回転方向で、左右対称になるよう切削で削り分けます。


旋盤加工後は、マシニングセンターで穴明け、スリット(ドリルド加工)を行います。ここでも回転方向とスリットの向きは重要です。特注品の指定された仕様等も、都度加工します。


スリット加工までが完了したら、面研磨を行います。






研磨加工後は、単体バランスを計測し、必要に応じ専用のバランスウエイトを装着して高速走行時の振れ対策を行います。

研磨後のローターは、全品、三次元測定機で計測し、単品精度が合格した物だけが、完成品として在庫倉庫へ運び込みます。検査不合格でも10/1000の不具合のため、再研磨を行って合格するまで再加工、再検査を行います。

ディスクローターの加工‐1
もご覧ください。


【関連記事】当ブログの中の「ディスクローターの加工」に関する記事一覧


自動車アフターパーツのBiot/ビオ
〒190-1201 東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木808-1 >>Googleマップで見る
TEL 042-568-0717 FAX 042-568-0198
e-mail:biot@biot.co.jp

Biotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。


ディスクローターの加工‐1

2018-01-08 20:11:26 | 加工

加工中のローターについてです。
鋳造でできた素材を旋盤加工して、穴開けとスリット加工までおこなった状態です。

旋盤加工では、面精度が3/100~6/100程度にしか仕上がらなく、その後に研磨加工を行います。

研磨加工の仕上がりは5/1000~2/100でしあげていますので、旋盤加工は画像のような状態です。
そのまま使用すれば、酷いジャダーが出ると思われます。

画像のローターは、アルミ製のハウジングを組み合わせて、LEXUS RX450hのフロント用の純正交換タイプに使用する物です。
うちでは、素材を製作し、削り出しての製品化ですので、かなりのサイズ、タイプに対応しています。
RX450h用の2ピースローターは少し特殊なサイズで、現状では世の中には販売されていないと思います。

詳しくはこちらをご覧ください。

ディスクローターの加工-2もご覧ください。


【関連記事】当ブログの中の「ディスクローターの加工」に関する記事一覧



自動車アフターパーツのBiot/ビオ
〒190-1201 東京都西多摩郡瑞穂町大字二本木808-1 >>Googleマップで見る
TEL 042-568-0717 FAX 042-568-0198
e-mail:biot@biot.co.jp