知ってる?ED75形機関車の話 交流電機の標準機
ED75は、常磐線平以北の機関車として開発されましたが、将来的には東北線全線での運用を考慮しており、その派生形式500番代や700番代で、奥羽・羽越本線や、北海道更には、300番代として九州でも活躍することとなりました。 実質的に、交流機関車の標準機と言える地位を確立しましたが、パワーエレクトロニクスが発達する前でしたので、サイリスタ制御ではなく、磁気増幅器による連続制御というアナログ制御で、サイリスタ制御のような位相制御を実現していました。(ED75-500番代は、サイリスタ制御を採用した唯一の例) 他にも、700番代は塩害防止対策として機器類を屋内にいれることで、屋根上をすっきりさせることに成功しています。
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