てんてこまい子育ての記憶(旧 わたしと家族の日々)

一人で三人分にぎやかと言われてきた息子も、もう高3。

最近のコネタを新鮮なうちに(誕生日とか体育とか鹿とか)

2022-02-25 | 中3
とりとめのないコネタですが・・・

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某月某日。

私の誕生日は、学校と仕事のある普通の平日でした。

私も一日忙しかったので
すっかり忘れて過ごしていたのですが、
いつもより遅めに帰ってきた息子が
玄関開けてすぐ、
「お母さん、お誕生日おめでとう!」と
満面の笑みで花束を差し出しました。

これまでのように
道で摘んできた花ではなく、
花屋さんで買ってきた花です。

朝、こっそりお小遣い持っていって、
学校帰りに花屋さんに寄ったそうです。


(手前のタンポポは摘んできたもの・笑)


全く期待していなかった(というか忘れてた)だけに
すごく新鮮に驚いたし、
意外なほど嬉しかったです。

これまでくれた摘んできた花も
可愛くて嬉しかったけど、
なんというか、
大人になったね~(笑)


…誕生日自体は
全然嬉しくないんですけどね。
諦観して粛々と受入れるしかない事実
って感じです。


(夫からは「誕生日何が欲しい?」
と訊かれたのですが、
「欲しいものは随時自分で買ってるから、別にいいよ」
「そうだよね」
で終わりました。
一応訊くだけマシってことで・笑)


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某月某日。

息子がカレンダーを見ながら、
「中学行くの、あと○日しかないんだよ」
と呟いていました。

ああ、寂しいんだな、
そうだよね、中学、楽しかったもんね…
と思ったのですが、
息子の言葉には続きがあって。

「そのうち月曜と水曜と木曜と…
あと○回体育がある!
ということは、あと○回試合が出来るから、
トーナメント最後まで出来る!
ああ、体育のある日は
雨、降りませんように!!」


・・・なんか、思ってたんと違う。

体育が好きな子って
こんなこと考えるんだねー。


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子どももこの歳になると、
身もだえするような
可愛い言い間違いなどは
無くなるのですが、
この間、久々に笑ってしまいました。


「(風景写真をみながら)
ねえ、このカコンって鳴るヤツ、良いよね!
しかおとし?」

「・・・ししおどし!」

 

惜しい!(笑)

「しし」は獅子や猪ではなく
実は「鹿威し」だから、
「鹿落とし」と「鹿威し」
漢字で書くと、案外近い。

「そうだよ!
鹿はあの音に驚くけど、
獅子や猪は
カコンくらいじゃ驚かないんだよ!」
と、後付け知識でドヤる(笑)

中3になっても、
毎日、「へー」がいっぱいでいいね(^▽^)


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とかいって、実は
半世紀を生きた私だって
いまだに「へー」だらけ。


先日は、ロワジールホテルの「ロワジール」が
フランス語の loisir 、
「趣味、余暇、レクリエーション」の意味だと
初めて知りました。
(男性名詞なのでle loisir)

「なんとなく良い感じの響き」として
何も思わず受け入れていた言葉が、
実は「ホテル・趣味」だと知ってしまうと、
なんかムズムズしちゃう(笑)


あと、
英語で、高校大学の1年~4年を
freshman, sophomore, junior, senior
と呼ぶことも、初めて知ったなー。
(あれ?もしかして「みんな普通知ってる」ようなこと?!)

a junior in high school
って言われて、???でした。
え?飛び級で高校入った子??
とかグルグル考えてしまった(笑)


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こういう小さな「へー」を
新鮮なうちに
食卓のとりとめのない会話を通して
家族で共有できるのは
平和で幸せなことだな、と
しみじみ思います。

胸が痛むニュースの向こう側に、
こういう家族の平和が
ある日突然暴力的に奪われ
翻弄される人達が見えるようで
なんともつらいですね…。
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ちょっと特別な物を、普段使いにしてみる

2022-02-21 | 日記
寒いです。

で、オリンピックの映像見て、
更に震え上がっています。

どの競技も、寒そう~~!!

