小学生時代将棋を指していて、
千駄ヶ谷の将棋会館にも何度か行ったことがあります。
今も神宮球場の行き帰りに時々通ります。
本作は主人公・桐山零(神木隆之介)が棋士。
将棋は映画のエッセンスの一つ程度かと思っていましたが、
将棋のシーンが結構多いです。
にもかかわらず、手に汗握りましたし、清々しさもありました。
神木隆之介は何局も対局しますし、
中盤の佐々木蔵之介と伊藤英明の対局は見どころの一つ。
佐々木蔵之介は顔で将棋指してます。
将棋が分からなくても楽しめますが、
分かる方がより一層楽しめるのではないでしょうか。
かといって知りすぎると、
「あの手はそんなたいした手ではない」
とか言いたくなってしまうのかもしれませんが。
そういう自分は、最近の戦法は全く分かりません。
有村架純、倉科カナと女優陣も充実。
有村架純はちょっとセクシーで性格悪い役。
似合ってます。
上映時間約2時間20分と長めですが、
将棋や人間模様の話がいくつも描かれていて
飽きませんでした。
ただ終盤トイレを我慢してました。
前編だけでも十分面白かったです。
4/22公開の後編も楽しみ。
映画「3月のライオン」公式サイト