おはようございます。
昨日は、私の誕生日だったそうでmixiはじめ多くのsnsからお祝いのメッセージをいただきました。
直接何度もお会いした方、お会いしたこともない人を含め多数の方からのお言葉。
一人じゃないんだと感じた一日でした。
そんな訳で?昨日は自分へのご褒美をと買い物などしておりました。
たいそうなものは買えませんがささやかな幸せを感じておりました。
ちなみに買ったのは、レイバンのサングラス・・・・。
おっと、全くblogの内容と関係ないことを書いてしまいましたね。
本日は、昨日に引き続き山陽電鉄塩屋駅構内における時限爆弾による乗客死傷事故の続きです。
国会で取り上げられた点は、国鉄の場合公安職員が居るから警乗とかは可能であるが私鉄の場合それができないため警察による巡回などをお願いするという内容に対しての答弁となっています。
○委員長(天坊裕彦君) 速記をつけて。
○政府委員(金丸信君) たびたびこういうような問題が起きているわけでありまして、運輸省といたしましてもまことに遺憾しごくであるわけでありますが、運輸省といたしましては、国鉄にはこの問題についてあくまでも犯人を発見するように極力捜査を進めてもらいたいという指示をし、また国鉄も警乗員を増強いたしますし、その面について非常な努力をいたしておるわけでありますが、ただいまお話になりましたように、守備範囲が大きいものでありまして、ことに私鉄等につきましては、そういうような警乗員というようなものは乗っておらないというような面もあるわけでございますが、運輸省といたしましては警察庁のほうにこのお願いをいたしておる次第でございます。
○吉田忠三郎君 次官、国鉄のほうには何か捜査に万全を期せというようなことを言っておるというのですね。国鉄の場合はある程度、多少まだ問題はありますけれども、公安官制度などがありまして、かなり積極的に車内に警乗などさせてやっていますよ。いま起きているのは私鉄でしょう。これに対してどういう対策を運輸省はやっておるかということですよ。刑事事件ですからつまるところは警察だと思いますが、あなた警察庁の人じゃないから、ぼくは来てからそのことを申し上げますが、私鉄に関してどういう対策があるかというんですよね。それから東京駅と、それから新幹線、これはもう相次いで起きた事件、これは谷口理事ではないけれども、国民の側からしたら心配で汽車に乗れないという状態が起きませんか。それからもう一つは、人心がきわめて動揺して、私はたいへんな問題がやはり起きてくるような気がする、こんなこと黙って放任しておいたら。そういうものに対して政府として具体的にどういうかまえでどういう対策をとるかということがさっぱりない。私の見る目から見ればない。野放し状態ではないですか、いまの状態は。そこを聞いておる。
○政府委員(金丸信君) その問題につきましては、運輸省といたしましては警察権はないのは当然でございますが、そういう意味で警察庁のほうにそのお願いをいたしておるわけでございますが、ただ、こういうことがたびたび起きるということが人心に及ぼす影響、また一般に及ぼす影響というようなことを考えてみますと、このままで放任しておくということは絶対許されることではございません。一日も早くそういう犯人を発見するということに努力しなければならぬ。その面につきましては、運輸省といたしましてはその関係のいわゆる機動力はないわけでありますから、極力警察庁のほうにお願いをいたしまして、この問題を究明をしていただくよりほかに方法がない。ただ、運輸省といたしましても、国鉄に限らず私鉄に対しましてもこういう問題につきまして、いわゆる責任者に十分な関心を持ってこれに対処してほしいということだけは通達はいたしておるわけでありますが、何せ先ほど来申し上げましたように、守備範囲が広いというところに問題点はあろうと思いますし、また、いろいろこういう問題が派生的に起きてくるということは、非常にこれは運輸省としても重大な関心を持たなければならぬことは当然であると思うわけでありまして、なお今後この問題につきましては警察庁とも十分打ち合わせ、あるいは国鉄、私鉄経営者とも十分連絡をとって、万遺憾のない方法を講じたいと考えておる次第でございます。
○吉田忠三郎君 私鉄の側にどんなような指導をしたり――これはそのために監督局長なんというのがいるのだと思いますが、どういう監督をやっているのですかね、これは。
それからもう一つは、爆薬ですからね、爆発をさしたわけですから。爆薬が必要になってきますね。ですから、そういう火薬の取り扱いというものについて、それぞれ取り締まる法律がありますが、そうしたところと一体運輸省としては横の連携をどうとっているかね、問題は。
