令和元年12月15日に109年の歴史に幕を降ろした宇高航路。その最終運行船となった「第一しょうどしま丸」です。最終運行翌朝、所用で宇野港付近を通ると、運行を終えた船体がひっそりと宇野港のいつもの発着場に係留されていました。いつもと違うのは接岸されておらず、船体が岸壁から数メートル離れていること。乗降扉が閉まっていることです。前夜の喧騒がうそのようにひっそりとたたずんでいました。そんな中、数名の方がこの姿を撮影しておられました。寂しい情景でした。
先日、所用で通りがかった際に宇野港で撮影した四国急行フェリー宇野行きです。国鉄宇高連絡船から100年以上続いたこの宇高航路も12月15日(日)までとなってしまいました。「四国急行フェリー」自体にはほんの少ししか思い出はないのですが、国鉄(JR)宇高連絡船や宇高国道フェリーでお世話になった思い出の航路です。瀬戸大橋との共存はやはり難しく休止(実質廃止?)となってしまいます。岡山県民としては手軽に船旅が味わえるなじみ深い航路だっただけにとても残念です。
先日、瀬戸大橋を渡る下り快速列車「マリンライナー」車窓から撮影した大型クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」です。偶然車窓に現れました。大きな客船でした。乗船客も瀬戸大橋を見るために前方デッキに集結しておられるようです。写真では少し小さいですが、黒い人影がたくさん見えます。このような船にも一度は乗ってみたいような気がしますが、やはりクルーズよりもどこかとどこかを結ぶ定期航路に惹かれます。
先日、JR宇野駅横の宇野港付近で行われたイベントに合わせてやってきた帆船「日本丸」です。イベントも終了し、予定通り「登檣礼」を行い宇野港を離れて行きました。初めて「登檣礼」を見学しましたが、地元小学生たちのお礼の言葉と相まってなかなか感動的でした。