「運を育てる」
米長邦雄著、祥伝社文庫、1999年2月
藤井聡太棋聖誕生で将棋のニュースを見聞きすることが多くなりましたので、
永世棋聖である米長邦雄の著書を読み返してみました。
本書は名人を獲得した1993年に単行本として出版されました(1999年文庫化)。
勝利の女神に微笑んでもらうにはどういう心構え、行動がよいかを語っています。
また、政財界の方々が実名で登場し、米長さんの交流の広さが伺えます。
全体を通して米長さんが言いたかったのは、
・謙虚になる
・信心深くなる
・家族・先祖を大事にする
の3つと解釈しました。
巷間伝えられる米長さんのエピソードも踏まえると、
本音と建前というか表と裏みたいなものを感じてしまいますが、
人には色々な面があり、誰からも好かれることは難しいということです。
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