○政府委員(増川遼三君) つい最近におきましても、東京駅の駅頭におきまして爆発の事件がございました。それからそのあと四月十五日にひかり号事件があると、こういうようなことで、私どもといたしましては、草加次郎的な爆発物による事件というものの連鎖的に起こるということを非常におそれておるわけでございまして、こういったものが公共機関であります鉄道という施設の中で起こるということについて重大なる関心を持っておるわけでございまして、三月の末に起こりました事件の当時、国鉄に対しましても、また私鉄全体に対しましても、こういった事件の防止と予防ということにつきまして注意を喚起したところでございますが、なお今回の事件に対応いたしまして国鉄のとりました措置について申し上げますと、現地の三宮鉄道公安室をして兵庫県警察本部及び垂水警察署と連絡させまして情報の収集に当たらせたわけでございます。それから新幹線の全列車に対しまして警乗を行なうことといたしました。それから在来線の駅頭警備につきまして、危験品の持ち込み、不審者の発見にさらに努力をするというふうに指示を全国的に流したわけでございます。また、私鉄に対しましては大阪の陸運局長をして直ちに管内に対しまして警告を発した次第でございます。特に私鉄におきましては、職員中に国鉄におきますような公安職員というものを持っておりませんので、全面的にこういった犯罪捜査あるいは警備というものにつきましては警察当局にお願いせざるを得ないわけでございますけれども、事業者としては、特に改札係あるいは車掌等の手回り品の点検及び質問の励行、それから持ち込み禁止事項の駅頭掲示及び放送による周知徹底方法を講ずるというようなことで指導をいたしておるわけでございまして、こういった鉄道輸送機関の構内あるいは車内における犯罪の防止につきましては、鉄道公安職員並びに警察官のほうにお願いをいたしまして、今後とも厳重なる監視ということを続けてまいりまして、再びこのようなことが鉄道関係で起こるということにつきまして、われわれとして最も留意していきたいと考えておる次第でございます。
○委員長(天坊裕彦君) ちょっと吉田君、内海刑事局長が見えましたから……。
○吉田忠三郎君 私鉄に対して厳重な警告を発した、あるいは警察に対して厳重取り締まるようにお願いをして再びかような事故のないようにと、こうお話ししますが、そんなものは、どんなに警告の通達を出したって、いまの状態では再びかような事故のないようにするということにはいかぬと思いますよ、私鉄の場合は。ある程度国鉄の場合は、いまあなたの報告されたように、公安官制度というものを持っておりまして、自主的に全列車に警乗をさせておる。こういうことであればある程度防がれますけれども、いまのこの都市における輸送の状態を考えてみた場合に、たとえば国鉄にしてもそれで万全とは言い得ませんよ。ましてや、今度のこの私鉄の段階は、どうあなたがここで警告を発したとか何とか言ってみても、具体的にしからば私鉄側がこれに対応する措置をとっているかというと、できないし、していないのです。そうすると、これは無防備ですよ。だから、事故のたびに、事件が起きるたびに、ここへきてまことに遺憾に存じますと言うが、何も具体的にやっていないのだから、そんなものはオウム返しですよ。
そこで、警察庁の刑事局長ですか、局長がいま来ておりますが、あなた方は、何かこの国会周辺でちょっとしたデモでもやると、その数十倍も警察官がぞろぞろ来て、その必要もない、われわれから見ると必要もない人々が出動してくるが、こういう問題に対して、東京駅の場合あるいは新幹線の場合、いままたこういう事件が、起きたが、具体的に一体、警察は前の二件について、どういう捜査をやって、どうなっているのか。それから、きのう起きた問題ですが、これに対する対策をどうするのか。常日ごろ一体こういう事件に対してどう対処しているかということを、この際ここで聞かしていただきたいと思います。
○政府委員(内海倫君) 相次いで爆発あるいは爆発未遂事故が起こっておりまして、なお犯人の検挙に至っていないということにつきましては、はなはだ遺憾に存じておるところでありますが、東京駅の新幹線の売り場における爆発事故及びひかり号におきます爆発未遂事故につきましては、事件発生以来警視庁におきまして全力をあげてその捜査に従事しておるところでございます。新幹線の切符売り場の爆発事故につきましては、事件発生以来まず爆発に使われたものにつきましてのいろいろな遺留品につきましてその出所の究明ということで徹底した捜査を現在実施いたしておりますが、いまだ決定的な段階に至っておりません。何と申しましても、あの鉄の管一つの追及にいたしましてもたいへんな苦労を要しておるところであります。また、その他の遺留品から発見されるいろいろのものの出所の追及ということにつきましてもたいへんな時間と人手をかけまして続けておるところでございます。