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サラリーマン球団社長

2025-03-01 10:00:00 | 読書
「サラリーマン球団社長」
清武英利著、文春文庫、2025年2月





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阪神の元球団社長、広島の球団常務それぞれの苦労を、巨人の元球団代表が記した書籍。

阪神に関しては2003年、2005年のリーグ優勝、及びその前後の監督・フロントの交代劇。
広島に関しては2016年~2018年のリーグ3連覇に至るまでの苦難の道のり。
さらにはプロ野球界全体を揺るがした、2004年の1リーグ制議論。

マスメディアを通じて概要は知っている話が多いですが、
当事者だった清武氏が見聞きしたり自身が動いたことを、
人物や会話内容を極力具体的に記述しているため迫力があります。

阪神や広島、1リーグ制議論を語る上で欠かせない、当時の巨人の話も随所に出てきます。

本書は2020年8月に単行本刊行、今年2月に文庫化。

あとがきまでは2020年の文章てすが、巻末の「それから」は文庫版で加筆したもの。
最後の3行でナベツネ逝去にも触れています。



関連エントリ:
【清武英利著書】
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