中国・香港合作映画。
連続殺人事件を解明する話。
いちばん印象に残ったのは、グイ・ルンメイが美人だったこと。
・・・最近の映画レビューではそんな感想ばかりです。
今回は陰のある女性の役でしたが、明るい役も見てみたい。
ストーリーは、良し悪しは別にして、理解したつもりです。
ただそれぞれのシーンや各シーンのつながりが所々理解できませんでした。
理解できないのは演出としてというのもありますが、
そもそもの文化・考え方の違いが大きいような気がします。
中華料理店での会話とか。
「アメリカでトラが見つかったんだって」
「どんな?」
「ネズミ」
(一同爆笑)
事件が解決した後、主役がダンス教室で
アップデンポなBGMをかけてぐるぐる回転したり。
ラストシーンは花火。
それも空に向かってだけでなく、人、車、ビルに向けてとか、ネズミ花火とか
(たぶんこれは主役の複雑な心情を描いたということなのかも)。
全体的に暗い映画なのに、エンディングテーマはアップテンポなダンスミュージック。
ベルリン国際映画祭で金熊賞(最優秀作品賞)、銀熊賞(最優秀男優賞)を
受賞したそうなので、分かる人には分かるんだと思います。
『薄氷の殺人』1月10日(土)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
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