また、聞き込みにつきましては、新幹線の当日あの現場におられた人々をできるだけ残すことなくこれの発見につとめ、そういう人からいろいろ聞き込みをいたしておるのでありますが、これも犯人像をいろいろな人々からの聞き込みに行ってもとらえるに至っておりません。が、しかしながら、警視庁といたしましては何といたしましても犯人検挙に到達しなければならないということで苦心惨たんの努力をなお続けておるところでございます。ひかり号のほうの事件につきましても全く同様のことでございまして、まず、当日乗り合わせておった人々に対する聞き込み、あるいは当日、駅におりました人たちからの聞き込み、あるいは遺留されました源氏物語の本あるいはそれに装置いたしておりますいろいろな火薬類、これの出所につきまして追及するとともに、この源氏物語に指紋が数個残っておりますので、この指紋検出のためにも東京、愛知の両方の警察が当該指紋を発見するためにすでに何百万という指紋を当たりながら発見につとめておるのでありますが、これもまだ現在、指紋においても該当者に到達しておらない、こういうことで捜査はいろいろ苦心に苦心を重ねておりますが、いままだ犯人に到達するきわめて明るい見通しを申し上げることができないのをまことに申しわけないと思っております。
今回の、山陽電鉄におきます爆発事件につきましても、事件発生直後から捜査本部を現地に置きまして、兵庫県警察の捜査陣をあげて捜査にあたっておるところでありますが、現在、兵庫県警察において捜査の重点は、一つは、遺留されております爆発に使いました遺留品、これはいわゆる時限自爆装置を含めましてこれらについて究明をいたすとともに、それらの出所について捜査をいたしておるのであります。また、聞き込みにつきましては、当時、その電車に乗っておりました八十数名の乗客及び各駅におりましたいろいろな人々こういう人に対する聞き込みというふうなものを徹底して行なっているところであります。まあ私どもとしましては、見通しをここで軽々に申し上げることははなはだ軽卒でございますが、新幹線の二つの事件に比べますと地域的に非常に局限されておりますので、また、遺留品が、かなり捜査上有利な遺留品がたくさんありますので、何とか捜査を徹底して犯人に到達いたしたいということで、兵庫県警察は現在全力をあげて捜査中であります。私どものほうも、本庁といたしましていろいろな面で協力をすべく、科学警察研究所の専門官を派遣し、また私どものほうの係官も派遣して協力をいたしておるところでございます。
昨日は、私の誕生日だったそうでmixiはじめ多くのsnsからお祝いのメッセージをいただきました。
直接何度もお会いした方、お会いしたこともない人を含め多数の方からのお言葉。
一人じゃないんだと感じた一日でした。
そんな訳で?昨日は自分へのご褒美をと買い物などしておりました。
たいそうなものは買えませんがささやかな幸せを感じておりました。
ちなみに買ったのは、レイバンのサングラス・・・・。
おっと、全くblogの内容と関係ないことを書いてしまいましたね。
本日は、昨日に引き続き山陽電鉄塩屋駅構内における時限爆弾による乗客死傷事故の続きです。
国会で取り上げられた点は、国鉄の場合公安職員が居るから警乗とかは可能であるが私鉄の場合それができないため警察による巡回などをお願いするという内容に対しての答弁となっています。
○委員長(天坊裕彦君) 速記をつけて。
○政府委員(金丸信君) たびたびこういうような問題が起きているわけでありまして、運輸省といたしましてもまことに遺憾しごくであるわけでありますが、運輸省といたしましては、国鉄にはこの問題についてあくまでも犯人を発見するように極力捜査を進めてもらいたいという指示をし、また国鉄も警乗員を増強いたしますし、その面について非常な努力をいたしておるわけでありますが、ただいまお話になりましたように、守備範囲が大きいものでありまして、ことに私鉄等につきましては、そういうような警乗員というようなものは乗っておらないというような面もあるわけでございますが、運輸省といたしましては警察庁のほうにこのお願いをいたしておる次第でございます。
○吉田忠三郎君 次官、国鉄のほうには何か捜査に万全を期せというようなことを言っておるというのですね。国鉄の場合はある程度、多少まだ問題はありますけれども、公安官制度などがありまして、かなり積極的に車内に警乗などさせてやっていますよ。いま起きているのは私鉄でしょう。これに対してどういう対策を運輸省はやっておるかということですよ。刑事事件ですからつまるところは警察だと思いますが、あなた警察庁の人じゃないから、ぼくは来てからそのことを申し上げますが、私鉄に関してどういう対策があるかというんですよね。それから東京駅と、それから新幹線、これはもう相次いで起きた事件、これは谷口理事ではないけれども、国民の側からしたら心配で汽車に乗れないという状態が起きませんか。それからもう一つは、人心がきわめて動揺して、私はたいへんな問題がやはり起きてくるような気がする、こんなこと黙って放任しておいたら。そういうものに対して政府として具体的にどういうかまえでどういう対策をとるかということがさっぱりない。私の見る目から見ればない。野放し状態ではないですか、いまの状態は。そこを聞いておる。
