「鈍感力」
渡辺淳一著、集英社、2007年2月
野球も映画もないので、本を買って読んだり、
家にある本を読み返したりしています。
「鈍感力」は2007年に出版された渡辺淳一氏のエッセイ。
100万部を超えるベストセラーとなり、文庫化もされています。
著者は2014年に亡くなられました。
「失楽園」、「愛の流刑地」などの小説が有名です。
当時はそんな説明不要の作家でした。
自分は著者の小説をちゃんと読んだことはないのですが、
「鈍感力」は当時かなり話題になっていたので買いました。
もっと鈍感になった方が会社もプライベートもうまくいくし、
健康も保てますよ、ということを全編に渡って説いてます。
実例とか100%共感できるわけではありませんが、概ね納得でき、
細かいことは気にせず、もっと鈍感に生きていこうと思えます。
新型コロナウイルスに対する世間に重苦しい空気が流れる中、
本書を読み直して鈍感力を維持しています。
自分が買ったのは単行本サイズですが、いまは文庫も出ています。