閉会式もさ、
気温2.2℃で上半身裸とか、
バイオリン弾くとか、
信じられない!

楽器、キンキンに冷えてるんだろうなぁ。
この後、割れたり剥がれたりしないように
慎重に常温に戻していくんだろうなぁ…

指、直前まで暖めていたんだろうか。
それにしても…

そんなことばかり気になって
演奏が耳に入りませんでした😅 


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さて。全く話は変わりますが。


コロナのせいで
家に人をお招きするということが
ピタッと無くなり、
そのため、客用食器の出番が
全くなくなりました。


先日、食器を食器棚に片付けている時、
普段使わない客用食器のあたりが
なんとなく気になって、
嫌な予感が。

恐る恐る
奥からカップ&ソーサーを引っ張り出すと、
そこにはシミの抜け殻が…



ぎゃー!!!
気持ち悪い!



必死に洗いましたよ。

で、洗いながら考えました。

客用食器、この先も
まだしばらく出番ないかも。
そもそも、客用食器って
そんなに使うもんじゃないし。
この食器、生涯であと何回使うだろう。
減価償却を考えると
むしろ良い食器ほど
積極的に使った方がいい
とも言えるような…

(いえ、我が家の客用食器は
頂き物ばかりなのですが。)

ものは使ってナンボなのです。


・・・そうだ。
これ、普段、私が使えばいいんじゃない?!
減るもんじゃないし!

いいこと思いついちゃった♪


ということで、以来、
客用食器のチェックを兼ねて
家にある全ての食器を
順番に満遍なく使うようにしています。


お茶の味は変わりませんが、
薄く白い上品なカップ(ソーサー付き)
で飲むってだけでも
なんとなく気分が上がって良いもんです。

くださった方のことを思い出したりもするし。

難点は、金縁があると
レンジが使えないことですね。

それに、大きさが上品過ぎて
物足りないのも難。

商品説明、間違ってるよね。
このカップの容量は、タイトル通り、180ccだと思います。
520のわけがない。

あと、何かの拍子に
割ってしまうんじゃないか、
という心配もね…。

食器は、減るもんじゃないけど、
割れるもんですから。

その心配を抑え込みつつ
せっせと使っています。



ところで、余談ですが
客用湯飲みについている蓋なんですけど、
あれ、みなさん、使っているのかなぁ??


私はねぇ、使ったことなくて。
 
一人楽しむ時なんて、なおさら。

百歩譲って(?)ソーサーは使っても、
蓋は要らないわーー。

収納の場所もとるし(スタッキングできない)
けっこう、邪魔。

ならば、思い切って
えいやっと捨ててしまうのも
一つの手だと思いますが、
とはいえ、
これを下さった方がとても良い人で、
しかも既に故人となっておられるとね…

しばらく悩んだ後、
その方の思い出と共に、
またそっと棚の奥に仕舞い込むのでした。


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「大事に仕舞い込んである良い物こそ
積極的に使おうキャンペーン」
の一環で、
眠らせてあった「ちょっと良い石けん」も
使うことにしました。

エッセンシャルオイルが練り込んである石けんで、
お風呂が一気に良い香りに。

ああ、やっぱり良いわ~♪
大満足です。

ウキウキしながら、
夫にも
「石けん、良い香りだったでしょ?
やっぱり違うよねー!」
と同意を求めたのですが、
なんと彼は
なんのこと?洗濯石けん?」
と曰うのです!


「違うよ!お風呂場、良い匂いって思わなかった?」

「えー???」


・・・本当に、気付かなかったようです。

言った後も、たぶんすぐに忘れて、
固形石鹸の変化には気付いていない。


信じられない。
風呂場の外まで香りが漂うくらいなのに。
凝ったマーブル模様がついていて、
見た目も全然違うのに。

・・・これに気付かないような人は、
10分の1の値段の
いつもの石鹸を使っていればいいと思います!