○政府委員(金丸信君) その問題につきましては、運輸省といたしましては警察権はないのは当然でございますが、そういう意味で警察庁のほうにそのお願いをいたしておるわけでございますが、ただ、こういうことがたびたび起きるということが人心に及ぼす影響、また一般に及ぼす影響というようなことを考えてみますと、このままで放任しておくということは絶対許されることではございません。一日も早くそういう犯人を発見するということに努力しなければならぬ。その面につきましては、運輸省といたしましてはその関係のいわゆる機動力はないわけでありますから、極力警察庁のほうにお願いをいたしまして、この問題を究明をしていただくよりほかに方法がない。ただ、運輸省といたしましても、国鉄に限らず私鉄に対しましてもこういう問題につきまして、いわゆる責任者に十分な関心を持ってこれに対処してほしいということだけは通達はいたしておるわけでありますが、何せ先ほど来申し上げましたように、守備範囲が広いというところに問題点はあろうと思いますし、また、いろいろこういう問題が派生的に起きてくるということは、非常にこれは運輸省としても重大な関心を持たなければならぬことは当然であると思うわけでありまして、なお今後この問題につきましては警察庁とも十分打ち合わせ、あるいは国鉄、私鉄経営者とも十分連絡をとって、万遺憾のない方法を講じたいと考えておる次第でございます。
○吉田忠三郎君 私鉄の側にどんなような指導をしたり――これはそのために監督局長なんというのがいるのだと思いますが、どういう監督をやっているのですかね、これは。
それからもう一つは、爆薬ですからね、爆発をさしたわけですから。爆薬が必要になってきますね。ですから、そういう火薬の取り扱いというものについて、それぞれ取り締まる法律がありますが、そうしたところと一体運輸省としては横の連携をどうとっているかね、問題は。
○政府委員(増川遼三君) つい最近におきましても、東京駅の駅頭におきまして爆発の事件がございました。それからそのあと四月十五日にひかり号事件があると、こういうようなことで、私どもといたしましては、草加次郎的な爆発物による事件というものの連鎖的に起こるということを非常におそれておるわけでございまして、こういったものが公共機関であります鉄道という施設の中で起こるということについて重大なる関心を持っておるわけでございまして、三月の末に起こりました事件の当時、国鉄に対しましても、また私鉄全体に対しましても、こういった事件の防止と予防ということにつきまして注意を喚起したところでございますが、なお今回の事件に対応いたしまして国鉄のとりました措置について申し上げますと、現地の三宮鉄道公安室をして兵庫県警察本部及び垂水警察署と連絡させまして情報の収集に当たらせたわけでございます。それから新幹線の全列車に対しまして警乗を行なうことといたしました。それから在来線の駅頭警備につきまして、危験品の持ち込み、不審者の発見にさらに努力をするというふうに指示を全国的に流したわけでございます。また、私鉄に対しましては大阪の陸運局長をして直ちに管内に対しまして警告を発した次第でございます。特に私鉄におきましては、職員中に国鉄におきますような公安職員というものを持っておりませんので、全面的にこういった犯罪捜査あるいは警備というものにつきましては警察当局にお願いせざるを得ないわけでございますけれども、事業者としては、特に改札係あるいは車掌等の手回り品の点検及び質問の励行、それから持ち込み禁止事項の駅頭掲示及び放送による周知徹底方法を講ずるというようなことで指導をいたしておるわけでございまして、こういった鉄道輸送機関の構内あるいは車内における犯罪の防止につきましては、鉄道公安職員並びに警察官のほうにお願いをいたしまして、今後とも厳重なる監視ということを続けてまいりまして、再びこのようなことが鉄道関係で起こるということにつきまして、われわれとして最も留意していきたいと考えておる次第でございます。
○委員長(天坊裕彦君) ちょっと吉田君、内海刑事局長が見えましたから……。
