息子がJ先生に英語を習って3年。
私は、付き添いとして
横で聞いているだけなのですが、
それでも十分
リスニングのトレーニングに
なっているような気がして、
密かに満足していました。
でもね、3年を目前にしたある時、
ふと思いついたのです。
息子はこんな先生に習えて幸せだな~
と思っていたけれど、
待てよ。
なら、私も習えばいいんじゃない?
どうせ毎週、ここに来るんだから、
ついでに。
私のレッスンが
息子の学習にもなるし、
一石二鳥。
良いこと尽くし!
今までなぜ思いつかなかったんだろう?!
ということで、早速お願いしました。
息子のレッスンは、
ジャーナルやストーリーを書いて行って、
発表し、添削してもらうというもの。
1時間のレッスンです。
その後、選手交代して
私のレッスンを30分することに。
(計2時間はちょっとキツいかな、
と思ったので半分にしてみた)
内容は、
息子とは違う感じになりそうです。
始める前、
希望するレッスン内容について訊かれました。
「特に何も考えてないんだけど…
あ、インプットも不足してるんだけど、
圧倒的にアウトプットが弱いから、
そこ、何とかしたいかな。
学習の目的?特にありません!」
次いで、興味のある分野を訊かれ、
「いやー、なんだっていいんだけど、
今、馴染みがあるのは
やっぱり子育て関係…かな?
心理学や社会学はもともと好きだし。
いや、でも、日々のニュースでもいいし
旅行関係でもいいし、
ほんと、別に何でもいいです!」
みたいなことを言ったのです。
ぼんやりしたことしか言わない
やりにくい生徒で申し訳ないなー、
J先生、困っちゃうかなー
と思いながら。
そしたら、
とりあえず…と
J先生が出してきた題材が
ピアジェの認知発達理論。
・・・え。あ。そっち?
なんか思ってもみない方向から
不意打ちを食らった気分。
はいはい、ピアジェね。
一応、知ってはいますよ。
大学んときやったから。
忘れてるけど!
ついでに楽しかった記憶もないけど。←
・・・いいわ。
乗りかかった船。
何事も、まずはやってみようではないか!
J先生プランは、こんな感じ。
【一回目】
J先生がピアジェの理論の概要を
説明するのを聞く。
【二回目】
J先生が「そのことを何も知らない人」の役になるので、
私がピアジェ理論の説明をする。
【三回目】
J先生は「そのことを知っている人」の役をするので、
二人で、その理論について語り合う。
…かなりしっかりした「勉強」ですね(汗)
想像していたのは、
「ゆるーい大人の英会話教室」
だったんだけどなー。
いやいや、
これをチャンスと思って
J先生案に乗っかってみよう!
ということで、
現在、第1回目を終えたところです。
一回目の説明を聞く段は問題ないのです。
J先生、説明、上手だし。
でも、問題は、次。
「何も知らない人に説明する役」って、
実は結構しっかり理解してないと
出来ないはずね。
もうちょっと心理学用語に慣れないとなぁ
と思い、家で予習してみました。
・・・心理学用語って、
漢字でも分かりにくいけど、
英語でもやっぱり分かんないのね!(←当然)
で、直訳では「??」のことも多々あるのね!(←当然)
a mental representation?
精神の、表現…?
(調べる)
ほう。日本の心理学用語では「心的表象」か。
…分かるような分からんような…
(調べる)
ほう。
「外の世界における物事を表わす心の中の表現」。
…分かるような分からんような…
えーと、つまり…
(調べる)
そんな感じで、
なかなか進みません。
ピアジェの発達理論なんて退屈~、
と思いながら講義を受けていた昔の私には
考えられない挑戦だわね。
でも、道楽でする勉強は楽しいのです。
最近、そのことをしみじみ思います。
ぼーっと流して聴いていた大学の授業も、
今、受けたら、
より多くの得るものがあるような気がする。