夫よりは女子力高めの息子も
これに関しては何も言いません。
「風呂なんて面倒臭い。
出来るだけ早く終わらせたい
としか思ってないんだろうな。


子どもが男の子だと分かった時、
義母(4人の男の子の母)から
男の子は安上がりで良いよ~
と言われて笑ってしまいました。

たぶん実際、
特に衣服などについては
安上がりだと思うし、
それはまぁ助かるんだけど。

でも、こういう時、
共感してくれる女の子のいないのは
やはり少し寂しいなぁと
思ったりもするのです。

あ、客用カップも、使うのは私一人です。
あとの2人が食器に求めるのは
容量の大きさと頑丈さだけでしょうから。
私が使った形跡を残していても、
カケラも興味を示さない。
というか、気付いていないかも。


いいもん。
共感など求めない。
一人で好きにして、満足しときます。
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高校受験が終わり、入学準備が進む

2022-02-13 | 中3
気がつけば前回投稿から一ヶ月が経っていました。
ものすごく忙しかった訳でもないのですが
なんとなく慌ただしくて。

この1ヶ月の間に、息子の高校合格が決まり、
高校の説明会があり、
新学期までに終わらせるべき課題などが配られ、
制服やら体操服やら必要なものを購入し…
ああ、高校生になるんだなぁ、と
徐々に実感が湧いてきています。

ということは
あと3年で親元を離れることになるかも…
などと感慨に耽りたくなるのですが、
いやいやちょっと待て。

この子、まだそこまで自立してはいないのです。

学校の課題だって、
見もせずに放置しているということは、
中学での学習態度そのままに
いよいよヤバくなるまで
やらないつもりだな。こいつ。

母の勘が働き、

「まさか、この課題、
ギリギリまで放置するつもりじゃ
ないでしょうね?」

と釘を刺してみると、

「あ、春休みにやるから、今はやらない!
だって、うんたらかんたら~
ぼく、ちゃんと計画してるんだから
大丈夫だよ!」

やっぱりね。

出たよ、
自分に甘く、見通しも甘い
先延ばし野郎。

春休みっつったってね、
この子、春休みにはコロナも
落ち着いているはずだという
希望的観測を基に、
遊ぶ気満々で
既に数々の計画をたてているんです。

危険だ。

「ふーーーん。
これだけ時間のあるときにやらないで、
遊ぶ予定がいろいろある
春休みになってからやるんだ?
へ~。
その日のノルマが終わるまで
遊びに行けないってことになって、
ギャーギャー言い始めるのが
目に浮かぶようだわ…。
今やった方が楽だと思うけどなぁ。」


「大丈夫だよ!
そんなことにはならないからっ!

・・・・・・・・・。

・・・・・・・わかったよ。やるよ。」


と言いつつも、息子は
お父さんに探りを入れたりもしていました。
(息子の進学先は、お父さんの出身校)


「お父さんの時も、
入学までにやる課題、渡された?」

「あったよ」

「みんな、真面目にやってた?
やってこない人もいたんじゃない?」

「え。そりゃみんなやるよ!
やらないとか、あり得ないでしょ!」

「ふーん・・・みんな真面目なんだね。」


・・・うわ。
この子、あわよくば
やらずに済ませようと思ってたんだ。

初っ端から、このふざけた心構え。
大丈夫かいな。


ともかく、
そんなこんなで高校に目が向くようになると、
中学は終わったも同然になってしまい、
中学生活をエンジョイしている息子としては
寂しいだろうな、と思うのです。
仲の良い子達、みんな離れてしまうから。

男同士で、学校でわちゃわちゃ遊べるのも
今のうちかもしれないよね。


息子の行く高校は、
女子の割合が非常に高いのです。

息子は、男女分け隔て無く
仲良くできるタイプなんですが、
中学では
普段は男同士で遊んでいるし(野球とか)、
息子の話に登場する仲良しは
主に元気な男の子たち
(と元気な女の子たち)なので、
大人しい女の子が多いクラス(想像)では
物足りないんじゃないかなぁと
少し気にしてみたり。

ま、当の本人は全然気にしていないので
いいんですけどね。

「高校も、絶対楽しいはず!
楽しい予感しかしない!

と張り切っています。

そのプラスのエネルギーを
予習に…いやせめて出された課題にぶつけて、
一気に終わらせればいいのに…。
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