○吉田忠三郎君 私鉄に対して厳重な警告を発した、あるいは警察に対して厳重取り締まるようにお願いをして再びかような事故のないようにと、こうお話ししますが、そんなものは、どんなに警告の通達を出したって、いまの状態では再びかような事故のないようにするということにはいかぬと思いますよ、私鉄の場合は。ある程度国鉄の場合は、いまあなたの報告されたように、公安官制度というものを持っておりまして、自主的に全列車に警乗をさせておる。こういうことであればある程度防がれますけれども、いまのこの都市における輸送の状態を考えてみた場合に、たとえば国鉄にしてもそれで万全とは言い得ませんよ。ましてや、今度のこの私鉄の段階は、どうあなたがここで警告を発したとか何とか言ってみても、具体的にしからば私鉄側がこれに対応する措置をとっているかというと、できないし、していないのです。そうすると、これは無防備ですよ。だから、事故のたびに、事件が起きるたびに、ここへきてまことに遺憾に存じますと言うが、何も具体的にやっていないのだから、そんなものはオウム返しですよ。
そこで、警察庁の刑事局長ですか、局長がいま来ておりますが、あなた方は、何かこの国会周辺でちょっとしたデモでもやると、その数十倍も警察官がぞろぞろ来て、その必要もない、われわれから見ると必要もない人々が出動してくるが、こういう問題に対して、東京駅の場合あるいは新幹線の場合、いままたこういう事件が、起きたが、具体的に一体、警察は前の二件について、どういう捜査をやって、どうなっているのか。それから、きのう起きた問題ですが、これに対する対策をどうするのか。常日ごろ一体こういう事件に対してどう対処しているかということを、この際ここで聞かしていただきたいと思います。
○政府委員(内海倫君) 相次いで爆発あるいは爆発未遂事故が起こっておりまして、なお犯人の検挙に至っていないということにつきましては、はなはだ遺憾に存じておるところでありますが、東京駅の新幹線の売り場における爆発事故及びひかり号におきます爆発未遂事故につきましては、事件発生以来警視庁におきまして全力をあげてその捜査に従事しておるところでございます。新幹線の切符売り場の爆発事故につきましては、事件発生以来まず爆発に使われたものにつきましてのいろいろな遺留品につきましてその出所の究明ということで徹底した捜査を現在実施いたしておりますが、いまだ決定的な段階に至っておりません。何と申しましても、あの鉄の管一つの追及にいたしましてもたいへんな苦労を要しておるところであります。また、その他の遺留品から発見されるいろいろのものの出所の追及ということにつきましてもたいへんな時間と人手をかけまして続けておるところでございます。また、聞き込みにつきましては、新幹線の当日あの現場におられた人々をできるだけ残すことなくこれの発見につとめ、そういう人からいろいろ聞き込みをいたしておるのでありますが、これも犯人像をいろいろな人々からの聞き込みに行ってもとらえるに至っておりません。が、しかしながら、警視庁といたしましては何といたしましても犯人検挙に到達しなければならないということで苦心惨たんの努力をなお続けておるところでございます。ひかり号のほうの事件につきましても全く同様のことでございまして、まず、当日乗り合わせておった人々に対する聞き込み、あるいは当日、駅におりました人たちからの聞き込み、あるいは遺留されました源氏物語の本あるいはそれに装置いたしておりますいろいろな火薬類、これの出所につきまして追及するとともに、この源氏物語に指紋が数個残っておりますので、この指紋検出のためにも東京、愛知の両方の警察が当該指紋を発見するためにすでに何百万という指紋を当たりながら発見につとめておるのでありますが、これもまだ現在、指紋においても該当者に到達しておらない、こういうことで捜査はいろいろ苦心に苦心を重ねておりますが、いままだ犯人に到達するきわめて明るい見通しを申し上げることができないのをまことに申しわけないと思っております。
今回の、山陽電鉄におきます爆発事件につきましても、事件発生直後から捜査本部を現地に置きまして、兵庫県警察の捜査陣をあげて捜査にあたっておるところでありますが、現在、兵庫県警察において捜査の重点は、一つは、遺留されております爆発に使いました遺留品、これはいわゆる時限自爆装置を含めましてこれらについて究明をいたすとともに、それらの出所について捜査をいたしておるのであります。また、聞き込みにつきましては、当時、その電車に乗っておりました八十数名の乗客及び各駅におりましたいろいろな人々こういう人に対する聞き込みというふうなものを徹底して行なっているところであります。まあ私どもとしましては、見通しをここで軽々に申し上げることははなはだ軽卒でございますが、新幹線の二つの事件に比べますと地域的に非常に局限されておりますので、また、遺留品が、かなり捜査上有利な遺留品がたくさんありますので、何とか捜査を徹底して犯人に到達いたしたいということで、兵庫県警察は現在全力をあげて捜査中であります。私どものほうも、本庁といたしましていろいろな面で協力をすべく、科学警察研究所の専門官を派遣し、また私どものほうの係官も派遣して協力をいたしておるところでございます。
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