学校を休んで勉強する時、
息子は塾(自習)か図書館かカフェに行くのが
定番です。
家だと、ちょっと気を抜くと
スマホとか見てだらけてしまうから、
適度に人の目があり、
適度にノイズのある場所の方が良いんですって。
カフェで勉強をすることに関しては、
お店に迷惑をかけてない?
と心配になるので、
息子には、その辺、重ね重ね確認しているのですが、
息子は、「大丈夫だから!」と言うばかり。
今のところ、彼が良く行く
「大丈夫なカフェ」は数店舗あります。
彼のカフェ開拓は、
次のような段階を踏んで
行っているそうです。
(1)ここは、と思ったカフェに、
偵察がてら短期滞在のお客さんとして行ってみる。
その店の雰囲気、混み具合、
他のお客さんの動向を観察する。
(2)いけそうだったら、
徐々に滞在時間を伸ばし、
その間に長時間滞在のお客さんの様子を
重点的に観察する。
(3)そうこうしているうちに
顔馴染みになり、
お店のスタッフと仲良くなる。
(4)お店のスタッフやオーナーの
お墨付きをもらう形で
心置きなく長時間勉強する場として活用する。
「お店の人たちと仲良くなって
ちょくちょく
お喋りしたりもするんだよ。」
「お店の人達も
僕がどこの大学受けるか知ってるし
(え?!)
(あ、赤本から話が広がるのか)
頑張ってくださいね!
応援してますよ!
とか、
何時間居ても大丈夫だから
気にしないで勉強してね!
とか言ってくれるよ。」
関西出身の私としては、
それって
「どうぞどうぞ時間気にせんと
ゆっくりしていってください~、
ぶぶづけでもどうどす?」
(訳:今すぐ帰れ)
みたいな嫌味皮肉が隠れてないか?
とか穿った見方を
一瞬してしまうのだけど、
まあ、ここは
裏表のある高等コミュニケーション
が必要な土地柄ではないから
大丈夫なんでしょう。
ちなみに息子が
カフェでの勉強を「使える一手」と認識したのは、
数年前に
本郷のスタバを見た時からなんだそうです。
混みあった狭いスタバでしたが、
PC広げて勉強(研究?)している人達、
オンラインで会議している人達で
いっぱいでした。
(しかも見るからに多国籍)
(そしてみんな賢そう)
我々のように
普通に飲み物飲んでいるだけの方が
場違いな感じで。
たしかにあれを見るとね、そう思うよね。
でも、スタバと言っても
店舗によってカラー違うし、
そうでもない店もあるから気を付けてね、
とは言っています。
まあ、息子は、
どこでもOKと思っている訳ではなく、
ちゃんと周り見て
お店ともコミュニケーションとっているようなので
大丈夫でしょう。
・・・コミュ強って、すごい。
私には到底出来ない芸当だわ。